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小杉 亮子(コスギ リョウコ)
人文社会科学研究科 社会学研究領域 | 准教授 |
教養学部 教養学科 |
- E-Mail:kosugi0ryoko
gmail.com
研究者情報
■ 学位■ 研究キーワード
■ 研究分野
■ 経歴
- 2024年04月 - 現在, 立教大学共生社会研究センター, 副センター長
- 2021年04月 - 現在, 埼玉大学 大学院人文社会科学研究科, 准教授
- 2020年04月 - 2022年03月, 国際日本文化研究センター「戦後日本の傷跡」共同研究員
- 2020年04月 - 2021年03月, 徳島大学, 非常勤講師
- 2018年04月 - 2021年03月, 日本学術振興会, 特別研究員(PD)
- 2017年10月 - 2020年09月, 甲南女子大学, 非常勤講師
- 2017年10月 - 2020年09月, 龍谷大学, 非常勤講師
- 2019年04月 - 2020年03月, 国際日本文化研究センター, 「東アジア冷戦下の日本における社会運動と文化生産」, 共同研究員
- 2017年04月 - 2018年03月, 京都大学文学研究科, アジア親密圏/公共圏教育研究センター, 教務補佐員
- 2016年10月 - 2018年03月, 人間文化研究機構国立歴史民俗博物館, 「『1968年』社会運動の資料と展示に関する総合的研究」, 共同研究員
- 2016年04月 - 2017年03月, 京都大学, アジア研究教育ユニット, 研究員
- 2016年04月 - 2016年09月, 龍谷大学, 非常勤講師
- 2013年04月 - 2015年03月, 日本学術振興会, 特別研究員(DC2)
- 2011年09月 - 2013年01月, ハーバード・イェンチン研究所, 客員研究員
- 2005年04月 - 2008年08月, 株式会社カタログハウス, 編集職
- 2011年04月 - 2016年03月, 東北大学大学院, 文学研究科 博士課程後期
- 2009年04月 - 2011年03月, 東北大学大学院, 文学研究科 博士課程前期
- 2000年04月 - 2005年03月, 京都大学, 文学部
業績情報
■ 論文- 1960年代学生運動における新しい組織像と予示的政治の可能性——所美都子の運動論と1968〜69年東大闘争を中心に
小杉亮子
『大原社会問題研究所雑誌』, 号:759, 開始ページ:4, 終了ページ:21, 2022年01月, [招待有り] - 民青系学生運動から見た東大闘争——一〇項目確認書に着目して
小杉亮子
『年報日本現代史』, 号:26, 開始ページ:101, 終了ページ:136, 2021年12月, [招待有り] - インタビュー熊本一規さん 闘争終盤に東大全共闘になった——東大闘争参加者の生活史聞き取りから
小杉亮子
『メディアがひらく運動史——社会運動史研究3』, 開始ページ:192, 終了ページ:205, 2021年07月 - 人を生きづらくする社会管理に声をあげ続けて——1960年代後半全国学園闘争からユニオン活動へ
仁井田典子; 小杉亮子
解放社会学研究, 号:34, 開始ページ:83, 終了ページ:106, 2021年, [査読有り]
研究論文(学術雑誌) - 〝1968〟の学生運動を学びほぐす——東大闘争論の検討
小杉亮子
『「1968」を編みなおす——社会運動史研究2』, 開始ページ:69, 終了ページ:86, 2020年04月
論文集(書籍)内論文 - 〝一九六八〟の脱政治化と社会運動論における敵対性の分析をめぐって——一九六八〜一九六九年東大闘争から考える
小杉亮子
社会学研究, 号:104, 開始ページ:37, 終了ページ:61, 2020年02月 - 東大闘争の戦略・戦術に見る1960年代学生運動の軍事化——ジェンダー的観点からの1960年代学生運動論との接続をめざして
小杉亮子
国立歴史民俗博物館研究報告, 巻:216, 開始ページ:153, 終了ページ:168, 2019年03月, [査読有り]
研究論文(学術雑誌) - 「史観」の困難と生活史の可能性——1960年代学生運動研究の経験から
小杉亮子
運動史とは何か——社会運動史研究1, 開始ページ:29, 終了ページ:46, 2019年02月 - 全共闘とはなんだったのか——東大闘争における参加者の解釈と意味づけに着目して
小杉亮子
大原社会問題研究所雑誌, 巻:697, 号:697, 開始ページ:33, 終了ページ:48, 2016年11月, [招待有り]
法政大学大原社会問題研究所, 日本語
ISSN:0912-9421, CiNii Articles ID:120005947377, CiNii Books ID:AN10018586 - グローバル・シックスティーズ論にみる“1968”の社会運動の形成要因
