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福島 賢二（フクシマ ケンジ）
| 教育学部 学校教育教員養成課程 教育学講座 | 准教授 |
| 教育学研究科 |
- プロフィール：
教育を受ける権利を保障するとはどういうことか、教育機会を保障するとはどういうことか、その実現形態と教育条件整備のあり方について哲学、人類学、社会学、法学など人文社会科学を渉猟して考究している。単なる法制論や権利論ではなく、また抽象的思考に留まる原理論でもない、原理と制度（実践を含め）を架橋する包括的視点から研究している。
近年は、（公立・自主）夜間中学、フリースクール、地域日本語教室、学習支援教室など「ノンフォーマル（学校外）教育」に注目しながら、公教育としての新たな学校像を構築するためのエビデンスを抽出している。ウェルビーイング(well-being)や善き生（well-fare）の実現に、教育がどのように貢献できるのか、ケイパビリティ・アプローチを使って研究している。
また、能力が高い（ある）／低い（ない）という尺度や学校秩序を前提視しないインクルーシブ教育と、それを支える新しい公共空間の生成と、その生成主体となる市民（シティズン）が、どのように社会あるいは学校で、生成されているのかに着目した実証研究も行なっている。
価値教育について研究してきたアプローチから、学校の「道徳」の授業をシティズン育成の授業として再構成するための理論と授業づくりも必要に迫られて行なっている。
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業績情報
■ 論文- 教育機会確保法における不登校支援－〈生ける法〉のために
福島賢二
季刊 教育法, 号：221, 開始ページ：18, 終了ページ：25, 2024年06月, ［招待有り］ - 「個別最適な学び」を通した教育機会の再考と教育行政の課題－アマルティア ・センのケイパビリティ・アプローチを手がかりに
福島賢二
日本教育行政学会年報, 号：49, 開始ページ：64, 終了ページ：84, 2023年10月, ［査読有り］, ［招待有り］ - 多様性に根ざした「公正」としての「教育」活動の検討（第一部）－地球っ子グループ「てんきりん」の2021年の活動に着目して
福島賢二; 芳賀洋子
埼玉大学紀要 教育学部, 巻：71, 号：2, 開始ページ：19, 終了ページ：46, 2022年03月, ［責任著者］ - 私事の組織化論を教育の公共性論として発展させる
福島賢二
教育, 号：910, 開始ページ：60, 終了ページ：67, 2021年11月, ［招待有り］ - 夜間中学の拡充政策過程からみる公教育制度の変容－「全国夜間中学校研究会」構成員の政策への関わりを中心にして
福島賢二
埼玉大学紀要（教育学部）, 巻：69, 号：2, 開始ページ：41, 終了ページ：66, 2020年10月 - 戦後道徳教育の議論の争点と実践的課題ー勝田守一の道徳教育論の批判的考察を通して
福島 賢二
人間と教育（民主教育研究所編 ）, 号：101, 開始ページ：56, 終了ページ：65, 2019年03月, ［招待有り］
研究論文（学術雑誌） - 社会的つながりから道徳教育を構想する
福島 賢二
教育（教育科学研究会編）, 号：861, 開始ページ：37, 終了ページ：43, 2017年10月, ［招待有り］
研究論文（学術雑誌） - 「真理の代理人」としての教師の役割と使命
福島 賢二
教育（教育科学研究会編）, 号：836, 開始ページ：26, 終了ページ：31, 2015年10月, ［招待有り］
研究論文（学術雑誌） - 改憲と安倍教育改革の射程－教育を受ける権利と公教育制度の変容に着目して
福島 賢二
人間と教育（民主教育研究所編 ）, 号：82, 開始ページ：30, 終了ページ：37, 2014年06月, ［招待有り］
旬報社, 日本語, 研究論文（学術雑誌）
ISSN：1343-7178, CiNii Articles ID：40020132576, CiNii Books ID：AN10436382 - 能力と教育における平等の分配原理－アマルティア・センのケイパビリティ・アプローチを手がかりに
福島 賢二
唯物論研究年誌（唯物論研究協会編）, 号：18, 開始ページ：214, 終了ページ：235, 2013年10月, ［査読有り］
大月書店, 日本語
ISSN：1343-7372, CiNii Articles ID：40019839228, CiNii Books ID：AN10579492 - 戦後教育学における「国家と教育」－国民の教育権論を中心に
福島 賢二
教育（教育科学研究会編）, 号：808, 開始ページ：95, 終了ページ：103, 2013年05月, ［招待有り］
かもがわ出版, 日本語
ISSN：0386-9938, CiNii Articles ID：40020480444, CiNii Books ID：AN0005632X - 補償教育の平等主義的陥穽と脱却への視座
福島 賢二
人間福祉研究（人間福祉学会編）, 巻：9, 号：1, 開始ページ：45, 終了ページ：58, 2011年08月, ［査読有り］
沖縄国際大学人間福祉学会, 日本語
ISSN：1348-3463, CiNii Articles ID：40019026588, CiNii Books ID：AA11864980 - 「教育における平等」研究の視角－教育内在論からの脱却を中心に
福島 賢二
総合学術研究紀要（総合学術研究学会編）, 巻：14, 号：1, 開始ページ：71, 終了ページ：87, 2010年12月, ［査読有り］
沖縄国際大学総合学術学会, 日本語
ISSN：1342-6419, CiNii Articles ID：40019025349, CiNii Books ID：AA11135084 - 教育における「差違」と分配的正義のジレンマ－Martha Minowの「関係性」アプローチと竹内章郎の「共同性」論を手がかりに
福島 賢二
教育学研究（日本教育学会編）, 巻：77, 号：1, 開始ページ：1, 終了ページ：14, 2010年, ［査読有り］
