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関 由起子（セキ ユキコ）
| 教育学部 養護教諭養成課程 学校保健学講座 | 教授 |
業績情報
■ 論文- 社会的孤立状態にある薬害HIV感染血友病等患者への訪問看護師による健康訪問相談事業 : 事例分析による事業へのニーズと意義—Health Consultation Service by Visiting Nurses for Socially Isolated Individuals with Hemophilia and Injection Drug-Related HIV : Needs and Significance through Case Studies
関 由起子; 柿沼 章子
日本エイズ学会誌 = The journal of AIDS research / 日本エイズ学会 編, 巻：26, 号：3, 開始ページ：163, 終了ページ：167, 2024年08月, ［査読有り］
東京 : 日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, CiNii Books ID：AA11379941 - 教職志望の学生への一次救命処置に関する講義方法と課題―学校事故の実態理解と救命活動への自信の変化に着目して―
関 由起子; 桐淵 博
日本臨床救急医学会雑誌, 巻：27, 号：2, 開始ページ：93, 終了ページ：101, 2024年04月, ［査読有り］, ［筆頭著者］
目的：一次救命処置（basic life support；BLS）に関する実技講習受講経験のある教職志望学生に対して，学校事故の統計や学校事故の実例を講義に取り入れることにより，救命活動への自信がどのように変化するかを検討する。方法：A大学教育学部1年生対象の講義前後にアンケートを実施した。講義ではBLSの基本と効果に加え，体育活動時などにおける事故対応テキスト〜ASUKAモデル〜，学校事故統計，死亡・救命事例などについて説明した。結果：回答率は80.4％（316名）であった。実技講習の受講経験があるものは275名 （87.0％）であり，受講場所では中学校の授業がもっとも多かった（62.7％）。しかし，「救命活動ができる」と回答した割合は8.2％であった。救命活動への自信（11段階SD法）は，講義前後で平均3.8の上昇があり，多変量解析の結果，自信の変化理由を「やらなければという自覚が高まったから」と回答した場合に有意に自信が高かった。結論：学校での事故の実態と事例を理解することにより，子どものいのちを守ることが教員の使命との認識が高まり，救命活動への自信が高まることが明らかとなった。
一般社団法人 日本臨床救急医学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.11240/jsem.27.93
DOI ID：10.11240/jsem.27.93, ISSN：1345-0581, eISSN：2187-9001 - 一般教員の一次救命処置実践力向上を目指して—児童死亡事故の教訓を踏まえたさいたま市の取り組みの評価—
関 由起子; 桐淵 博
日本健康教育学会誌, 巻：29, 号：1, 開始ページ：28, 終了ページ：39, 2021年02月
目的：さいたま市教育委員会は児童死亡事故の教訓から事故対応テキスト「ASUKAモデル」を作成し，教職員の一次救命処置（basic life support: BLS）実践力向上に努めている．その取り組みの成果と課題について一般教員と養護教諭と比較しながら検討する．
方法：全さいたま市立学校の教員を対象に横断デザインにて無記名自記式質問紙調査を2018年に行った．166校中150校3,026名の回答があり，養護教諭152名，一般教員2,351名を分析した．
結果：一般教員の10回以上のBLS講習受講とBLSが出来るとの回答割合はともに約4割であった．しかし受講回数10回以上であるが不安／出来ないとの回答も約4割おり，その理由は緊急時の焦り，不適切なBLS実施，救命出来なかったときの責任であった．また，一般教員は養護教諭に比べBLS技術習得に力点が置かれ，緊急時の症状判断，判断に自信が無ければBLS継続，子どもの命を守る職務使命感の重要性の認識が低く，これらが低い場合にBLSが不安／出来ないと有意に回答していた．
結論：さいたま市の取り組みによりBLS受講回数向上に効果がみられた．しかし一般教員のBLS実践力には課題があり，学校事故事例等を用いた臨場感のある講習によりBLS処置継続の重要性の認識，職務使命感の育成，BLS実施への不安要因の除去を行うことが重要と示唆された．
日本健康教育学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.11260/kenkokyoiku.29.28
DOI ID：10.11260/kenkokyoiku.29.28, ISSN：1340-2560, eISSN：1884-5053, CiNii Articles ID：130007996233, CiNii Books ID：AA11480060 - 看護師の多重課題及び業務中断の検討 : Time and Motion Study、ビデオ分析法を用いて
関 由起子; 高山 智子
保健医療社会学論集, 巻：21, 号：1, 開始ページ：39, 終了ページ：51, 2010年
多重課題や業務中断は医療現場でのエラー発生の重要な要因であるが、その実態については十分把握されていない。本研究では看護師の多重課題と業務中断を病棟薬剤師と比較しながら数量的に明らかにし、改善策について検討した。民間病院の消化器病棟の看護師4名と病棟薬剤師2名への他形式連続観察法によるtime and motion study、及びナースステーションの1日ビデオ撮影を行い、業務数と中断回数、ナースコールと電話数を測定した。その結果、1時間あたりの業務数の平均は、看護師が39.3回、病棟薬剤師は19.8回であった。業務中断はそれぞれ9.3回/h、8.0回/hであった。ビデオ分析では1日のナースコール数が81回、電話数が47回でありすべて看護師が対応していた。以上の結果から、看護師は病棟薬剤師より多重課題や業務中断にさらされていることが明らかになった。医療の安全面からも、看護師の多重課題や業務中断を緩和するために、病棟薬剤師などの他職種の活用が求められる。
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.21.1_39
DOI ID：10.18918/jshms.21.1_39, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009841531, CiNii Books ID：AN10421975 - 日本の薬害HIV感染者への告知に関する実態と問題点
関由起子; 山崎喜比古; 井上洋二; 片山千栄; 吉井清子; 丸山由香; 木村知香子; 若林チヒロ; 瀬戸信一郎
保健医療社会学論集2005, 巻：11, 開始ページ：58, 終了ページ：68, 2005年, ［査読有り］
The purpose of this study is to find out how the medically induced HIV patients were notified of their HIV infection and what kinds of effects the way of notification had on the doctor-patient continuous relationship. Self-reporting questionnaires were mailed to approximately 500 patients. Response rate was about 57% (n=283), 238 were subjects in this study. Approximately 60% of the subjects did not receive the notifications until 1990, or five years later than the HIV antibody test became available in Japan. About 65% of them tended to blame the time of notification, and 67% of them did not have contact with doctor who prescribed unheated blood products to the patients. We discussed some causes of the lack or delay of the notification, and patients' evaluation of the notification.
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.11.0_58
DOI ID：10.18918/jshms.11.0_58, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863537, CiNii Books ID：AN10421975
- HIV陽性者におけるレクレーショナルドラッグの使用とソーシャルサポート・ストレス対処力との関連 Futures Japan第3回調査より
戸ヶ里 泰典; 井上 洋士; 高久 陽介; 大島 岳; 阿部 桜子; 細川 陸也; 塩野 徳史; 米倉 佑貴; 片倉 直子; 山内 麻江; 井上 智史; 関 由起子; 若林 チヒロ; 大木 幸子
日本エイズ学会誌, 巻：26, 号：4, 開始ページ：525, 終了ページ：525, 2024年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2025048366 - 日本国内在住のHIV陽性者におけるアルコール依存の実態と心理社会的要因
戸ヶ里 泰典; 井上 洋士; 高久 陽介; 阿部 桜子; 細川 陸也; 塩野 徳史; 関 由起子; 米倉 佑貴; 山内 麻江; 若林 チヒロ; 大木 幸子
日本公衆衛生学会総会抄録集, 巻：83回, 開始ページ：481, 終了ページ：481, 2024年10月
日本公衆衛生学会, 日本語
ISSN：1347-8060, 医中誌Web ID：YC10471070 - 社会的孤立状態にある薬害HIV感染血友病等患者への訪問看護師による健康訪問相談事業 事例分析による事業へのニーズと意義
関 由起子; 柿沼 章子
日本エイズ学会誌, 巻：26, 号：3, 開始ページ：163, 終了ページ：167, 2024年08月
HIV感染による偏見差別を起因とする社会的孤立状態にある薬害HIV感染血友病等患者(以下患者とする)は少なくなく,だれにも援助を求めることなく健康のみならず生活破綻をきたす場合もある。その患者の生活の質改善のための活動として,2014年に患者の居住地域の訪問看護師による医療行為を伴わない健康訪問相談事業が開始され,2024年3月末まで計22人が利用した。本研究では本事業へのニーズと意義を明らかにするために,健康訪問相談事業化のきっかけとなった支援困難事例と,事業開始後の類似事例を抽出し,支援状況について比較するための事例分析を行った。その結果,健康訪問相談では本事業担当の訪問看護師による伴走型支援が行われており,顕在化前の問題解決により患者の地域での生活維持に役立っていた。また,患者にとって地域における健康訪問相談事業は,地域で安心して暮らせるためのソーシャルキャピタルとも考えられた。(著者抄録)
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2025003625 - 学校での死亡事故ゼロを目指して 教員が救急処置を学ぶ意義と課題
関 由起子; 桐淵 博
日本臨床救急医学会雑誌, 巻：27, 号：3, 開始ページ：384, 終了ページ：384, 2024年07月
(一社)日本臨床救急医学会, 日本語
ISSN：1345-0581, eISSN：2187-9001, 医中誌Web ID：2024297070 - HIV陽性者に対するうつ傾向に対するソーシャルサポートネットワークの関連性
戸ヶ里 泰典; 井上 洋士; 高久 陽介; 大島 岳; 阿部 桜子; 細川 陸也; 塩野 徳史; 米倉 佑貴; 片倉 直子; 山内 麻江; 河合 薫; 井上 智史; 関 由起子; 若林 チヒロ; 大木 幸子
日本エイズ学会誌, 巻：25, 号：4, 開始ページ：403, 終了ページ：403, 2023年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2024182499 - HIV陽性者におけるうつ傾向に対するスティグマの認知およびソーシャルサポートの関連性
戸ヶ里 泰典; 井上 洋士; 高久 陽介; 大島 岳; 阿部 桜子; 細川 陸也; 塩野 徳史; 米倉 佑貴; 片倉 直子; 山内 麻江; 井上 智史; 河合 薫; 関 由起子; 若林 チヒロ; 大木 幸子
日本エイズ学会誌, 巻：25, 号：4, 開始ページ：459, 終了ページ：459, 2023年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2024182610 - 救命活動に対する養護教諭の「自信」 : 自己効力感と救命教育の重要性について<教育科学>
関 由起子; 桐淵 博
埼玉大学紀要. 教育学部, 巻：72, 号：2, 開始ページ：13, 終了ページ：25, 2023年09月
text
application/pdf
埼玉大学教育学部, 日本語
DOI：https://doi.org/10.24561/0002000190
DOI ID：10.24561/0002000190, eISSN：1881-5146 - どうする?小児の救命救急対応 新生児から思春期まで 教員志望の学生へのBLS教育のあり方と課題
関 由起子; 桐淵 博
日本臨床救急医学会雑誌, 巻：26, 号：3, 開始ページ：289, 終了ページ：289, 2023年07月
(一社)日本臨床救急医学会, 日本語
ISSN：1345-0581, eISSN：2187-9001, 医中誌Web ID：2023295015 - Improving School Teachers’ Confidence in Performing Basic Life Support : Effectiveness of Storytelling About School Accidents<教育科学>
関 由起子; 桐淵 博
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：72, 号：1, 開始ページ：1, 終了ページ：13, 2023年
type:text
Objective: This study explored the effective factors to improve the confidence of teachers in performing BLS, focusing on storytelling about school accidents.Methods: Quantitative analyses were conducted using data from questionnaires for 2,313 teachers who received BLS training annually in Saitama City where a student's death happened (repeated BLS training group) and 2,647 non-Saitama City teachers who attended BLS lectures which included school accident storytelling from the perspectives of the teachers and families of the students involved in the accidents, but it did not contain BLS skill training (school accidents lecture group).Results: The percentage of those who answered that they had confidence in performing BLS in an emergency was significantly higher in the repeated BLS training group (41.8%) than those in pre-lecture in the school accidents lecture group (34.8%). After the lectures of the school accidents lecture group, the mode of post-lecture confidence in performing BLS (0–10 Likert-type scales) was three points higher than that of pre-lecture confidence, and the difference was statistically significant. The factors related to the confidence in performing BLS in the school accidents lecture group were “understanding the epidemiology of school accidents”, “empathic understanding of school accident victims’ families”, “understanding to start cardiopulmonary resuscitation (CPR) even if a bystander is not sure about a pulse or breath”, “understanding that adverse events associated with CPR are very rare”, and “understanding that saving student lives from school accidents is the mission of teachers”. Contrarily, the teachers who answered “repeating BLS skill training was important” were related to having lower confidence to perform BLS.Conclusion: The results indicated that the simple BLS algorithm that does not need to assess for pulse and breathing, and understanding the safety of BLS might improve the confidence in performing BLS. In addition, understanding the victims’ feelings through real case stories, the epidemiology of school accidents, and the responsibility for saving student lives were related to high confidence in teachers because this can lead to increased motivation and skills to perform BLS. Hence, for teachers to improve their practical skills, explaining school accidents from the voice of teachers and victims should be included in BLS courses as well as skill training.