これまで教育における平等の議論は、「標準」と「異なっている(差異)」という理由で不利な扱いを受けてきた人への補償主義的な資源分配に基づいてなされてきた。しかしながら、こうした分配的正義は、既存の社会・文化と親和的な価値を再生産するというアポリアを抱えている。本稿では、マーサ・ミノウの「関係性」アプローチと竹内章郎の「共同性」論を対象として、分配的正義に内在する支配的価値の再生産構造とそこからの脱却的視座を得ることを目的とする。この検討を通じて、分配的正義が人々の「差異」を本質的・帰属的なものと同定していたことが明らかとなるだろう。これは、「差異」が社会的に構築されたものであるという視角から分配的正義を鍛え直す必要性を示唆するものである。
一般社団法人 日本教育学会, 日本語
DOI：https://doi.org/10.11555/kyoiku.77.1_1
DOI ID：10.11555/kyoiku.77.1_1, ISSN：0387-3161, CiNii Articles ID：110007593304, CiNii Books ID：AN00056578 - 「参加民主主義」による教育機会の平等論の構築－I.M.ヤングとK.ハウの「正義」・「平等」概念を中心にして
福島 賢二
日本教育行政学会年報（日本教育行政学会編）, 号：35, 開始ページ：96, 終了ページ：112, 2009年10月, ［査読有り］
The purpose of this paper is to reflect on the construction of equal educational opportunity through participatory democracy and to examine the related changes and to make clear the affinity between "distribution" and "dominant culture" inherent in the distribution of resources as a compensation principle, focusing on the "justice" and the "equality" concepts of Iris Marion Young and Kenneth Howe. In the past, research on equal educational opportunity was based on providing compensation to disadvantaged persons. However, aporia of reproducing the dominant culture existed in the distribution of resources as a principle of compensation. The concept of participatory democracy is useful in overcoming such aporia. Young criticizes distributive justice as disregarding the institutional context which has produced injustice. This institutional context does not accept a different cultural value in order to understand a constituent's cultural value to be mainstream culture. She notes that participatory democracy is useful because such a difficult point can be overcome, the reason being that a group with different cultural values can insist on its needs if it is based on the idea of participatory democracy. Howe developed the research of Young further, criticizing the idea of equal educational opportunity based on compensation theory, such as Head Start Education, as increasingly marginalizing children already marginalized. The theory of participatory democracy overcomes this problem because the affinity between mainstream culture and schooling is separated, and children feel an approval of different cultural values. This paper has considered the "justice" and "equality" concepts of Iris Marion Young and Kenneth Howe. One clarification is that the theory of participatory democracy enables a needs manifestation of a group with different cultural values and that children who have a separate affinity from mainstream culture and schooling and children who have different cultural values, can be supported in the system.