埼玉大学教育学部, 英語
DOI：https://doi.org/10.24561/00019875
DOI ID：10.24561/00019875, ISSN：1881-5146 - 社会的孤立状態にある薬害HIV感染被害患者への訪問看護師による健康訪問相談活動
関 由起子; 柿沼 章子; 久地井 寿哉; 岩野 友里
日本エイズ学会誌, 巻：24, 号：4, 開始ページ：366, 終了ページ：366, 2022年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2023200843 - HIV陽性者の自覚症状の推移と自覚症状数及び医療者とのコミュニケーションの関連性 過去3回のFutures Japan全国調査のデータより
山内 麻江; 井上 洋士; 板垣 貴志; 戸ヶ里 泰典; 細川 陸也; 阿部 桜子; 米倉 佑貴; 関 由起子; 大島 岳; 片倉 直子; 若林 チヒロ; 塩野 徳史; 井上 智史; 大木 幸子; 高久 陽介
日本エイズ学会誌, 巻：24, 号：4, 開始ページ：370, 終了ページ：370, 2022年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2023200850 - HIV陽性者における市販薬乱用の実態と背景 第3回Futures Japan調査より
戸ヶ里 泰典; 井上 洋士; 高久 陽介; 大島 岳; 阿部 桜子; 細川 陸也; 塩野 徳史; 米倉 佑貴; 片倉 直子; 山内 麻江; 河合 薫; 井上 智史; 関 由起子; 若林 チヒロ; 大木 幸子
日本エイズ学会誌, 巻：24, 号：4, 開始ページ：445, 終了ページ：445, 2022年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2023201000 - 薬害HIV感染血友病等患者への生活全体を包括する支援におけるHIVコーディネーターナースの役割
関 由起子; 大金 美和; 大杉 福子; 谷口 紅; 鈴木 ひとみ; 栗田 あさみ; 杉野 祐子; 久地井 寿哉; 岩野 友里; 柿沼 章子; 池田 和子; 田沼 順子; 潟永 博之; 岡 慎一; 藤谷 順子
日本エイズ学会誌, 巻：23, 号：4, 開始ページ：392, 終了ページ：392, 2021年11月
(一社)日本エイズ学会, 日本語
ISSN：1344-9478, 医中誌Web ID：2022127130 - なぜ養護教諭は保健室登校を受け入れるのか : 保健室登校の成立過程と養護教諭の葛藤<教育科学>
関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：70, 号：2, 開始ページ：79, 終了ページ：91, 2021年
type:text
This study aimed to explore why school nurses agree to care for students who refuse school yet come to their health rooms, and to examine how they cope with the difficulties of caring for such students all day on their own. Semi-structured interviews with five school nurses were conducted and used to analyze the data qualitatively. The results showed that the school nurses unwillingly accepted the students under the headteacher’s or parents’ orders. The school nurses used coping strategies to manage difficulties in caring for the students without the assistance of others. However, the long-term stay of the students caused the nurses to feel that the care had lost meaning. Interdisciplinary care teams and care meetings are needed to provide support for the students and promote school nurses’ physical and mental health.
埼玉大学教育学部, 日本語
DOI：https://doi.org/10.24561/00019391
DOI ID：10.24561/00019391, ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120007174105 - 保護者による軽微な怪我の処置の実態と処置方法の習得機会 学校-家庭における適切な処置の継続を目指して
関 由起子; 滝田 さやか
学校保健研究, 巻：62, 号：4, 開始ページ：225, 終了ページ：233, 2020年10月
(一社)日本学校保健学会, 日本語
ISSN：0386-9598, eISSN：2434-835X, 医中誌Web ID：2021035606 - 入院中の高校生への教育支援 : 大学生による学習支援ボランティアの意義と効果<教育科学>
増戸 南; 関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：68, 号：2, 開始ページ：7, 終了ページ：19, 2019年
type:text
Hospitalized high school students are unable to continue their schoolwork if their hospital does not have a high school educational system. Saitama Children’s Medical Center with a special needs education school has begun using university student volunteers to provide learning support to hospitalized high school students. This study aims to describe the learning methods used by university student volunteers and the effects of those methods on hospitalized high school students. Six university students and three special needs education school teachers were interviewed, while 23 university students were surveyed using an online survey tool. All participants were asked about the university student volunteers’ behaviors as well as the effects of those behaviors. Kinoshita’s Modified Grounded Theory Approach was applied to perform a qualitative analysis of the data from the interviews and online survey. Results showed that the university student volunteers were able to connect with the high school students by treating them like peers. This put the high-school students with serious illnesses at ease. We concluded that the learning support from university student volunteers was useful for the hospitalized high school students; it helped them improve their academic abilities as well as their mental stability, which gave them courage to face their condition.
埼玉大学教育学部, 日本語
DOI：https://doi.org/10.24561/00018698
DOI ID：10.24561/00018698, ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120006734074 - 家庭と学校における応急処置経験がもたらす教育的効果について 大学生への調査結果から
関 由起子; 滝田 さやか
日本公衆衛生雑誌, 巻：66, 号：1, 開始ページ：3, 終了ページ：14, 2019年01月
目的 応急処置の方法は時代とともに更新されているにもかかわらず、昔ながらの根拠のない処置が若い世代でも行われている状況がある。本研究では子どもたちがどのように軽微な怪我の処置方法を学んでいくのか、とくに家庭や学校で実際に見たり受けたりした処置経験の影響(教育的効果)について明らかにした。方法 A大学B学部の大学1年生全450人に擦り傷、捻挫、鼻出血、頭部打撲時の計25の処置(推奨される処置14項目、されない処置11項目)の実施状況とその情報の入手先(家庭、授業中や部活動、保健室、医療機関での処置経験、メディア情報)を調査票にて尋ねた。それぞれの処置実施状況を従属変数、処置方法情報の入手先を独立変数とする単変量および多変量解析にて関連性を分析した。結果 対象者450人中408人から有効回答があった。推奨されない処置のうち4項目(傷口の消毒、捻挫時の冷却スプレーやジェルの使用、鼻出血時にティッシュを鼻に詰める、頭部打撲時にたんこぶ程度であれば活動を再開する)が6割以上の割合で実施されていた。また推奨される処置のうち8項目(擦り傷に湿潤用パッドを貼付・ワセリン塗布・ラップ保護、捻挫時に負傷部位の圧迫や挙上、鼻出血時にガーゼや市販の鼻栓を詰める・鼻の周囲を冷却する、頭部打撲時に体温・呼吸・脈拍を確認する・一時間程度安静にする)において5割以下の実施率であった。処置方法の正誤にかかわらず、ほぼすべての処置の実施に家庭での処置経験が有意に影響していた。学校(授業中や部活動、保健室)で実施される処置方法は、推奨される処置のみならず、一部の推奨されない処置の実施にも有意に影響を与えており、子どもたち自身の処置実践に強い教育的効果をもたらすことが明らかになった。結論 家庭や学校で受けた処置の経験が子どもたちの処置実践に強い影響をもたらし、推奨されない処置が伝達されるきっかけとなっていた。その伝達を是正するためにも、子ども自身や保護者が正しい処置を行えるように学習機会を設けるとともに、学校での処置が科学的根拠に基づいた方法になるよう、養護教諭のみならず一般教員も科学的根拠のある処置方法を習得することが重要であることが示唆された。(著者抄録)
日本公衆衛生学会, 日本語
ISSN：0546-1766, eISSN：2187-8986, 医中誌Web ID：2019159982 - 小児がんおよびAYAがん患者の長期フォローアップの現状と展望 長期フォローアップ体制整備事業の開始を受けて 入院中の子どもたちの学校教育の現状と課題 高校生への学習支援の試みとその評価
関 由起子
日本小児血液・がん学会雑誌, 巻：55, 号：2, 開始ページ：148, 終了ページ：152, 2018年07月
小児がん患者の生存率は医学の進歩により飛躍的に向上し、成人し自立した人生を歩むことが出来るようになった。しかし、入院中の子どもたちへの学校教育への支援は不十分であり、将来の自立に負の影響を及ぼしている。本論では入院中の子どもたちの学校教育の課題を踏まえた上で、病弱の特別支援学校(小・中学校のみ)がセンター的機能を用いて行った、入院中の高校生への学習支援の取り組みと課題について論じる。A特別支援学校ではこの学習支援の目的を、1.学習空白をなくす、2.心理的安定および学習意欲を高める、3.在籍高校との所属感の維持継続を図ると定め、併設するB病院および高校生の在籍校と連携し、大学生ボランティアと共同で学習支援を行った。2016年度に支援を受けた生徒9名へのアンケートや関係者への発言等を質的に分析した結果、目的に対する効果が得られたことが明らかになった。特に大学生による支援は、高校生の心の安定に対して教員からの支援では得られない大きな成果が見られた。しかし、高等学校の制度に基づいた教育支援でないため、自己学習が困難な生徒や留年が懸念される生徒には十分な支援が出来ず、また病弱特有の"自立活動"を行うことが出来なかった。大学生ボランティアの導入にも様々な課題があるため、入院中の高校生への特別支援教育の制度体制の見直しが必須である。(著者抄録)
(一社)日本小児血液・がん学会, 日本語
ISSN：2187-011X, eISSN：2189-5384, 医中誌Web ID：2019022227 - 養護教諭に対する保護者の認識と期待<人文・社会科学>
関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：67, 号：2, 開始ページ：297, 終了ページ：306, 2018年
type:text
Although the school-nurse teacher in Japan (Yogo teacher) has developed uniquely for caring for students at school, students and their parents sometimes hardly understand the role of the teacher. The purpose of this study was to explore the thoughts of parents of students about who the Yogo teacher is and what roles do they expect the Yogo teacher to fulfill. An online survey was conducted with 1000 mothers of children in elementary and high schools across Japan. Results showed that over 80% mothers neither knew the formal name “Yogo teacher,” nor that the teacher must have a Yogo teacher license. About 60% thought that the teachers have nurse or public health nurse license. Those who thought that the teachers have nurse or public health nurse license significantly expected Yogo teachers to perform first aid. On the other hand, 6.6% mothers thought that the teachers do not need a special license and had no expectations from teachers. These results revealed that each parent had a different perception and expectations from the Yogo teacher. To identify the health needs of students and support them more effectively, Schools need to explain their functions and roles to students and their parents more often.
埼玉大学教育学部, 日本語
DOI：https://doi.org/10.24561/00018348
DOI ID：10.24561/00018348, ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120006533495 - 科学的根拠のある救急処置の実践を目指して : 応急処置の実践方法と保健室の備品との関係<人文・社会科学>
関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：67, 号：1, 開始ページ：193, 終了ページ：202, 2018年
type:text
Although medical treatment has progressed, school health supplies and equipment and school health teachers’ first aid skills have not kept up. The purpose of this study is to assess what health supplies and equipment are provided in schools and how school health teachers use them, and to discuss the problems pertaining to their use. The study is based on the results of a survey of school health teachers who attended a university extension course in 2016. The questionnaire listed 55 health supplies, including those used to monitor vital signs, cold treatments for sprains, medicines for internal and external use, antiseptics and disinfectants used to clean skin and wounds, and other medical equipment. The questionnaire asked the teachers if they had and used these supplies. Of the 80 teachers, 74 provided valid responses―a valid response rate of 92.5%. Results show that some schools lack basic medical equipment and that the first aid knowledge is inconsistent among teachers. More than 20 percent of the teachers did not have a sphygmomanometer to check blood pressure. Nearly all of the health rooms had eye patches and crutches. Some of the teachers used oxygen spray bottles for the treatment of dyspnea. When nosebleeds occurred, a nasal plug was frequently used before applying direct pressure. More than 90 percent of the teachers used cold patches for sprains. The teachers used medicines easily for high school students, even though the students study appropriate medicine use in health classes. These results suggest that teachers need to check their health supplies and equipment and to be trained to use them more efficiently.
埼玉大学教育学部, 日本語
DOI：https://doi.org/10.24561/00018048
DOI ID：10.24561/00018048, ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120006416611 - Can Education, Internet Use or Social Support Improve Health Literacy? : A Pilot Study of a Cross-sectional Population Survey in Japan<人文・社会科学>
関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：66, 号：1, 開始ページ：153, 終了ページ：165, 2017年
type:text
The revolution in information technologies has allowed people instant and equal access to health information. However, social support and socioeconomic status (SES), which all affect health literacy in the Internet era, has not been well documented in Japan. Therefore, the aim of this study is to evaluate whether education, Internet use, and social support affects health literacy among different age groups. This study is a secondary analysis using data gathered from 2,752 people aged 20 and over who participated in a cross-sectional population survey conducted in Japan in 2007. Three aspects of health literacy (finding, understanding, and evaluating) were assessed in terms of perceived self-efficacy. The results of a multivariate analysis of covariance indicated that although Internet use was correlated with high self-efficacy in finding health information, having informational social support was more strongly associated with self-efficacy in evaluating health information for all age groups. Education was statistically unrelated to self-efficacy with regard to all three abilities of health literacy among young adults. As such, Internet use, and informational social support appear to play a role in improving total health literacy for all age groups. Further studies are necessary in order to learn more about the effect of education on health literacy in the Internet era.
埼玉大学教育学部, 英語
DOI：https://doi.org/10.24561/00017807
DOI ID：10.24561/00017807, ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120006389422 - 学校における科学的根拠に基づいた応急処置の実施を目指して : 保健室における応急処置方法と処置法の習得先<教育科学>
滝田 さやか; 関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部, 巻：66, 号：2, 開始ページ：209, 終了ページ：221, 2017年
Although one of the important jobs of school health teachers is first aid, many of them have revealed a lack of confidence in their first aid skills not only in performing CPR but also treating common minor injuries. The purpose of this study was to explore how school health teachers perform first aid treatments of minor injuries as well as how they learned the skills for those treatments. The study conducted a questionnaire survey on the school health teachers of all primary schools in two districts and school health teachers who attended a university extension course. The questionnaire consisted of 14 skills of evidence-based treatment and 11 skills of non-evidence-based treatments of cuts and scratches, sprains, nosebleeds, and head injuries. The questionnaire asked the teachers whether or not they had performed those skills on their students. Of the 233 teachers, 161 provided valid responses (valid response rate 69.1%). The results revealed that 20 percent of the teachers performed evidence-based treatments for cuts and scratches, 80 percent for sprains, 90 percent for nosebleeds, and 70 percent for head injuries. To treat the students, the teachers sometimes used non-evidence-based treatments, which they learned these treatments from care they received at home, care they received in the school health room, and care received at medical institutions. To reduce the potentially adverse consequences of improper treatments being performed on the students, we discussed two main concerns: the varied information sources of the first aid knowledge and how school health teachers learn evidence-based practices.
埼玉大学教育学部, 日本語
ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120006364289 - Evaluating the Cancer Information Service : A qualitative study of evaluation criteria for the telephone service in Japan<人文・社会科学>
関 由起子; 高山 智子; 八巻 知香子
埼玉大学紀要. 教育学部, 巻：64, 号：1, 開始ページ：145, 終了ページ：154, 2015年
Although cancer is the leading cause of deaths in Japan, cancer information available to the public is still insufficient. A telephone service providing cancer information was recently initiated; however, the quality of this service has not yet been investigated. Therefore, the aim of this study was to establish the evaluation criteria for the telephone cancer information service in Japan. This study was conducted at the Cancer Telephone Information Service of the NPO Japan Clinical Research Support Unit. Seventeen calls were purposively chosen. Ten researchers reviewed the voice data and the transcripts of the calls, and used these to determine criteria to independently evaluate the quality of the information service. We held eleven meetings to discuss and develop the final criteria. We identified two main categories to evaluate information specialists' performance: (1) complying with center policy; (2) properly assessing the caller's needs and responding to them with appropriate information and support. We also included two main categories focusing on callers' reactions: (1) whether the caller's expressed needs were understood by the specialist and met with satisfactorily provided information and support; and (2) whether the caller was satisfied with the session overall. Twenty and nine sub-categories were set for the categories of information specialist and callers have, respectively. The results suggest the process of providing an information service needs to be evaluated from the viewpoints of both providers and users.
埼玉大学教育学部, 英語
ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120005572957 - がん専門相談支援に関する研究報告
高山智子; 熊谷たまき; 関由起子; 池口佳子; 八巻知賀子; 小郷祐子; 櫻井雅代; 松本総子; 澤井映美
厚生労働科学研究費補助金 がん臨床 研究事業相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 平成25年度研究報告書 研究代表者高山智子, 開始ページ：167～175,285～317, 終了ページ：67, 2014年03月 - 相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 6.小児がん拠点病院相談支援センターの教育,学習プログラムの開発に関する検討 がん専門相談員のための「小児がん就学の相談対応の手引き」の作成
高山智子; 八巻知香子; 熊谷たまき; 日下奈緒美; 塚越美和子; 野地由樹子; 関由起子; 池口佳子; 櫻井雅代; 小郷祐子; 松本聡子
相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 平成25年度 総括・分担研究報告書, 2014年
J-Global ID：201402266736583455 - 相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 6.小児がん拠点病院相談支援センターの教育,学習プログラムの開発に関する検討 小児がん拠点病院相談支援センター相談研修プログラム内容の検討
熊谷たまき; 高山智子; 八巻知香子; 関由起子; 池口佳子; 櫻井雅代; 澤井映美; 小郷祐子; 松本聡子
相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 平成24-25年度 総合研究報告書, 2014年
J-Global ID：201402288446355754 - 相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 6.小児がん拠点病院相談支援センターの教育,学習プログラムの開発に関する検討 がん専門相談員のための「小児がん就学の相談対応の手引き」の作成
高山智子; 八巻知香子; 熊谷たまき; 日下奈緒美; 塚越美和子; 野地由樹子; 関由起子; 池口佳子; 櫻井雅代; 小郷祐子; 松本聡子
相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 平成24-25年度 総合研究報告書, 2014年
J-Global ID：201402297557347032 - 相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 6.小児がん拠点病院相談支援センターの教育,学習プログラムの開発に関する検討 小児がん拠点病院相談支援センター相談研修プログラム内容の検討
熊谷たまき; 高山智子; 八巻知香子; 関由起子; 池口佳子; 櫻井雅代; 澤井映美; 小郷祐子; 松本聡子
相談支援センターの機能の評価と地域における活用に関する研究 平成25年度 総括・分担研究報告書, 2014年
J-Global ID：201402299282315146 - 終末期の電話相談における対応技術を明らかにするための事例研究<人文・社会科学>
関 由起子
埼玉大学紀要. 教育学部 = Journal of Saitama University. Faculty of Education, 巻：61, 号：2, 開始ページ：127, 終了ページ：138, 2012年
type:text
Background: Health workers sometimes feel uncomfortable interacting with a dying person. Helpline health workers have a more difficult time because they cannot use body language. Moreover, the inexperienced helpline workers are more likely to feel stress since their poor communication leads to high anxiety among callers. The aim of this study was to explore that what kind of difficulties inexperienced health workers have when they communicate with dying people or their relatives over the phone.Methods: This study was conducted at the Cancer Telephone Information Service in Japan. Twenty-two calls from dying patients or their relatives, which were automatically recorded, were purposely chosen. Eight calls were an experienced counselor’s cases, and 11 calls were inexperienced counselors’ cases. The calls were transcribed verbatim and were analyzed qualitatively using a constant comparative method.Results: These analyses revealed that inexperienced counselors sometimes (a) blocked callers who talked about dying, (b) could not use indirect expressions for die, (c) started to talk while the callers kept silent, (d) gave callers false hope or optimism, and (e) could express sympathy, but not give practical advice for callers.Conclusion: Although they have learned to how to communicate with dying people, theysometime cannot use some skills. Therefore, training using real cases is more effective to learn what kind of words or expressions callers use and how to react when callers talk about dying.
埼玉大学教育学部, 日本語
DOI：https://doi.org/10.24561/00017630
DOI ID：10.24561/00017630, CiNii Articles ID：120006389254 - 血友病とその治療に伴う合併症の克服に関する研究 薬害HIV感染被害者・家族等の現状からみた,血友病に係わる今後の課題及び課題克服への支援研究
柿沼章子; 井上佳世; 井上洋士; 北村弥生; 久地井寿哉; 関由起子; 玉井眞理子; 丹明彦; 長濱輝代
血友病とその治療に伴う合併症の克服に関する研究 平成23年度 総括・分担研究報告書, 開始ページ：107, 終了ページ：111, 2012年
日本語
J-Global ID：201202224560168945 - がん相談者の質問・疑問からの情報づくり 診療ガイドラインの情報との比較から.
高山智子; 八巻知香子; 関由起子; 瀬戸山陽子; 八重ゆかり
日本癌治療学会誌, 巻：45, 号：2, 開始ページ：700, 終了ページ：700, 2010年09月
ISSN：0021-4671 - 不明な指示に対して看護師はどう行動する? : 看護師の注射薬指示確認行動とチームエラー誘発要因に関する研究<人文・社会科学>
関 由起子; 高山 智子
埼玉大学紀要. 教育学部, 巻：59, 号：2, 開始ページ：201, 終了ページ：213, 2010年
Objective: The aim of this study was to clarify nurses' verification behavior when doctors' orders are ambiguous and when team error inducing factors exist.Method: A questionnaire survey was conducted in one university, and data was collected from student nurses, graduate nurses, and their colleagues. Two hundred and thirty subjects responded (total response rate: 75.4%).Results: Student nurses and other less experienced nurses tended to obey doctors even when unsure about the appropriateness of the orders given. Those orders that would not be harmful to the patient were followed more often. Moreover, student nurses administered harmful medicines without verification more often than experienced nurses did. When team error inducing factors existed, especially an excessive authority gradient, excessive professional courtesy, and cultures in which order confirmation between doctors and nurses was not a practice, student and graduate nurses tended to carry out doctors' orders.Conclusion: To prevent medical accidents, nurses should be able to detect, indicate, and correct errors. Programs focusing on assertiveness communication, collaborative order verification between doctors and nurses, and the identification of a risk profile for harmful medication errors will aid student and senior nurses in developing these skills.
埼玉大学教育学部, 日本語
ISSN：1881-5146, CiNii Articles ID：120002486961 - Should We Tell the Truth? Why Families in Japan Chose to Tell Their Loved Ones They Were Victims of Iatrogenic HIV Infection
Yukiko Seki; Yoshihiko Yamazaki; Yuri Mizota; Yoji Inoue
巻：19, 号：6, 開始ページ：723, 終了ページ：731, 2009年06月
Japanese families traditionally avoid disclosing diagnoses of terminal illnesses to patients, seeking to protect the patient from emotional pain and shock. Using awareness theory, in this study we aimed to investigate the attitudes toward disclosure among bereaved families of Japanese hemophiliacs with iatrogenic HIV/AIDS. Semistructured interviews were conducted with 34 bereaved family members. Qualitative content analysis centered around three main issues: (a) family attitudes toward physician nondisclosure of HIV diagnosis; (b) family attitudes regarding the consequences of nondisclosure; and (c) family attitudes regarding the impact of nondisclosure on patient-family relationships. Our findings suggest that families favored disclosure because they felt that knowledge of the iatrogenic HIV infection would benefit the patient.
英語
DOI：https://doi.org/10.1177/1049732309334250
DOI ID：10.1177/1049732309334250, ISSN：1049-7323, eISSN：1552-7557, Web of Science ID：WOS:000265956600001 - HIV感染者の就労
関由起子
Pharma Medica, 巻：27, 号：4, 開始ページ：57, 終了ページ：60, 2009年 - How families in Japan view the disclosure of terminal illness: a study of iatrogenic HIV infection
Yukiko Seki; Yoshihiko Yamazaki; Yuri Mizota; Yoji Inoue
巻：21, 号：4, 開始ページ：422, 終了ページ：430, 2009年
Physicians in Japan typically do not disclose diagnoses of terminal illnesses to patients, in deference to the wishes of family members. Nonetheless, some evidence indicates that relatives of patients with iatrogenic HIV infection would prefer patient disclosure. We collected survey data from 314 family members in 225 households of hemophiliac patients who died from illnesses related to iatrogenic HIV infection in order to examine current attitudes toward patient disclosure in Japan. Family members reported that the diagnosis of iatrogenic HIV infection was disclosed to the patient by the primary physician in 32.8% of cases, by the family in 8.3% of cases, and not disclosed in 26.4% of cases. The majority of families indicated that the timing of the physician's disclosure occurred too late. Multivariate analysis indicated that families wished that patients had been informed of the diagnosis, despite the stigma associated with HIV in Japan. Furthermore, many families blamed the physician for the infection and fatality in those cases in which the physician did not convey feelings of regret. These results have important clinical ramifications to the practice of disclosing terminal diagnoses in Japan.
英語
DOI：https://doi.org/10.1080/09540120802282578
DOI ID：10.1080/09540120802282578, ISSN：0954-0121, eISSN：1360-0451, Web of Science ID：WOS:000265579600003 - HIV感染者の就労
関由起子
巻：27, 号：4, 開始ページ：57, 終了ページ：60, 2009年 - Should We Tell the Truth? Why Families in Japan Chose to Tell Their Loved Ones They Were Victims of Iatrogenic HIV Infection
Seki Y; Yamazaki Y; Mizota Y; Inoue Y
巻：19, 号：6, 開始ページ：723, 終了ページ：31, 2009年, ［国際誌］
Japanese families traditionally avoid disclosing diagnoses of terminal illnesses to patients, seeking to protect the patient from emotional pain and shock. Using awareness theory, in this study we aimed to investigate the attitudes toward disclosure among bereaved families of Japanese hemophiliacs with iatrogenic HIV/AIDS. Semistructured interviews were conducted with 34 bereaved family members. Qualitative content analysis centered around three main issues: (a) family attitudes toward physician nondisclosure of HIV diagnosis; (b) family attitudes regarding the consequences of nondisclosure; and (c) family attitudes regarding the impact of nondisclosure on patient-family relationships. Our findings suggest that families favored disclosure because they felt that knowledge of the iatrogenic HIV infection would benefit the patient.
英語
DOI：https://doi.org/10.1177/1049732309334250
DOI ID：10.1177/1049732309334250, PubMed ID：19332640 - How families in Japan view the disclosure of terminal illness: a study of iatrogenic HIV infection
Seki Y; Yamazaki Y; Mizota Y; Inoue Y
巻：21, 号：4, 開始ページ：422, 終了ページ：30, 2009年, ［国際誌］
Physicians in Japan typically do not disclose diagnoses of terminal illnesses to patients, in deference to the wishes of family members. Nonetheless, some evidence indicates that relatives of patients with iatrogenic HIV infection would prefer patient disclosure. We collected survey data from 314 family members in 225 households of hemophiliac patients who died from illnesses related to iatrogenic HIV infection in order to examine current attitudes toward patient disclosure in Japan. Family members reported that the diagnosis of iatrogenic HIV infection was disclosed to the patient by the primary physician in 32.8% of cases, by the family in 8.3% of cases, and not disclosed in 26.4% of cases. The majority of families indicated that the timing of the physician's disclosure occurred too late. Multivariate analysis indicated that families wished that patients had been informed of the diagnosis, despite the stigma associated with HIV in Japan. Furthermore, many families blamed the physician for the infection and fatality in those cases in which the physician did not convey feelings of regret. These results have important clinical ramifications to the practice of disclosing terminal diagnoses in Japan.