日本教育行政学会, 日本語
ISSN：0919-8393, CiNii Articles ID：110009553387, CiNii Books ID：AN00312893 - 「教職の専門性」概念の民主主義的基礎づけ－Amy Gutmannの理論を手がかりにして
福島 賢二
日本教師教育学会年報（日本教師教育学会編）, 号：17, 開始ページ：52, 終了ページ：61, 2008年09月, ［査読有り］
日本教師教育学会, 日本語
ISSN：1343-7186, CiNii Articles ID：40016771248, CiNii Books ID：AN10407522 - 教育機会の平等研究の焦点－再分配と承認を巡る論争を手がかりに
福島 賢二
＜教育と社会＞研究（〈教育と社会〉研究会編）, 号：18, 開始ページ：62, 終了ページ：70, 2008年, ［査読有り］
一橋大学〈教育と社会〉研究会, 日本語
ISSN：1345-8434, CiNii Articles ID：120005399809, CiNii Books ID：AN10359485 - 評価と”評価のようなもの”を巡って－「ズレ」の重要性と必要性の観点から
福島 賢二
高校のひろば（全教・高校教育研究委員会編）, 巻：63, 号：63, 開始ページ：14, 終了ページ：21, 2007年03月, ［招待有り］
旬報社, 日本語
ISSN：1343-7070, CiNii Articles ID：40015409235, CiNii Books ID：AN10470132 - 教育における機会の平等の一考察－「能力」概念に着目して
福島 賢二
＜教育と社会＞研究（〈教育と社会〉研究会編）, 号：16, 開始ページ：84, 終了ページ：92, 2006年, ［査読有り］
一橋大学〈教育と社会〉研究会, 日本語
ISSN：1345-8434, CiNii Articles ID：120005399793, CiNii Books ID：AN10359485
- 書評 柏木智子著『子どもの貧困と「ケアする学校づくり」』明石書店、2020年
福島賢二
日本教育行政学会年報, 巻：47, 開始ページ：240, 終了ページ：243, 2021年10月, ［招待有り］ - 対話という「活動」が「シティズン」を形成する
福島賢二; 伊藤健治; 篠原岳司; 辻村貴洋; 坪井由実; 藤岡恭子; 松原信継; 宮田延実; 村上佑介; 柳林信彦; 渡部昭男
「学習環境調査に基づく対話のある学校づくり」ハンドブック, 2020年03月 - 書評 中澤篤史『そろそろ部活動のこれからを話しませんか』大月書店、2017年
福島 賢二
教育（教育科学研究会編）, 号：860, 2017年03月, ［招待有り］ - 書評 田中拓道編『承認－社会哲学と社会政策の対話』法政大学出版局
福島 賢二
＜教育と社会＞研究（一橋大学＜教育と社会＞研究会編, 号：27, 開始ページ：85, 終了ページ：96, 2017年03月, ［招待有り］
一橋大学〈教育と社会〉研究会, 日本語
ISSN：1345-8434, CiNii Articles ID：120006510417, CiNii Books ID：AN10359485 - 書評 宮寺晃夫 著『教育の正義論』
福島 賢二
教育学研究 （日本教育学会編）, 巻：82, 号：1, 2015年, ［査読有り］, ［招待有り］
書評論文,書評,文献紹介等
- 民主主義教育のフロンティア
福島賢二; 浅岡幸彦; 池谷壽夫; 梅原利夫; 児美川孝一郎; 佐貫浩; 中嶋哲彦; 橋本紀子; 古里貴士; 堀尾輝久; 八木英二; 山本由美, 第２章『民主主義の学習機会』としての道徳教育―ジョン・デューイとガート・ビースタの議論を手がかりにして」
旬報社, 2021年03月
総ページ数：223p
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC06208035
ISBN：9784845116867, CiNii Books ID：BC06208035 - 教職員の多忙化と教育行政 : 問題の構造と働き方改革に向けた展望