英語
DOI：https://doi.org/10.1080/09540120802282578
DOI ID：10.1080/09540120802282578, PubMed ID：19401864 - Working condition factors associated with time pressure of nurses in Japanese hospitals
Yukiko Seki
巻：50, 号：2, 開始ページ：181, 終了ページ：190, 2008年03月
In Japan, the most common reason for medical errors is a lack of cross-checking. To prevent errors, efforts to strengthen cross-checking behaviors are being adopted. However, time pressures also lead to errors, and increasing cross-checking activities leads to an increased workload and even greater time pressures. The purpose of this study was to identify working conditions that lead to time pressure for nurses, and to find ways to reduce time pressure and prevent subsequent errors. Self-reporting questionnaires were distributed over 10 days to 416 nurses working in 17 wards at two hospitals
357 nurses (85.8%) responded anonymously, providing data on 2,150 person-days. In multivariate analyses, medical support services and the number of nurse calls answered were associated with subjective assessments of time pressures and nursing service delays due to busyness. Moreover, working the "evening-day shift" (when a nurse works a day shift after working the evening shift with no days off in between) led to a high level of fatigue before work and was associated with nursing service delays due to busyness. Reducing time pressures and preventing errors requires an adequate number of nurses, shift plans that consider rest periods and order of rotation, increased task discretion for nurses, and the prevention of chronic fatigue.
英語
DOI：https://doi.org/10.1539/joh.L7031
DOI ID：10.1539/joh.L7031, ISSN：1341-9145, CiNii Articles ID：110006680536, PubMed ID：18403869, SCOPUS ID：43549101137 - 医療機関における患者主導型の情報提供システムの可能性に関する研究
関由起子
総合研究機構研究プロジェクト研究成果報告書, 巻：6 (平成19年度), 2008年 - Working condition factors associated with time pressure of nurses in Japanese hospitals.
関由起子
Journal of Occupational Health, 巻：50, 号：2, 開始ページ：181, 終了ページ：190, 2008年
DOI：https://doi.org/10.1539/joh.L7031
DOI ID：10.1539/joh.L7031, ISSN：1341-9145, CiNii Articles ID：110006680536 - 医療機関における患者主導型の情報提供システムの可能性に関する研究
関由起子
巻：6 (平成19年度), 2008年 - 7年の追跡研究に見る薬害HIV感染患者のSOCの変化要因と効果
八巻 知香子; 若林 チヒロ; 伊藤 美樹子; 山崎 喜比古; 関由 起子; 戸ヶ里 泰典; 溝田 友里
日本健康教育学会誌, 巻：15, 開始ページ：220, 終了ページ：221, 2007年06月
日本健康教育学会, 日本語
ISSN：1340-2560, CiNii Articles ID：120005624550, CiNii Books ID：AA11480060 - 医療従事者及び患者の視点からみた医療安全構築のための研究
関由起子
総合研究機構研究プロジェクト研究成果報告書, 巻：5 (18年度), 開始ページ：400, 終了ページ：401, 2007年 - 医療従事者及び患者の視点からみた医療安全構築のための研究
関由起子
巻：5 (18年度), 開始ページ：400, 終了ページ：401, 2007年 - The intent and practice of condom use among HIV-positive men who have sex with men in Japan
Yoji Inoue; Yoshihiko Yamazaki; Masahiro Kihara; Chihiro Wakabayashi; Yukiko Seki; Seiichi Ichikawa
巻：20, 号：11, 開始ページ：792, 終了ページ：802, 2006年11月
To evaluate the intent and practice of condom use among Japanese HIV-positive men who have sex with men (MSM), a survey using anonymous questionnaires was carried out and 117 respondents were investigated. For anal sex and oral sex, respectively, 58.1% and 15.2% intended to use condoms and 47.2% and 12.4% used condoms all of the time. The intent of condom use decisively affected the practice of condom use and was closely related to the perceived risk level of HIV/sexually transmitted (STI) transmission. In anal sex, willingness to protect sexual partners from HIV infection was strongly related not only to the intent but also to the practice. Enhancement of willingness to protect oneself from STI was suggested to enhance willingness to protect his/her sexual partners from HIV infection with secondary enhancement of the intent or the practice of condom use. Specific support of MSM with HIV for improving the intent and practice of condom use is urgently needed.
英語
DOI：https://doi.org/10.1089/apc.2006.20.792
DOI ID：10.1089/apc.2006.20.792, ISSN：1087-2914, Web of Science ID：WOS:000242651800007 - Effects of working conditions on intravenous medication errors in a Japanese hospital
Yukiko Seki; Yoshihiko Yamazaki
巻：14, 号：2, 開始ページ：128, 終了ページ：139, 2006年03月
Aim The aim of this study was to explore quantitatively which working conditions influence the occurrence of medical near-miss errors related to intravenous medication at a hospital in Japan. Background Although working conditions such as stress, fatigue and inexperience have been reported to contribute to medical errors, countermeasures to these conditions have been delayed, and working conditions have deteriorated in many Japanese medical sites. Methods A self-reporting questionnaire analysing working conditions that can lead to near-miss errors relating to intravenous medication was sent to 90 nurses working in four wards of one Japanese hospital in 2001. Eighty-eight subjects responded (response rate: 97.8%). Among 534 person-days in which 88 nurses attended works, 525 person-days of data were used for the analyses. Results Among 525 person-days, the number of near-miss errors was 94 (17.9%). There was no significant difference in the occurrence of near-miss errors among the three shifts (day shift, 19.2%
evening shift, 19.2%
night shift, 12.5%). During the day shift, errors were reported at a significantly higher frequency when the nursing services were delayed longer due to workload. During the evening shift, errors were reported when the nursing services were delayed longer due to workload and when years of experience at the current ward were shorter. In addition, nurses whose perceived level of fatigue before work was lower during the day shift, and nurses whose years of experience as a nurse were longer and who had longer sleep duration during the evening shift experienced near-miss errors with a significantly higher frequency than other nurses. These latter factors could be important conditions that encourage the detection of errors before they occur. Conclusions Workload and lack of experience at the current ward are two conditions that can lead to errors. Furthermore, lack of fatigue and long experience as a nurse may help encourage the detection of errors before they occur. It is important to improve working conditions so that health care workers can detect errors before patients are harmed and decrease the number of errors that occur. © 2006 Blackwell Publishing Ltd.
英語
DOI：https://doi.org/10.1111/j.1365-2934.2006.00597.x
DOI ID：10.1111/j.1365-2934.2006.00597.x, ISSN：0966-0429, PubMed ID：16487424, SCOPUS ID：33645150994 - Effects of working conditions on intravenous medication errors in a Japanese hospital.
Seki Y; Yamazaki Y
巻：14, 開始ページ：128, 終了ページ：139, 2006年
DOI：https://doi.org/10.1111/j.1365-2934.2006.00597.x
DOI ID：10.1111/j.1365-2934.2006.00597.x - The intent and practice of condom use among HIV-positive men who have sex with men in Japan
Inoue Y; Yamazaki Y; Kihara M; Wakabayashi C; Seki. Y; Ichikawa S
巻：20, 号：11, 開始ページ：792, 終了ページ：802, 2006年, ［国際誌］
To evaluate the intent and practice of condom use among Japanese HIV-positive men who have sex with men (MSM), a survey using anonymous questionnaires was carried out and 117 respondents were investigated. For anal sex and oral sex, respectively, 58.1% and 15.2% intended to use condoms and 47.2% and 12.4% used condoms all of the time. The intent of condom use decisively affected the practice of condom use and was closely related to the perceived risk level of HIV/sexually transmitted (STI) transmission. In anal sex, willingness to protect sexual partners from HIV infection was strongly related not only to the intent but also to the practice. Enhancement of willingness to protect oneself from STI was suggested to enhance willingness to protect his/her sexual partners from HIV infection with secondary enhancement of the intent or the practice of condom use. Specific support of MSM with HIV for improving the intent and practice of condom use is urgently needed.
英語
DOI：https://doi.org/10.1089/apc.2006.20.792
DOI ID：10.1089/apc.2006.20.792, ISSN：1087-2914, PubMed ID：17134353 - 薬害HIV感染患者とその家族への質問紙調査報告書〜薬害HIV感染被害を受けた患者とその家族のいま〜
伊藤美樹子; 山崎喜比古; 井上洋士; 九津見雅美; 清水由香; 関由起子; 戸ヶ里泰典; 濱松渓子; 的場智子; 若林チヒロ; 江口依里; 溝田友里; 八巻知香子; 楠永敏恵
薬害HIV感染被害者 (患者・家族) 生活実態調査委員会, 2006年 - 誤薬事故を防止するために Ⅱ 防護機能に影響するエラー誘発条件
関由起子; 山崎喜比古
保健医療社会学論集, 巻：16, 号：1, 開始ページ：37, 終了ページ：49, 2005年
本研究は注射業務の防護が機能不全となる条件を明らかにするために、3病院12病棟の看護師を対象に41例のエラーに関する面接調査を行い、防護機能毎にエラー誘発条件を検討した。その結果、防護機能の「指示内容と各段階での作業内容との照合確認」は、業務過多による時間切迫、業務中断、文字情報によるコミュニケーションの不備、知識・経験不足、「次の段階における担当者への業務終了合図と情報伝達」は、文字情報、及び職種間のコミュニケーションの不備、「適切な作業行為の保証」は、業務過多による時間切迫、知識・経験不足、実施困難な業務内容、責任の所在が不明確な業務、患者の非協力・協力不能、「指示内容の妥当性の検討」は、職種間のコミュニケーション不足、知識・経験不足というエラー誘発条件が存在した。すべての防護が機能することが事故防止には必須であり、事故防止対策には防護機能毎に応じたエラー誘発条件への対応が重要であることが明らかになった。
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.16.1_37
DOI ID：10.18918/jshms.16.1_37, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863654, CiNii Books ID：AN10421975 - 日本の医療機関における労働環境要因とエラー発生に関する研究
関由起子
The Kitakanto Medical Journal, 巻：55, 号：1, 開始ページ：45, 終了ページ：46, 2005年
DOI：https://doi.org/10.2974/kmj.55.45
DOI ID：10.2974/kmj.55.45, ISSN：1343-2826, CiNii Articles ID：110001494332 - 誤薬事故を防止するためにII : 防護機能に影響するエラー誘発条件
関 由起子; 山崎 喜比古
保健医療社会学論集, 巻：16, 号：1, 開始ページ：37, 終了ページ：49, 2005年
本研究は注射業務の防護が機能不全となる条件を明らかにするために、3病院12病棟の看護師を対象に41例のエラーに関する面接調査を行い、防護機能毎にエラー誘発条件を検討した。その結果、防護機能の「指示内容と各段階での作業内容との照合確認」は、業務過多による時間切迫、業務中断、文字情報によるコミュニケーションの不備、知識・経験不足、「次の段階における担当者への業務終了合図と情報伝達」は、文字情報、及び職種間のコミュニケーションの不備、「適切な作業行為の保証」は、業務過多による時間切迫、知識・経験不足、実施困難な業務内容、責任の所在が不明確な業務、患者の非協力・協力不能、「指示内容の妥当性の検討」は、職種間のコミュニケーション不足、知識・経験不足というエラー誘発条件が存在した。すべての防護が機能することが事故防止には必須であり、事故防止対策には防護機能毎に応じたエラー誘発条件への対応が重要であることが明らかになった。
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.16.1_37
DOI ID：10.18918/jshms.16.1_37, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863654, CiNii Books ID：AN10421975 - 日本の医療機関における労働環境要因とエラー発生に関する研究
関由起子
北関東医学会, 巻：55, 号：1, 開始ページ：45, 終了ページ：46, 2005年
DOI：https://doi.org/10.2974/kmj.55.45
DOI ID：10.2974/kmj.55.45, ISSN：1343-2826, CiNii Articles ID：110001494332 - Sexual activities and social relationships of people with HIV in Japan
Y Inoue; Y Yamazaki; Y Seki; C Wakabayashi; M Kihara
巻：16, 号：3, 開始ページ：349, 終了ページ：362, 2004年04月
Sixty-one Japanese with sexually transmitted HIV were investigated to clarify the state of, and difficulties in, their sexual activities and social relationships. The study revealed the following difficulties in social relationships due to HIV infection. Thirty-one per cent had experienced discrimination or breach of confidentiality. Self-restriction due to anxiety over discrimination was observed in approximately 90%, and the self-restriction score tended to be higher in those who were not employed, those with economic problems, those who were in a relatively poor state of health, those who had developed AIDS and those who had previously experienced discrimination or breach of confidentiality. The experience of discrimination or breach of confidentiality, and the experience of receiving negative support tended to increase as the respondents had a wider emotional support network. About 60% were dissatisfied with their sex lives, and the degree of satisfaction was significantly lower in those who had fewer sexual contacts and those who had a suppressive attitude toward sexual contacts. A low degree of satisfaction with sex life was found to be an important factor that escalates the level of depression or anxiety.