福島賢二; 横井敏郎; 高橋哲; 石井拓児; 佐藤仁; 井深雄二; 油布佐和子; 大橋基博; 武井敦史; 雪丸武彦; 川上泰彦; 神林寿幸; 青木栄一; 小川正人, 第6章「教師の多忙・教育目的・教師の専門性」
福村出版, 2020年10月
総ページ数：247p
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC03017336
ISBN：9784571101908, CiNii Books ID：BC03017336 - 教育原理 （アクティベート教育学 １）
福島賢二; 汐見稔幸; 木村 元; 松下佳代、神代健彦、北詰裕子、上野正道ほか(全16名), 第３章 公教育の組織化―「教育を受ける権利」を焦点にして
ミネルヴァ書房, 2020年03月
総ページ数：288
ISBN：4623088138, ASIN：4623088138, EAN：9784623088133 - 18歳選挙権時代の主権者教育を創る : 憲法を自分の力に
福島賢二; 佐貫浩; 宮下与平衛; 安原陽平; 春日雅博; 池田考司; 杉浦真理; 井ノ口貴史; 平井敦子; 菅間正道; 子安潤; 今野日出晴, 第10章「『教育の中立性』批判と真理探究の実践の正統化」執筆
新日本出版社, 2016年06月
総ページ数：235p
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB2149506X
ISBN：9784406060356, CiNii Books ID：BB2149506X - 沖縄で教師をめざす人のために
福島賢二; 上地完治; 西本裕輝; 梶村光郎; 長谷川裕; 上間陽子; 吉葉研司; 芳澤拓也, 第8章「公教育の原理」
協同出版, 2015年07月
総ページ数：304
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB19329396
ISBN：431900275X, ASIN：431900275X, EAN：9784319002757, CiNii Books ID：BB19329396 - 図説教育の論点
福島賢二、安珍淑、五十嵐素子、上間陽子、梅影優子、大西公恵、小澤浩明、菊池愛美、木之下健一、ぐんじてるみ、佐川佳之、田中正江、戸高七菜、泊史、富田充保、仲嶺政光、二宮祐、樋口くみ子、福島裕敏、本田伊克、松田洋介、眞原里実、水野進、山田哲也、山本宏樹)久冨善之、長谷川裕、山崎鎮親, 3章6「新たな教師像を求めて」、8章2「学校選択をめぐるさまざまな試み」
旬報社, 2010年12月
総ページ数：239p
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB04081209
ISBN：9784845111510, CiNii Books ID：BB04081209 - 学校の中の事件と犯罪 : シリーズ
福島賢二; 柿沼昌芳; 江熊隆徳; 永野恒雄; 田丸啓; 佐保忠智; 吉田卓司; 青木茂雄; 山嵜聡子, 第9章「北九州市憲法九条ポロシャツ事件」、第11章「早稲田大学講演会名簿提出事件」、第22章「天理市小学校長自殺事件」、第25章「寝屋川市教師殺傷事件」
批評社, 2005年12月
総ページ数：197p
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BD02863772
ISBN：4826503628, CiNii Books ID：BD02863772
- 「楽しむこと、学ぶこと」から教師の専門性を考えるートトロを手がかりにして
福島賢二
埼玉県生活指導研究協議会学習会（埼玉大学）, 2025年02月, ［招待有り］ - 教えるプロは教えないー「教える」呪縛からの解放
地球っ子クラブ2000、てんきりん、coconiko, 2021年07月, ［招待有り］ - 「民主主義の 学習機会 」 としての道徳教育の創造 －ジョン ・デ ュ ーイと ガート ・ ビースタ の議論を 手がかりに して
民主教育研究所 民研フォーラム, 2021年06月, ［招待有り］ - 「学習環境調査に基づく対話のある学校づくり」プログラムの開発ーガートビースタの民主主義論を通じて対話のあり方を考える
福島 賢二
日本教育行政学会第54回大会（埼玉大学）, 2019年10月, ［国内会議］
口頭発表（一般） - 「公教育」の組織化と主体形成ー学校教育と社会教育の交錯点としての夜間中学に着目して
福島 賢二
日本教育行政学会第54回大会（埼玉大学）, 2019年10月, ［国内会議］
口頭発表（一般） - 主体形成としての夜間中学の教育実践ー教材分析を手がかりに
福島 賢二
日本生活指導学会第37回研究大会（大阪教育大学）, 2019年09月, ［国内会議］
口頭発表（一般） - 教育における平等主義的分配事業の現状と困難－ある学習支援事業を通して
福島 賢二
日本教育学会第77回大会（宮城教育大学）, 2018年08月, ［国内会議］
口頭発表（一般） - 能力と教育における平等の分配原理
福島 賢二
日本教育学会第72回大会（広島大学）, 2013年08月
口頭発表（一般） - 教育における「差異」と分配的正義のジレンマ
福島 賢二
日本教育学会第69回大会（一橋大学）, 2010年08月
口頭発表（一般） - 「教職の専門性」概念の民主主義的基礎づけ
福島賢二
日本教師教育学会第67回大会（工学院大学）, 2008年09月
口頭発表（一般） - 教育機会の平等研究の焦点
福島賢二
日本教育学会第67回大会（佛教大学）, 2008年08月
口頭発表（一般）
- 2021年04月 - 現在
〈教育-社会-環境〉基礎論, 埼玉大学（教職大学院） - 2021年04月 - 現在
子ども共育の理論と実践, 埼玉大学（教職大学院） - 2016年04月 - 現在
教育原論, 立教大学 - 2016年04月 - 現在
教育制度教育課程論, 立教大学 - 2015年04月 - 現在
演習（ゼミ）, 埼玉大学 - 2015年04月 - 現在
現代教育論, 埼玉大学 - 2015年04月 - 現在
教育社会学特講, 埼玉大学 - 2015年04月 - 現在
教育社会学概論, 埼玉大学 - 2015年04月 - 現在
道徳教育論, 埼玉大学 - 2015年04月 - 現在
教育学概説Ｂ（制度）, 埼玉大学 - 2015年04月 - 現在
教育学概説Ａ（本質）, 埼玉大学 - 2016年04月 - 2021年03月
教職概論, 立教大学 - 2015年04月 - 2021年03月
教育社会学演習（大学院修士課程）, 埼玉大学 - 2015年04月 - 2021年03月
教育社会学概説（大学院修士課程）, 埼玉大学 - 2013年04月 - 2015年03月
教育福祉論, 琉球大学 - 2012年04月 - 2015年03月
教育行政, 沖縄県立芸術大学 - 2010年04月 - 2015年03月
道徳教育の研究, 沖縄国際大学 - 2010年04月 - 2015年03月
教育の思想と原則, 沖縄国際大学 - 2010年04月 - 2015年03月
教育の制度, 沖縄国際大学 - 2010年04月 - 2015年03月
社会科公民科教育法, 沖縄国際大学 - 2010年04月 - 2015年03月
教職研究, 沖縄国際大学
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- ケイパビリティ・アプローチに基づく教育機会保障と教育条件整備に関する実証的研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2024年04月 - 2028年03月
福島 賢二, 埼玉大学, 研究代表者
配分額（総額）：4550000, 配分額（直接経費）：3500000, 配分額（間接経費）：1050000
課題番号：24K05653 - ケイパビリティ・アプローチに基づく学校外教育の効果測定と公教育システムのモデリング
日本学術振興会, 科学研究費補助金 基盤研究（C）, 基盤研究C, 2020年04月 - 2024年03月
福島賢二, 埼玉大学, 研究代表者
配分額（総額）：3770000, 配分額（直接経費）：2900000, 配分額（間接経費）：870000