英語
DOI：https://doi.org/10.1080/09540120410001665358
DOI ID：10.1080/09540120410001665358, ISSN：0954-0121, Web of Science ID：WOS:000220803500008 - 誤薬事故を防止するために 注射業務過程と防護機能の検討
関由起子; 山崎喜比古
保健医療社会学論集, 巻：15, 号：1, 開始ページ：25, 終了ページ：38, 2004年
本研究は、注射業務のエラーを発生させる業務過程と防護の欠陥を明らかにするために、4病院14病棟とその病棟に所属する看護師を対象とし、業務観察、聞き取り調査、質問紙調査、エラー事例面接を行い、多側面から業務分析を行った。その結果、8つの注射業務段階を医師、薬剤師、看護師が順に担っていたが、全体をみるとエラーを最小にする単純化、標準化、可視性、可逆性に乏しい業務過程であった。注射業務過程に存在する防護は、指示内容と各段階で扱う薬剤情報との照合確認、次段階の担当者への業務終了合図と情報伝達、適切な作業行為の保障、指示内容の妥当性の検討の4つが抽出された。しかし各防護の手段は一つであり、エラーが他で発見・訂正されるシステムは存在せず、多重の防護は存在しなかった。有効な事故防止対策立案には業務分析が必須であり、エラーの発生を最小限にする業務過程の構築と、エラー防護の欠陥を改善することが重要であった。
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.15.1_25
DOI ID：10.18918/jshms.15.1_25, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863641, CiNii Books ID：AN10421975 - Psychosocial factors related to climacteric symptoms of women in Tokyo
Kusunaga Watanabe T; Yamazaki Y; Takayama T; Ryu J; Seki Y; Inoue Y; Kumagai T
The Japanese Journal of Health and Human Ecology, 巻：70, 号：6, 開始ページ：235, 終了ページ：244, 2004年
Objective: To clarify the psychosocial factors related to climacteric symptoms of Japanese women in Tokyo. Methods: Targeting 400 female Tokyo residents aged between 45 and 54, we conducted a mail-and-pick-up survey using self-recording questionnaire sheets in June 1999. The number of the subjects of the analysis was 280 (response rate: 70.0%). We carried out multiple regression analysis by using psychosocial and physiological factors as independent variables. For dependent variables, we used the total symptom point, a sum of 17 climacteric symptoms, as well as the points of a group of three symptom types obtained by factor analysis: vasomotor, neuropsychological and somatic. Results: Subjects with a spouse had a higher vasomotor symptom point than those without. Part-time workers had a lower total symptom point and a lower neuropsychological symptom point than non-working subjects. Subjects who participated in two or more social activities had a lower neuropsychological symptom point than non-participants. Those who strongly felt "menopause has a major impact on one's life" had a higher total symptom point and a higher somatic symptom point. Conclusions: As seen in previous studies, climacteric symptoms of Japanese women are often observed among women with negative attitudes toward menopause and the climacteric. A new finding was that climacteric symptoms are less seen among those with a spouse, part-time workers, and participants in two or more social activities.
The Japanese Society of Health and Human Ecology, 英語
DOI：https://doi.org/10.3861/jshhe.70.235
DOI ID：10.3861/jshhe.70.235, ISSN：0368-9395, CiNii Articles ID：10026951723, CiNii Books ID：AN00236886 - 誤薬事故を防止するために : 注射業務過程と防護機能の検討
関 由起子; 山崎 喜比古
保健医療社会学論集, 巻：15, 号：1, 開始ページ：25, 終了ページ：38, 2004年
本研究は、注射業務のエラーを発生させる業務過程と防護の欠陥を明らかにするために、4病院14病棟とその病棟に所属する看護師を対象とし、業務観察、聞き取り調査、質問紙調査、エラー事例面接を行い、多側面から業務分析を行った。その結果、8つの注射業務段階を医師、薬剤師、看護師が順に担っていたが、全体をみるとエラーを最小にする単純化、標準化、可視性、可逆性に乏しい業務過程であった。注射業務過程に存在する防護は、指示内容と各段階で扱う薬剤情報との照合確認、次段階の担当者への業務終了合図と情報伝達、適切な作業行為の保障、指示内容の妥当性の検討の4つが抽出された。しかし各防護の手段は一つであり、エラーが他で発見・訂正されるシステムは存在せず、多重の防護は存在しなかった。有効な事故防止対策立案には業務分析が必須であり、エラーの発生を最小限にする業務過程の構築と、エラー防護の欠陥を改善することが重要であった。
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.15.1_25
DOI ID：10.18918/jshms.15.1_25, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863641, CiNii Books ID：AN10421975 - Psychosocial factors related to climacteric symptoms of women in Tokyo
Kusunaga Watanabe Toshie; Yamazaki Yoshihiko; Takayama Tomoko; RYU Jaejeong; SEKI Yukiko; INOUE Yoji; KUMAGAI Tamaki
民族衞生, 巻：70, 号：6, 開始ページ：235, 終了ページ：244, 2004年
Objective: To clarify the psychosocial factors related to climacteric symptoms of Japanese women in Tokyo. Methods: Targeting 400 female Tokyo residents aged between 45 and 54, we conducted a mail-and-pick-up survey using self-recording questionnaire sheets in June 1999. The number of the subjects of the analysis was 280 (response rate: 70.0%). We carried out multiple regression analysis by using psychosocial and physiological factors as independent variables. For dependent variables, we used the total symptom point, a sum of 17 climacteric symptoms, as well as the points of a group of three symptom types obtained by factor analysis: vasomotor, neuropsychological and somatic. Results: Subjects with a spouse had a higher vasomotor symptom point than those without. Part-time workers had a lower total symptom point and a lower neuropsychological symptom point than non-working subjects. Subjects who participated in two or more social activities had a lower neuropsychological symptom point than non-participants. Those who strongly felt "menopause has a major impact on one's life" had a higher total symptom point and a higher somatic symptom point. Conclusions: As seen in previous studies, climacteric symptoms of Japanese women are often observed among women with negative attitudes toward menopause and the climacteric. A new finding was that climacteric symptoms are less seen among those with a spouse, part-time workers, and participants in two or more social activities.
The Japanese Society of Health and Human Ecology, 英語
DOI：https://doi.org/10.3861/jshhe.70.235
DOI ID：10.3861/jshhe.70.235, ISSN：0368-9395, CiNii Articles ID：10026951723, CiNii Books ID：AN00236886 - Sexual activities and social relationships of people with HIV in Japan
Inoue Y; Yamazaki Y; Seki Y; Wakabayashi C; Kihara M
巻：16, 開始ページ：349, 終了ページ：362, 2004年
DOI：https://doi.org/10.1080/09540120410001665358
DOI ID：10.1080/09540120410001665358 - 「ミスを活かす」総合的な事故防止／安全対策.
飯田裕康; 関由起子
労働の科学, 巻：58, 開始ページ：209, 終了ページ：214, 2003年 - 「ミスを活かす」総合的な事故防止／安全対策.
飯田裕康; 関由起子
巻：58, 開始ページ：209, 終了ページ：214, 2003年 - How HIV infected haemophiliacs in Japan were informed of their HIV-positive status
Y Seki; Y Yamazaki; Y Inoue; C Wakabayashi; S Seto
巻：14, 号：5, 開始ページ：651, 終了ページ：664, 2002年10月
The purpose of this study is to find out how HIV-infected haemophiliacs were informed and notified of their HIV infection. Self-reporting questionnaires were mailed to approximately 500 patients, about one half of the haemophiliac patients with HIV in Japan. The response rate was about 57% (n=283); and 270 (male=269) patients, apart from secondary and tertiary infected patients, were eligible as subjects for the study. The mean age was 31.2+/-69.9 years. Of these subjects, approximately 60% did not receive explanation regarding the risk of HIV infection via unheated blood products. More than 60% did not receive notification until 1990, or five years after the test became available in Japan. Contents of the explanations being given at the time of notifications were poor. In this paper, some problems of notifications of medically induced HIV are discussed, and the lack or delay of explanation/notification is concluded to be a consequence of the paternalistic attitudes of Japanese physicians and the iatrogenic nature of HIV infection.
英語
DOI：https://doi.org/10.1080/0954012021000005489
DOI ID：10.1080/0954012021000005489, ISSN：0954-0121, Web of Science ID：WOS:000178466900008 - Physician-patient communication and patient satisfaction in Japanese cancer consultations
H Ishikawa; T Takayama; Y Yamazaki; Y Seki; N Katsumata
巻：55, 号：2, 開始ページ：301, 終了ページ：311, 2002年07月
Over the past few decades, physician-patient communication has been intensively studied in western countries, because of its importance for the physician-patient relationship and patient health outcomes. Although various concepts and models of this relationship have recently been introduced in Japan, there are few studies on Japanese physician-patient interaction. The purpose of this study is to describe characteristics of physician-patient communication in a Japanese cancer consultation, and to examine the relation of this interaction with patient satisfaction. One hundred and forty cancer outpatients and twelve physicians were included. The Roter Interaction Analysis System (RIAS), one of the most frequently used systems for analyzing physician-patient interaction, was applied. physicians made more utterances directing the interaction than patients did, and their discussion was largely focused on biomedical topics. It can be concluded that the structure of the physician-patient interaction in our study was basically similar to those in previous western studies, although some differences were also found. The relation between physician-patient communication and patient satisfaction was generally consistent with previous studies. Patients were more satisfied with consultations in which the physician used more open-ended questions. On the other hand, physician direction and encouragement was negatively associated with patient satisfaction. Also, patients who asked more questions were less satisfied with the consultation. (C) 2002 Elsevier Science Ltd. All rights reserved.
英語
DOI：https://doi.org/10.1016/S0277-9536(01)00173-3
DOI ID：10.1016/S0277-9536(01)00173-3, ISSN：0277-9536, Web of Science ID：WOS:000176646300010 - ルポルタージュ 柳田邦男氏の「医療におけるリスクマネジメントの現状と方向性」を聞いて
関 由起子
労働の科学 = Digest of science of labour, 巻：57, 号：2, 開始ページ：131, 終了ページ：133, 2002年02月
東京 : 大原記念労働科学研究所, 日本語
ISSN：0035-7774, CiNii Articles ID：40003895340, CiNii Books ID：AN00256522 - 壮年女性の心身症状の原因帰属のさせ方と対処方法への評価－都内某区における検討－
高山智子; 山崎喜比古; 柳在貞; 関由起子; 楠永敏惠; 井上洋士; 熊谷たまき
日本民族衛生学会誌, 巻：68, 号：3, 開始ページ：77, 終了ページ：92, 2002年
This paper explores lay perceptions of health. The purposes of this study are, how women attribute the causality of their symptoms and what kind of coping behavior they think is useful to relieve their symptoms, whether the etiologies related to their coping behavior, and what variables relate to their etiologies and intentions to relieve their symptoms. The subjects were 243 women aged 45-55, randomly sampled throughout Tokyo. Results showed that women's belief system about their symptoms are more internal, such as age or menopause, than external, such as family and community stress. The two most common coping behaviors that women believed beneficial were taking some rest and thinking posi tively. Even after adjusting for the type and the severity of their symptoms, their etiologies were associated with the usefulness of their coping behavior. Some variables related to the eti ologies of symptoms were predictive. However, unpredictable associations were also observed. The research suggests that it is useful to identify relationships of middle-aged women with family, community and even the wider society as well as symptoms themselves to accelerate the relief of symptoms. Also, the results showed that the more social contacts a woman had, the greater the number of coping behaviors she had. It is suggested that social networks in obtaining medical care and information are important when they are ill.
The Japanese Society of Health and Human Ecology, 日本語
DOI：https://doi.org/10.3861/jshhe.68.77
DOI ID：10.3861/jshhe.68.77, ISSN：0368-9395, CiNii Articles ID：10010338688, CiNii Books ID：AN00236886 - 医療事故防止対策立案に向けたインシデント事例収集の課題－事例の分析結果から－
関由起子; 前原直樹; 宮城恵理子; 清水準一; 石垣今日子; 鈴木民子
労働科学, 巻：78, 号：1, 開始ページ：20, 終了ページ：36, 2002年
学術雑誌目次速報データベース由来, 日本語
ISSN：0022-443X, CiNii Articles ID：110000367917, CiNii Books ID：AN00256023 - リスク要因の抽出と事故防止対策の立て方-注射事故の場合-
関由起子
民医連医療, 巻：374, 開始ページ：31, 終了ページ：38, 2002年 - リスクマネジメントにおけるミス・ニアミス報告の功罪
関由起子
労働の科学, 巻：56, 開始ページ：13, 終了ページ：16, 2002年 - The interaction between physician and patient communication behaviors in Japanese cancer consultations and the influence of personal and consultation characteristics
Hirono Ishikawa; Tomoko Takayama; Yoshihiko Yamazaki; Yukiko Seki; Noriyuki Katsumata; Yutaka Aoki
巻：46, 号：4, 開始ページ：277, 終了ページ：285, 2002年
The communications of physician and patient vary with the characteristics of patient and consultation, as well as the communications of the counterpart. The purpose of this study is to explore the interaction between physician and patient communications in Japanese cancer consultation in view of the influence of patient and consultation characteristics. One hundred and forty cancer outpatients and 12 physicians were included in this study. The Roter Interaction Analysis System (RIAS) was used to analyze the physician-patient interaction. Patient information giving was positively related to physician facilitation, while patient question asking and emotional expression were associated with the warm and empathetic attitude of the physician. On the other hand, the encouraging statements of the physician were greater in shorter consultations, which implies physicians might have interrupted patients with encouragement before thoroughly listening to the patients concern. Further investigation is needed to confirm the causal relationships of these interactions. Copyright © 2002 Elsevier Science Ireland Ltd.