本研究では、自主夜間中学やフリースクール、日本語教室など、教育機会保障としての「学校外教育」が、既存の公教育システムとは異なる学習システムを有し、そのシステム（学習方法を含む）が、既存の公教育システムからこぼれ落ちる人の教育機会保障に寄与していることを検証するための効果測定を行うことを目的としている。
コロナの感染拡大の影響により調査団体が活動を停止してしまったり、外部者の立ち入りを禁止してしまったため、想定していた調査地での調査そのものができない状況にあった。このように研究としてたいへんに厳しい状況ではあったが、コロナ下においてもオンラインにて活動をしていた調査団体に絞って調査を行ってきた。見学のみならず活動そのものへも継続的かつ時間をかけて調査することができたため、結果として想定以上の調査データを得ることができた。また、当該団体のスタッフとの深い信頼関係を築くこともでき、研究として必要な情報が容易に得られるようになった。
当該団体は文化庁の「生活者としての外国人のための日本語教育」人材育成事業に委嘱されている団体であるが、その委嘱事業を推進するための運営委員にも委嘱された（2021年4月～2022年3月）。また、委嘱事業の講師として講演（2021年7月11日）も依頼された。さらに、調査団体の代表者と調査の中で得られたことを共同論文として執筆し、2022年9月に刊行予定である。
課題番号：20K02451 - 公教育の共同統治を推進する分散型リーダーシップシステムと学習環境調査票の開発研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(B), 2017年04月01日 - 2020年03月31日
坪井 由実; 辻村 貴洋; 宮田 延実; 渡部 昭男; 篠原 岳司; 柳林 信彦; 松原 信継; 伊藤 健治; 藤岡 恭子; 福島 賢二, 北海道大学
配分額（総額）：16640000, 配分額（直接経費）：12800000, 配分額（間接経費）：3840000
分散型リーダーシップは、学校や教育委員会におけるリーダーシップが校長や教育長など個人に属するものではなく、様々な個人・グループや組織環境などに「分散」、すなわち複数の主体が相互に作用し合いながら、集合的に構成されているものとする理論である。本プログラムの開発と試行により、児童生徒、保護者、教職員、住民の四者に対する学習環境調査に基づく四者による対話（学校づくり会議）や相互の学び合いのなかで、校長や教育長だけでなく、児童生徒や教職員、保護者・住民も場面に応じて、リーダーシップを発揮して、学校づくりを協働してすすめていくことができることをデータで示すことができた。
課題番号：17H02658 - 公教育の共同統治を推進する分散型リーダーシップシステムと学習環境整備の開発研究
日本学術振興会, 科学研究費補助金 基盤研究Ｂ, 2017年04月 - 2019年03月
坪井由実; 分担研究者; 福島賢二他
競争的資金 - 新自由主義改革下における公正な教育の配分ルールと配分システムの構築に関する研究
日本学術振興会, 科学研究費補助金 若手研究Ｂ, 2016年04月 - 2019年03月
福島 賢二, 研究代表者
競争的資金 - ケイパビティ・アプローチに基づく「能力に応じた」教育条件の解明に関する実証的研究－夜間中学校を対象として
公益財団法人北野生涯教育振興会, 研究助成金, 2016年04月 - 2017年03月
福島 賢二, 研究代表者
競争的資金
- シンポジウム「子どもも親も不幸にしない『幸せの教育改革』対話」
企画立案・運営等
福島賢二, 2025年02月02日
大会・シンポジウム等 - シンポジウム「 生活（ life ）」から人間の育ちと学びを とらえ直す －創る・楽しむ・共生する
企画立案・運営等
福島賢二, 2023年02月19日
大会・シンポジウム等 - ＮＰＯ法人さいたまユースサポートネットトークイベント
パネル司会・セッションチェア等
ＮＰＯ法人さいたまユースサポートネット, 2019年09月 - ＮＰＯ法人さいたまユースサポートネット主催シンポジウム
パネル司会・セッションチェア等
ＮＰＯ法人さいたまユースサポートネット, 2019年02月