英語
DOI：https://doi.org/10.1016/S0738-3991(01)00164-1
DOI ID：10.1016/S0738-3991(01)00164-1, ISSN：0738-3991, PubMed ID：11932127, SCOPUS ID：0036206725 - Physician-patient communication and patient satisfaction in Japanese cancer consultations
石川ひろの; 高山智子; 山崎喜比古; 関由起子; 勝俣範之; 青木裕
巻：55, 号：2, 開始ページ：301, 終了ページ：311, 2002年, ［国際誌］
Over the past few decades, physician-patient communication has been intensively studied in western countries, because of its importance for the physician-patient relationship and patient health outcomes. Although various concepts and models of this relationship have recently been introduced in Japan, there are few studies on Japanese physician-patient interaction. The purpose of this study is to describe characteristics of physician-patient communication in a Japanese cancer consultation, and to examine the relation of this interaction with patient satisfaction. One hundred and forty cancer outpatients and twelve physicians were included. The Roter Interaction Analysis System (RIAS), one of the most frequently used systems for analyzing physician-patient interaction, was applied, physicians made more utterances directing the interaction than patients did, and their discussion was largely focused on biomedical topics. It can be concluded that the structure of the physician-patient interaction in our study was basically similar to those in previous western studies, although some differences were also found. The relation between physician-patient communication and patient satisfaction was generally consistent with previous studies. Patients were more satisfied with consultations in which the physician used more open-ended questions. On the other hand, physician direction and encouragement was negatively associated with patient satisfaction. Also, patients who asked more questions were less satisfied with the consultation.
英語
DOI：https://doi.org/10.1016/S0277-9536(01)00173-3
DOI ID：10.1016/S0277-9536(01)00173-3, ISSN：0277-9536, PubMed ID：12144143 - 壮年女性の心身症状の原因帰属のさせ方と対処方法への評価 : 都内某区における検討
高山 智子; 山崎 喜比古; 柳 在貞; 関 由起子; 楠永 敏恵; 井上 洋士; 熊谷 たまき
民族衞生, 巻：68, 号：3, 開始ページ：77, 終了ページ：92, 2002年
This paper explores lay perceptions of health. The purposes of this study are, how women attribute the causality of their symptoms and what kind of coping behavior they think is useful to relieve their symptoms, whether the etiologies related to their coping behavior, and what variables relate to their etiologies and intentions to relieve their symptoms. The subjects were 243 women aged 45-55, randomly sampled throughout Tokyo. Results showed that women's belief system about their symptoms are more internal, such as age or menopause, than external, such as family and community stress. The two most common coping behaviors that women believed beneficial were taking some rest and thinking posi tively. Even after adjusting for the type and the severity of their symptoms, their etiologies were associated with the usefulness of their coping behavior. Some variables related to the eti ologies of symptoms were predictive. However, unpredictable associations were also observed. The research suggests that it is useful to identify relationships of middle-aged women with family, community and even the wider society as well as symptoms themselves to accelerate the relief of symptoms. Also, the results showed that the more social contacts a woman had, the greater the number of coping behaviors she had. It is suggested that social networks in obtaining medical care and information are important when they are ill.
The Japanese Society of Health and Human Ecology, 日本語
DOI：https://doi.org/10.3861/jshhe.68.77
DOI ID：10.3861/jshhe.68.77, ISSN：0368-9395, CiNii Articles ID：10010338688, CiNii Books ID：AN00236886 - 医療事故防止対策立案に向けたインシデント : 事例収集の課題-事例の分析結果から-
関 由起子; 前原 直樹; 宮城 恵理子; 清水 準一; 石垣 今日子; 鈴木 民子
労働科学, 巻：78, 号：1, 開始ページ：20, 終了ページ：36, 2002年
学術雑誌目次速報データベース由来, 日本語
ISSN：0022-443X, CiNii Articles ID：110000367917, CiNii Books ID：AN00256023 - リスク要因の抽出と事故防止対策の立て方-注射事故の場合-
関由起子
巻：374, 開始ページ：31, 終了ページ：38, 2002年 - リスクマネジメントにおけるミス・ニアミス報告の功罪
関由起子
巻：56, 開始ページ：13, 終了ページ：16, 2002年 - How HIV infected hemophiliacs in Japan were informed of their HIV-positive status
Seki Y; Yamazaki Y; Inoue Y; Wakabayashi C; Seto S
巻：14, 開始ページ：651, 終了ページ：664, 2002年
DOI：https://doi.org/10.1080/0954012021000005489
DOI ID：10.1080/0954012021000005489 - リスクマネジメントにおけるミス・ニアミス報告の功罪—特集:医療事故防止に向けた病院の取り組み
関 由起子
労働の科学 = Digest of science of labour, 巻：56, 号：7, 開始ページ：401, 終了ページ：404, 2001年07月
東京 : 大原記念労働科学研究所, 日本語
ISSN：0035-7774, CiNii Articles ID：40003895260, CiNii Books ID：AN00256522 - The interaction between physician and patient communication behaviors in Japanese cancer consultations and the influence of personal and consultation characteristics.
Ishikawa H; Takayama T; Yamazaki Y; Seki Y; Katsumata N; Aoki Y
巻：46, 開始ページ：277, 終了ページ：285, 2001年
DOI：https://doi.org/10.1016/S0738-3991(01)00164-1
DOI ID：10.1016/S0738-3991(01)00164-1 - Oncology outpatient's perceptions of physician's communication style and communication behaviors
T Takayama; H Ishikawa; Y Yamazaki; Y Seki; N Katsumata
巻：9, 号：5, 開始ページ：S55, 終了ページ：S55, 2000年09月
英語, 研究発表ペーパー・要旨（国際会議）
ISSN：1057-9249, Web of Science ID：WOS:000089846700218 - Analysis of physician-patient interactions in Japanese oncological consultations
H Ishikawa; T Takayama; Y Yamazaki; Y Seki; N Katsumata
巻：9, 号：5, 開始ページ：S73, 終了ページ：S73, 2000年09月
英語, 研究発表ペーパー・要旨（国際会議）
ISSN：1057-9249, Web of Science ID：WOS:000089846700289 - 日本の薬害HIV感染者への告知の実態と問題点
関由起子; 山崎喜比古; 井上洋士; 片山千栄; 吉井清子; 木村知香子; 若林チヒロ; 瀬戸信一郎
日本保健医療社会学会論集, 巻：11, 開始ページ：58, 終了ページ：68, 2000年
The purpose of this study is to find out how the medically induced HIV patients were notified of their HIV infection and what kinds of effects the way of notification had on the doctor-patient continuous relationship. Self-reporting questionnaires were mailed to approximately 500 patients. Response rate was about 57% (n=283), 238 were subjects in this study. Approximately 60% of the subjects did not receive the notifications until 1990, or five years later than the HIV antibody test became available in Japan. About 65% of them tended to blame the time of notification, and 67% of them did not have contact with doctor who prescribed unheated blood products to the patients. We discussed some causes of the lack or delay of the notification, and patients' evaluation of the notification.
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.11.0_58
DOI ID：10.18918/jshms.11.0_58, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863537, CiNii Books ID：AN10421975 - 日本の薬害HIV感染者への告知に関する実態と問題点
関 由起子; 山崎 喜比古; 井上 洋士; 片山 千栄; 吉井 清子; 丸山 由香; 木村 知香子; 若林 チヒロ; 瀬戸 信一郎
保健医療社会学論集, 巻：11, 開始ページ：58, 終了ページ：68, 2000年
The purpose of this study is to find out how the medically induced HIV patients were notified of their HIV infection and what kinds of effects the way of notification had on the doctor-patient continuous relationship. Self-reporting questionnaires were mailed to approximately 500 patients. Response rate was about 57% (n=283), 238 were subjects in this study. Approximately 60% of the subjects did not receive the notifications until 1990, or five years later than the HIV antibody test became available in Japan. About 65% of them tended to blame the time of notification, and 67% of them did not have contact with doctor who prescribed unheated blood products to the patients. We discussed some causes of the lack or delay of the notification, and patients' evaluation of the notification.
日本保健医療社会学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.18918/jshms.11.0_58
DOI ID：10.18918/jshms.11.0_58, ISSN：1343-0203, CiNii Articles ID：110009863537, CiNii Books ID：AN10421975 - ストレスフルな生活出来事が首尾一貫感覚(Sense of Coherence: SOC)と精神健康に及ぼす影響
高山 智子; 浅野 祐子; 山崎 喜比古; 吉井 清子; 長阪 由利子; 深田 順; 古澤 有峰; 高橋 幸枝; 関 由紀子
日本公衆衛生雑誌, 巻：46, 号：11, 開始ページ：965, 終了ページ：976, 1999年11月15日
日本公衆衛生学会, 日本語
ISSN：0546-1766, CiNii Articles ID：10008641650, CiNii Books ID：AN00189323 - 非加熱血液製剤によるHIV感染被害者の健康・医療・生活・福祉に関する総合基礎調査報告
井上洋士; 山崎喜比古; 若林チヒロ; 片山千栄; 吉井清子; 丸山由香; 関由起子; 木村千香子; 井上洋士; 杉原陽子; 小澤温; 伊藤美樹子
薬害HIV感染被害者生活実態調査委員会, 1998年 - 健康生成論 Salutogenesis と健康保持要因 Sense of Coherence (SOC) に関する研究 : 第1報 理論とスケール
関由起子
民族衛生, 巻：63, 開始ページ：164, 終了ページ：165, 1997年
CiNii Articles ID：50004763747 - 薬害HIV被害救済に関わる調査研究のあり方について
山崎喜比古; 佐伯みか; 杉原陽子; 片山千栄; 吉井清子; 鏑木芳夫; 関由起子; 木村千香子; 若林チヒロ; 小澤温; 伊藤美樹子; 井上洋士
はばたき福祉事業団調査研究準備委員会, 1997年
- 養護学概論 : 養護教諭の専門性と根拠に基づく養護実践
竹鼻, ゆかり; 齋藤, 千景; 籠谷, 恵; 荒川, 雅子, ［分担執筆］
東山書房, 2024年11月
日本語, 総ページ数：ix, 220p
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BD09455978
ISBN：9784827816006, CiNii Books ID：BD09455978 - 関由起子清水準一 HIV感染の告知と説明の当時のあり方 山崎喜比古・井上洋士編. 薬害HIV感染被害者遺族の人生 当事者参加型リサーチから
東京大学出版会, 2008年 - 関由起子清水準一 HIV感染の告知と説明の当時のあり方 山崎喜比古・井上洋士編. 薬害HIV感染被害者遺族の人生 当事者参加型リサーチから
東京大学出版会, 2008年 - 関由起子、山崎喜比古・瀬戸信一郎編 日本の薬害HIV感染被害者の歴史と現状， HIV感染の告知と説明， 被害認識と感情 HIV感染被害者の生存･生活･人生－当事者参加型リサーチから－
有信堂, 2000年 - 関由起子、山崎喜比古・瀬戸信一郎編 日本の薬害HIV感染被害者の歴史と現状， HIV感染の告知と説明， 被害認識と感情 HIV感染被害者の生存･生活･人生－当事者参加型リサーチから－
有信堂, 2000年
- Evaluation criteria for the Telephone Cancer Information Service in Japan
11th World Congress of Psycho-Oncology, 2009年
ポスター発表 - がんに対する怖さの認識と個人特性による違いに関する検討とその理由
第68回日本公衆衛生学会総会, 2009年
ポスター発表 - Evaluation criteria for the Telephone Cancer Information Service in Japan
The First Asia-Pacific Perspectives and Evidence on Health Promotion and Education Asia-Pacific Perspectives and Evidence on Health Promotion and Education, 2009年
ポスター発表 - がん情報サービスの質の維持・向上のための取り組みに関する検討 第１報～日本における電話によるがん情報提供の質評価ツールの開発～
第47回日本癌治療学会学術集会, 2009年
ポスター発表 - がん情報サービスの質の維持・向上のための取り組みに関する検討 第１報～諸外国の取り組みの分析から～
第47回日本癌治療学会学術集会, 2009年
ポスター発表 - Evaluation criteria for the Telephone Cancer Information Service in Japan
11th World Congress of Psycho-Oncology, 2009年
ポスター発表 - がんに対する怖さの認識と個人特性による違いに関する検討とその理由
第68回日本公衆衛生学会総会, 2009年
ポスター発表 - Evaluation criteria for the Telephone Cancer Information Service in Japan
The First Asia-Pacific Perspectives and Evidence on Health Promotion and Education Asia-Pacific Perspectives and Evidence on Health Promotion and Education, 2009年
ポスター発表 - がん情報サービスの質の維持・向上のための取り組みに関する検討 第１報～日本における電話によるがん情報提供の質評価ツールの開発～
第47回日本癌治療学会学術集会, 2009年
ポスター発表 - がん情報サービスの質の維持・向上のための取り組みに関する検討 第１報～諸外国の取り組みの分析から～
第47回日本癌治療学会学術集会, 2009年
ポスター発表 - 薬害HIV・HCV重複感染長期生存患者におけるQOLの変化とその要因
第67回日本公衆衛生学会総会, 2008年 - がん医療現場における患者支援活動のための当事者と医療関係者の協働に向けて
第46回日本癌治療学会総会, 2008年
ポスター発表 - がん医療における患者参画の意義と課題
第46回日本癌治療学会総会, 2008年
ポスター発表 - 薬害HIV感染長期生存患者におけるQOLの変化とその要因
第49回日本社会医学会総会, 2008年 - 薬害HIV感染長期生存血友病患者における事件発生から10数年を経た1998年から2005年までの健康・心理・生活面の変化とその要因
第34回日本保健医療社会学会大会, 2008年 - 薬害HIV・HCV重複感染長期生存患者におけるQOLの変化とその要因
第67回日本公衆衛生学会総会, 2008年 - がん医療現場における患者支援活動のための当事者と医療関係者の協働に向けて
第46回日本癌治療学会総会, 2008年
ポスター発表 - がん医療における患者参画の意義と課題
第46回日本癌治療学会総会, 2008年
ポスター発表 - 薬害HIV感染長期生存患者におけるQOLの変化とその要因
第49回日本社会医学会総会, 2008年 - 薬害HIV感染長期生存血友病患者における事件発生から10数年を経た1998年から2005年までの健康・心理・生活面の変化とその要因
第34回日本保健医療社会学会大会, 2008年 - 薬害HIV感染患者の追跡的研究 第2報 ストレス対処能力SOCの関連要因および効果
第21回日本エイズ学会学術集会・総会, 2007年 - 薬害HIV感染患者の追跡的研究 第1報 健康と生活面の変化の様相と主観的健康変化の要因
第21回日本エイズ学会学術集会・総会, 2007年 - 薬害HIV感染患者の生存患者の母親・父親が経験した生活の影響と支援ニーズ2005年の全国調査から
第21回日本エイズ学会学術集会・総会, 2007年 - 薬害HIV感染生存患者の最近7年間の健康と生活の変化及び主感的健康面の変化の関連要因
第66回日本公衆衛生学会総会, 2007年 - ７年の追跡研究に見る薬害HIV感染患者のSOCの変化要因と効果
第16回日本健康教育学会, 2007年 - 薬害HIV感染患者・家族のlifeに関する調査研究 第2報 和解から10年目の患者の社会生活
2007年 - 薬害HIV感染患者の７年間の追跡研究に見る健康生成力ＳＯＣ－ＳＯＣは何により変動し何を予測していたか？
第33回日本保健医療社会学会大会, 2007年 - 薬害HIV感染患者・家族のlifeに関する調査研究 第1報 患者および家族のperceived positive change
2007年 - 薬害HIV感染生存患者・家族のlifeに関する調査研究 第1報－第2報
第33回日本保健医療社会学会抄録集, 2007年 - 病ある人生の再構築と健康生成力SOC －薬害HIV感染生存患者の７年間の追跡調査から－
第33回日本保健医療社会学会抄録集, 2007年 - 薬害HIV感染被害における二次・三次感染と被害者への告知問題
第33回日本保健医療社会学会抄録集, 2007年 - 薬害HIV感染患者の追跡的研究 第2報 ストレス対処能力SOCの関連要因および効果
第21回日本エイズ学会学術集会・総会, 2007年 - 薬害HIV感染患者の追跡的研究 第1報 健康と生活面の変化の様相と主観的健康変化の要因
第21回日本エイズ学会学術集会・総会, 2007年 - 薬害HIV感染患者の生存患者の母親・父親が経験した生活の影響と支援ニーズ2005年の全国調査から
第21回日本エイズ学会学術集会・総会, 2007年 - 薬害HIV感染生存患者の最近7年間の健康と生活の変化及び主感的健康面の変化の関連要因
第66回日本公衆衛生学会総会, 2007年 - ７年の追跡研究に見る薬害HIV感染患者のSOCの変化要因と効果
第16回日本健康教育学会, 2007年 - 薬害HIV感染患者・家族のlifeに関する調査研究 第2報 和解から10年目の患者の社会生活
2007年 - 薬害HIV感染患者の７年間の追跡研究に見る健康生成力ＳＯＣ－ＳＯＣは何により変動し何を予測していたか？
第33回日本保健医療社会学会大会, 2007年 - 薬害HIV感染患者・家族のlifeに関する調査研究 第1報 患者および家族のperceived positive change
2007年 - 薬害HIV感染生存患者・家族のlifeに関する調査研究 第1報－第2報
第33回日本保健医療社会学会抄録集, 2007年 - 病ある人生の再構築と健康生成力SOC －薬害HIV感染生存患者の７年間の追跡調査から－
第33回日本保健医療社会学会抄録集, 2007年 - 薬害HIV感染被害における二次・三次感染と被害者への告知問題
第33回日本保健医療社会学会抄録集, 2007年 - 薬害HIV感染被害者（生存患者及び家族）への質問紙調査 1報-6報
日本エイズ学会誌, 2006年
ポスター発表 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への質問紙調査 第5報 患者の恋愛・結婚・性、および挙子に関して
第20回日本エイズ学会学術集会, 2006年 - 薬害HIV感染患者・家族の生とニーズに関する調査研究
第79回日本社会学会大会抄録集, 2006年 - 薬害HIV感染事件から約20年後の生存患者・家族調査 第1報-第4報
第65回日本公衆衛生学会総会抄録集, 2006年 - 薬害HIV感染生存患者・家族の<生>とニーズに関する調査研究 第2報 患者の<生>に関する諸概念と質問紙調査の結果
第79回日本社会学会, 2006年 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への質問紙調査
社会医学研究 第47回日本社会医学会総会講演集, 2006年 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への質問紙調査 第1報 患者の恋愛･結婚･性、および挙子に関して－第2報 患者と家族へのスティグマに関して
第47回日本社会医学会, 2006年 - 薬害HIV感染事件発生から薬20年後の被害者生存家族及び家族への質問紙調査の結果
保健医療社会学論集, 2006年 - 薬害HIV感染事件発生から約20年後の被害者生存患者及び家族への質問紙調査の結果 第1報－第3報
第32回日本保健医療社会学会大会, 2006年 - 薬害HIV感染被害者（生存患者及び家族）への質問紙調査 1報-6報
日本エイズ学会誌, 2006年
ポスター発表 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への質問紙調査 第5報 患者の恋愛・結婚・性、および挙子に関して
第20回日本エイズ学会学術集会, 2006年 - 薬害HIV感染患者・家族の生とニーズに関する調査研究
第79回日本社会学会大会抄録集, 2006年 - 薬害HIV感染事件から約20年後の生存患者・家族調査 第1報-第4報
第65回日本公衆衛生学会総会抄録集, 2006年 - 薬害HIV感染生存患者・家族の<生>とニーズに関する調査研究 第2報 患者の<生>に関する諸概念と質問紙調査の結果
第79回日本社会学会, 2006年 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への質問紙調査
社会医学研究 第47回日本社会医学会総会講演集, 2006年 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への質問紙調査 第1報 患者の恋愛･結婚･性、および挙子に関して－第2報 患者と家族へのスティグマに関して
第47回日本社会医学会, 2006年 - 薬害HIV感染事件発生から薬20年後の被害者生存家族及び家族への質問紙調査の結果
保健医療社会学論集, 2006年 - 薬害HIV感染事件発生から約20年後の被害者生存患者及び家族への質問紙調査の結果 第1報－第3報
第32回日本保健医療社会学会大会, 2006年 - 薬害HIV感染患者・家族の＜生＞とニーズに関する調査研究 第1報 調査研究枠組みおよび面接調査の結果概要
第78回日本社会学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者への面接調査 第1報 生存患者からの聞きとり
第19回日本エイズ学会学術集会, 2005年 - HIV感染者向けセックスライフ・ハンドブック作成の試み
第19回日本エイズ学会学術集会, 2005年 - 中壮年世代の健康情報に対する欲求と情報探索行動に関する検討
第64回日本公衆衛生学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者(患者･家族)の生活実態調査 第1報－第4報
第64回日本公衆衛生学会, 2005年 - 一般の人々のヘルスリテラシーとその関連要因
第14回日本健康教育学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への面接調査から見えてきたもの
第46回日本社会医学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者患者・家族の生活実態とニーズに関する調査研究
第31回日本保健医療社会学会大会, 2005年 - 薬害HIV感染患者・家族の＜生＞とニーズに関する調査研究 第1報 調査研究枠組みおよび面接調査の結果概要
第78回日本社会学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者への面接調査 第1報 生存患者からの聞きとり
第19回日本エイズ学会学術集会, 2005年 - HIV感染者向けセックスライフ・ハンドブック作成の試み
第19回日本エイズ学会学術集会, 2005年 - 中壮年世代の健康情報に対する欲求と情報探索行動に関する検討
第64回日本公衆衛生学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者(患者･家族)の生活実態調査 第1報－第4報
第64回日本公衆衛生学会, 2005年 - 一般の人々のヘルスリテラシーとその関連要因
第14回日本健康教育学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者の生存患者とその家族への面接調査から見えてきたもの
第46回日本社会医学会, 2005年 - 薬害HIV感染被害者患者・家族の生活実態とニーズに関する調査研究
第31回日本保健医療社会学会大会, 2005年 - Oncology outpatient's perceptions of physician's communication style and communication behaviors
Fifth World Congress of Psycho-Oncology, 2000年 - Analysis Of physician-patient interactions in Japanese oncological consultations
Fifth World Congress of Psycho-Oncology, 2000年 - 外来癌診療における診療時間と医師患者間コミュニケーション行動との関係
第13回日本サイコオンコロジー学会, 2000年 - QOL of medically induced HIV patients in the present Japanese society
13th Internatioal Aids Conference, 2000年 - Problems on notifications and medically induced HIV patients in Japan
13th Internatioal Aids Conference, 2000年 - Current health status and health-related behaviors of medically induced HIV patisnts in Japan
13th Internatioal Aids Conference, 2000年 - 外来癌診療における医師-患者間相互作用と患者満足感との関係
日本サイコオンコロジー学会, 2000年 - 日本の癌診療場面における医師－患者間相互作用のRIASによる分析
第26回日本保健医療社会学会大会, 2000年 - 外来癌診療における医師－患者のコミュニケーション行動と患者の認知度との関係
第26回日本保健医療社会学会大会, 2000年 - Oncology outpatient's perceptions of physician's communication style and communication behaviors
Fifth World Congress of Psycho-Oncology, 2000年 - Analysis Of physician-patient interactions in Japanese oncological consultations
Fifth World Congress of Psycho-Oncology, 2000年 - 外来癌診療における診療時間と医師患者間コミュニケーション行動との関係
第13回日本サイコオンコロジー学会, 2000年 - QOL of medically induced HIV patients in the present Japanese society
13th Internatioal Aids Conference, 2000年 - Problems on notifications and medically induced HIV patients in Japan
13th Internatioal Aids Conference, 2000年 - Current health status and health-related behaviors of medically induced HIV patisnts in Japan
13th Internatioal Aids Conference, 2000年 - 外来癌診療における医師-患者間相互作用と患者満足感との関係
日本サイコオンコロジー学会, 2000年 - 日本の癌診療場面における医師－患者間相互作用のRIASによる分析
第26回日本保健医療社会学会大会, 2000年 - 外来癌診療における医師－患者のコミュニケーション行動と患者の認知度との関係
第26回日本保健医療社会学会大会, 2000年 - 壮年女性の健康意識に関する研究 第1報－第3報
第58回日本公衆衛生学会大会, 1999年 - 薬害HIV感染者の今 第1報－第2報
第72回日本社会学会大会, 1999年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者への告知と説明－告知と説明が遅れた背景にある薬害とパターナリズム－
第72回日本社会学会大会, 1999年 - 壮年女性における「更年期」に関する研究 第1報－第2報
日本民族衛生学会, 1999年 - 薬害HIV感染者の健康保持能力ＳＯＣとその関連要因
第25回日本保健医療社会学会大会, 1999年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者の生活と福祉に関する調査報告 第1報－第5報
第25回日本保健医療社会学会大会, 1999年 - 壮年女性の健康意識に関する研究 第1報－第3報
第58回日本公衆衛生学会大会, 1999年 - 薬害HIV感染者の今 第1報－第2報
第72回日本社会学会大会, 1999年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者への告知と説明－告知と説明が遅れた背景にある薬害とパターナリズム－
第72回日本社会学会大会, 1999年 - 壮年女性における「更年期」に関する研究 第1報－第2報
日本民族衛生学会, 1999年 - 薬害HIV感染者の健康保持能力ＳＯＣとその関連要因
第25回日本保健医療社会学会大会, 1999年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者の生活と福祉に関する調査報告 第1報－第5報
第25回日本保健医療社会学会大会, 1999年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者の医療と福祉に関する総合基礎調査 第1報－第9報
第12回日本エイズ学会, 1998年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者に関する総合基礎調査 第1報－第5報
第57回日本公衆衛生学会総会, 1998年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者の医療と福祉に関する総合基礎調査 第1報－第9報
第12回日本エイズ学会, 1998年 - 非加熱血液製剤によるHIV感染者に関する総合基礎調査 第1報－第5報
第57回日本公衆衛生学会総会, 1998年
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 「チーム学校」による心身緊急時等対応体制構築のための教育プログラム開発と情報支援
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 2022年04月01日 - 2027年03月31日
関 由起子; 齋藤 千景; 戸部 秀之; 西尾 尚美, 埼玉大学
配分額（総額）：16510000, 配分額（直接経費）：12700000, 配分額（間接経費）：3810000
課題番号：22H00961 - 障害者への健康医療情報提供のあり方とヘルスリテラシー概念の再検討に関する研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 2017年04月01日 - 2021年03月31日
八巻 知香子; 高山 智子; 関 由起子; 田村 俊作; 三輪 眞木子; 北山 裕子, 国立研究開発法人国立がん研究センター
配分額（総額）：15860000, 配分額（直接経費）：12200000, 配分額（間接経費）：3660000
１．1年次の音声資料の作成、2年次の資料の評価により、音声資料としてのわかりやすさについては、改善の余地があることが明らかになった。3年次に情報提供施設の専門職員として勤務する視覚障害の当事者による座談会を開催した。墨字で提供される情報と等価な情報が提供されることは不可欠であること、そのうえで、わかりやすいものが提供されることが重要であるとの結論を得た。
２． スウェーデン、デンマークの視察の結果、比較的人口の少ない言語においても、合成音声の活用が積極的に行われており、資料作成の時間短縮することの利便性が重視されていることがわかった。日本でも合成音声の活用の方法について検討を進める必要があると考えられた。両国では、個々の利用者への提供窓口の体制は異なるものの、作成にあたっては国レベルのセンターが作成を一手に担っていた。日本では各地の視覚障害者情報提供施設が個々に作成が行われているが、医療等のある程度の専門性を必要とする資料作成については経験が蓄積されるようなチームの養成も検討の必要があるものと考えられた。
３．2年次より発足した手話版資料の作成チームでは、がんの冊子「大腸がん」の作成を完了した。手話版の作成プロセスにおいて、医療用語が十分に手話言語の中で普及していないこと、そのためわかりやすい資料とするためには、補足説明や視覚情報による補足が必要となることが明らかになった。知的障害者の利用を想定したわかりやすい版作成チームを3年次より発足させ、知的障害者を支援する専門職および当事者へのヒアリング調査を行い、情報の精査を行った。
４．公共図書館の訪問調査を行い、公共図書館の障害者サービス部門、健康医療情報サービス部門の相互連携、点字図書館と公共図書館の連携が必要とされることが明らかになった。
課題番号：17H02618 - HIV陽性者の肯定的対処と＜生＞再構築を促す統合的Web支援ツール開発と評価
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 2017年04月01日 - 2021年03月31日
井上 洋士; 戸ヶ里 泰典; 関 由起子; 若林 チヒロ; 米倉 佑貴; 片倉 直子; 細川 陸也
配分額（総額）：16640000, 配分額（直接経費）：12800000, 配分額（間接経費）：3840000
本研究では、統合的な Web 支援ツール活用により、孤立しがちなHIV陽性者の健康と生活の質支援を目指すこととした。2017年度は既存の HIV 陽性者対象大規模調査データの２次分析及び国内外でウェブを利用した患者支援の事例レビューを実施。2018年度はその分析結果をもとにWeb 支援ツールの設計・開発をした。ただし中途でU＝Uすなわちウイルス量が半年以上継続して検出限界未満であるならば他者への性感染は一切しないというエビデンスの発表がなされたため戦略修正に時間を要した。2019年度はWeb 支援ツール公開を行いHIV 陽性者対象調査実施、2020度はデータ分析を通じて評価を行なった。
課題番号：17H02168 - 学校におけるBLS教育の推進と学校安全の向上に寄与する教員養成カリキュラムの開発
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的萌芽研究, 2016年04月01日 - 2020年03月31日
桐淵 博; 関 由起子; 中下 富子; 野瀬 清喜; 戸部 秀之, 埼玉大学
配分額（総額）：3380000, 配分額（直接経費）：2600000, 配分額（間接経費）：780000
わが国では年間7万件を超える心臓突然死が発生し学校管理下でも多い。心停止からの救命では、その場での心肺蘇生とAEDの使用が最も効果的とされ、教職員向けの講習も進められてきたが、適切な対応ができない事例も見られる。
本研究は、実際に起きた事故の分析や教職員等へのアンケートなどから、救命活動に対する意識や自信には立場による大きな違いがあること、救命活動は技術教育だけでは十分な動機付けが形成できないことなどが適切な対応の阻害要因になっていることを明らかにし、現職教員の研修とともに、教員養成課程における学校の安全や事故防止に関する基礎教育の重要性と必要な内容を明らかにした。
課題番号：16K13518 - 地域包括緩和ケアの充実に向けた家族への教育支援プログラムの開発
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2016年04月01日 - 2020年03月31日
星野 純子; 常盤 文枝; 川畑 貴美子; 筑後 幸恵; 鈴木 玲子; 渋谷 えり子; 中澤 良子; 宮部 明美; 阿部 まゆみ; 儀賀 理暁; 関 由起子; 黒田 真由美, 埼玉県立大学
配分額（総額）：4680000, 配分額（直接経費）：3600000, 配分額（間接経費）：1080000
本研究の目的は、英国の地域包括緩和ケアの家族支援をモデルとした緩和ケア家族支援プログラムを開発、デリバリー型家族のための緩和ケアスクール・サロンにて運用・評価することである。デリバリー型サロンの展開のための地域を開拓、年6回大学で行っている緩和ケアサロンのうち、1回をその地域で開催した。プログラムには、緩和ケアサロンに継続して参加しているがん体験者の話やリハビリテーション、栄養法など、がん体験者と家族双方が学べる内容を取り入れ、6名の参加者からインタビューにより評価を得た。その結果、概ねプログラム内容には満足していた。また、がん体験者や家族として貢献したいという要望が聞かれた。
課題番号：16K12068 - 学校保健の科学的根拠に基づく実践を目指して －保健室発信の予防・処置に注目して－
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的萌芽研究, 2016年04月01日 - 2019年03月31日
関 由起子, 埼玉大学
配分額（総額）：3640000, 配分額（直接経費）：2800000, 配分額（間接経費）：840000
本研究は、科学的根拠に基づいた応急処置の実践（Evidence based Practice）が学校で普及されるために、応急処置の実践内容、その実践の教育的影響、科学的根拠に基づいた実践が普及するための様々な要因を多角的に検討した。その結果、学校で行われる応急処置方法は、その処置を受けたり見たりする子どものみならず、さらにその子どもたちへと世代を超えて引き継がれていくことが明らかになった。そのため、学校での処置が科学的根拠に基づいた方法になるよう、教員養成における応急処置教育、衛生材料等の適切な配備と使用方法に関する教育、および健康情報リテラシーの獲得が重要であることが示唆された。
課題番号：16K15300 - 言語的身体的相互行為の多文化エスノグラフィーに基づく身体テクノロジーのデザイン
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 2011年04月01日 - 2015年03月31日
山崎 敬一; 山崎 晶子; 久野 義徳; 池田 佳子; 今井 倫太; 小野 哲雄; 五十嵐 素子; 樫村 志郎; 小林 亜子; 関 由起子; 森本 郁代; バーデルスキー マシュー; 川島 理恵; 中西 英之; 小林 貴訓, 埼玉大学
配分額（総額）：34060000, 配分額（直接経費）：26200000, 配分額（間接経費）：7860000
本研究は、人間の言語的・身体的相互行為とそれを支援する身体化されたテクノロジーのデザインに関心を持つ社会学者とロボット工学者の共同研究である。本研究では多文化に対応する身体化されたテクノロジーを開発するために、海外のミュージアム等で研究を行い、そこでの人間同士の言語的・身体的行為をヴィデオエスノグラフィーの手法で分析した。また、日本語話者と英語話者に対する比較ロボット実験と、日本とハワイを結ぶ遠隔ロボット実験を行った。
課題番号：23252001 - 障がいと教育・就労・健康の不平等に関する実証研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2010年04月01日 - 2015年03月31日
関 由起子; 高山 智子; 八巻 知香子; 八巻 知香子, 埼玉大学
配分額（総額）：4550000, 配分額（直接経費）：3500000, 配分額（間接経費）：1050000
本研究では、慢性疾患や高齢者などの障害を抱える人々に焦点をあて, 教育、就労、健康の機会不平等について明らかにすることを目的とした。学校関係者(養護教諭)や保護者への調査の結果、慢性疾患を抱えるこどもは、病状のみならず親の考え方や学校側の認識により学校に通うことさえ困難である現状が明らかになった。また、国際比較を行った結果、北欧等の国々では、病気の子どもたちの将来の自立を目指した学力およびソーシャルスキルの育成のための学校教育システムを構築していた。さらに、高齢者への調査結果から、健康情報リテラシーには学歴や経済的状況と同様に、ソーシャルサポートの有無も強く関連していたことが明らかになった。
課題番号：22614002 - コミュニティーの喪失と再生の会話分析―「日本人」カテゴリーを中心に
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 挑戦的萌芽研究, 2012年04月01日 - 2014年03月31日
山崎 敬一; 山崎 晶子; 樫村 志郎; 池田 佳子; 浦野 茂; 福岡 安則; 森本 郁代; 関 由起子; 小林 亜子; 福島 三穂子; 福田 千恵; 小池 智也, 埼玉大学
配分額（総額）：3640000, 配分額（直接経費）：2800000, 配分額（間接経費）：840000
本研究では、北米の日系人コミュニティーを対象にコミュニティーの喪失と再生の歴史とその語りを歴史的・社会的分析と会話分析の手法で分析した。具体的には：（1）アメリカロサンジェルスの全米日系人博物館、（2）マンザナー強制収容所、（3）バンクーバーの日系人コミュニティーと日系ミュージアム、（4）ハワイの日系人コミュニティーとミュージアムの調査を行った。その成果はエスノメソドロジー国際会議等で発表した。また、『日系人の喪失と再生の物語―会話分析・ナラティヴ・語られる歴史』として出版する予定である。
課題番号：24653114 - 他者をまえにした対人支援の問題の社会学的分析に基づく支援システムのデザイン
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(A), 2010年04月01日 - 2014年03月31日
山崎 敬一; 山崎 晶子; 久野 義徳; 池田 佳子; 今井 倫太; 小野 哲雄; 山田 洋子; 岡田 謙一; 小林 亜子; 五十嵐 素子; 森本 郁代; 中西 英之; カメイダイチ アンドリュー; 江原 由美子; 関 由起子; 葛岡 英明; 渋谷 百代; 樫村 志郎, 埼玉大学
配分額（総額）：45500000, 配分額（直接経費）：35000000, 配分額（間接経費）：10500000
この研究では、さまざまな対人支援活動（サービス）を複数の人がいる前で行う場面を、エスノメソドロジー・会話分析・相互行為分析の手法で分析し、人々がどのようにして言語的・身体的に自分の目の前にいる他者への配慮を示すのかを明らかにした。また、他者の前でサービスをすることや受けることの社会的意味を分析し、その分析から他者に対して配慮を示すロボットを開発し、人々の反応を分析した。
具体的には：1.ミュージアム、2.高齢者施設、3.保育園の調査を行った。また、その調査に基づき1.ガイドロボット、2.クイズロボット、3.ケアロボット、4.ロボット車いす、5.肩のせ型遠隔操作ロボットの開発と実験を分析した。
課題番号：22243037 - 学校現場で日常的・継続的に実施できる児童生徒のうつ状態チェックプログラムの開発
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2008年 - 2010年
竹内 一夫; 関 由起子; 笠井 直美, 埼玉大学
配分額（総額）：4680000, 配分額（直接経費）：3600000, 配分額（間接経費）：1080000
児童生徒用自記式質問票(「気分の調節不全傾向」)と教師用チェックリスト(「教師のための児童生徒のうつ状態のチェックポイント」)を用いて、学校現場で児童思春期のうつ状態を簡便に判定するための新しいプログラムを開発した。2つの方法間の一致は低く(kappa= .095)、うつ状態に対する感度はともに高くなかったが、「少なくともどちらか一方が陽性」という判定基準を採用すると感度が少し上昇した(.529)。現場への応用が期待できる。
課題番号：20590635 - エコロジカルモデルによる医療者のコミュニケーション・スキル向上のための基礎的検討
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 2006年 - 2008年
高山 智子; 関 由起子; 渡辺 義和, 国立がんセンター(研究所及び東病院臨床開発センター)
配分額（総額）：7550000, 配分額（直接経費）：6200000, 配分額（間接経費）：1350000
医療者のコミュニケーション・スキル向上のために、医療環境の要件と現場に即した具体的な教育内容・方法について示唆をうることを目的として、医療場面のエコロジカルモデルを用いて、医療者-患者間のコミュニケーションについて分析を行った。その結果、さまざまな環境要因(厳しい業務環境、日本の医療組織的、制度的、文化的背景、診療時間の短さ等)がコミュニケーションの阻害要因となっていることが示され、これらの要因の改善の必要性があげられた。
課題番号：18390600 - 医療におけるエラー防止のためのチームマネジメントに関する実証研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究(B), 2005年 - 2007年
関 由起子
配分額（総額）：3100000, 配分額（直接経費）：3100000
チーム活動の実態が事故やエラー発生とどのような関係にあるのかを明らかにするために、本年度は以下の研究をおこなった。
1.医療従事者の業務内容及びエラー発生に関する研究
230名の看護師に量的調査結果を分析し、注射業務エラー防止のためのチームメンバー間のコミュニケーションを妨げる要因の検討を行った。その結果、指示内容や周囲の状況が注射業務における確認行動に影響を与えていることが明らかになった。コミュニケーションエラーを防ぐには周囲の状況を変える必要があり、指示変更理由がチーム内で瞬時に共有するための手段、変更理由を尋ねやすい環境作りをチーム内で検討することが重要と思われた。
2.患者-医療従事者間コミュニケーションの実態とあり方に関する研究
薬害HIV感染被害者遺族約30名に面接調査を行い、患者告知を巡る医療従事者との関係について分析した。医師は患者に告知をせずに、患者との関係を、Awareness contexts theoryの、Closed awareness, Suspicion Awareness, Mutual pretense awarenessであることを望んだが、家族は患者との関係をOpen Awarenessであることを望んだ。その理由は、この疾患が医原病であり、患者に真実を隠すために家族が医療従事者と協働することができなかったことによると思われた。
3.医療現場環境とエラー発生に関する研究
注射業務のエラー発生に影響を与える業務特徴を明らかにするために、看護師、薬剤師に行った連続観測法タイムスタディー、ビデオ撮影分析を行った。注射業務を薬剤師は一カ所で同一業務を中断されない環境で行っているが、看護師は病室等を移動しながら、多重業務、様々な中断がある中行っていることが数量的に明らかになった。看護業務の特性上、多重業務をなくすことは困難であり、最終指示書に基づく注射薬の準備は他の部門や場所で行われることが、エラー防止には有効であることが明らかになった。
課題番号：17790338 - 健康行動に関する研究
競争的資金 - 医療安全に関する研究
競争的資金 - 医療従事者の労働環境
競争的資金 - がん情報提供に関する研究
競争的資金 - HIV感染者のQOL
競争的資金 - -
競争的資金