小杉亮子
AGLOS, 巻:Special Issue, 号:Workshop and Symposium 2016, 開始ページ:1, 終了ページ:15, 2016年07月, [査読有り]
日本語 - 日本の一九六〇年代学生運動における多元性——文化的アプローチによる事例分析から
小杉亮子
社会学研究, 号:96, 開始ページ:165, 終了ページ:191, 2015年, [査読有り]
東北社会学研究会, 日本語
ISSN:0559-7099, CiNii Articles ID:40020544920, CiNii Books ID:AN00109550 - テレビに見る1960年代学生運動イメージ——映像アーカイブ調査による1960年代学生運動研究の展開
小杉亮子
文化, 巻:78, 号:3・4, 開始ページ:226, 終了ページ:246, 2015年, [査読有り]
日本語 - 1960年代アメリカの学生運動の形成要因——バークレー闘争を例に
小杉亮子
社会学年報, 巻:41, 号:41, 開始ページ:67, 終了ページ:77, 2012年07月, [査読有り]
大学生を中心に若者による社会運動が多発した1960年代後半に対し,近年,社会的関心が高まっている.本稿は,今後,1960年代後半の日本の学生運動を検討する際の視座を導出するため,1964年にアメリカ・カリフォルニア大学バークレー校で起きたバークレー闘争の形成要因について,先行研究のレビューを通じて整理した.バークレー闘争の形成要因としてとくに重要なのは公民権運動である.公民権運動は当初のイシューを提供し,さらに公民権運動活動家だった学生を通じて,座り込みなどの公民権運動特有の戦略・戦術が導入されることになった.また,一般の学生たちが闘争に参加した動機には公民権運動への支持に加え,合衆国憲法が保障する政治的権利の学内での実現と「政治活動と言論の自由が守られる場」という大学像の追求とがあった.ただし,合衆国憲法に基づく権利保障の要求は,アメリカ社会における法と権利の重要性を活用した公民権運動の発想の延長線上にあった.この発想を基盤に学生の権利と学生生活へとイシューを展開させたことで,キャンパスの広範な学生を巻き込んだ運動が実現された.このようなバークレー闘争の形成要因は,1960年代日本の学生運動についても,若者の逸脱や風俗現象として捉えるのではなく,同時代の社会のあり方,とくに同時代の社会運動との関わりのなかから学生運動が形成された具体的過程を分析する重要性を示している.
The Tohoku Sociological Society, 日本語
DOI:https://doi.org/10.11271/tss.41.67
DOI ID:10.11271/tss.41.67, ISSN:0287-3133, CiNii Articles ID:130003399213, CiNii Books ID:AN00109754
- 六〇年安保闘争の「脱神話化」を試みる——『六〇年安保闘争と知識人・学生・労働者』書評
小杉亮子
図書新聞, 号:3518, 2021年11月06日, [招待有り]
書評論文,書評,文献紹介等 - さまざまな学園闘争経験を読む
小杉亮子
『「全共闘」未完の総括——450人アンケートを読む』, 開始ページ:296, 終了ページ:304, 2021年, [招待有り]
世界書院, 記事・総説・解説・論説等(その他) - 運動内部に足場を置いて写された写真——『過激派の時代』書評
小杉亮子
読書人, 号:3369, 2020年12月, [招待有り] - 記憶を継承し、いまを生きるために——『東大闘争から五〇年 歴史の証言』書評
小杉亮子
読書人, 号:3322, 2020年01月, [招待有り] - 社会運動の現状報告書として読む——社会問題の訴訟で社会学者はなにができるか 書評・福岡安則著『「こんなことで終わっちゃあ、死んでも死にきれん」——孤絶された生/ハンセン病家族鳥取訴訟』
小杉亮子
解放社会学研究, 巻:32, 開始ページ:101, 終了ページ:107, 2019年03月 - 一次資料が生々しく伝えるもの——『かつて10・8羽田闘争があった 山﨑博昭追悼50周年記念〔記録資料篇〕』書評
小杉亮子
週刊読書人, 号:3237, 2019年01月, [招待有り] - 東大闘争研究から応答するピープルズ・プランの〝1968〟
小杉亮子
『季刊ピープルズ・プラン』, 号:82, 開始ページ:120, 終了ページ:125, 2018年11月 - 1968-69年 東京大学でなにが起きたか——1960年代日本の学園闘争
小杉亮子
ゲーテ・インスティトゥート・オンラインマガジン, 2018年06月, [招待有り]
英語 - 否定的な集合的記憶を乗り越えるために ——『東大闘争の語り—社会運動の予示と戦略』を上梓して
小杉亮子
現代の理論, 号:15, 2018年05月, [招待有り]
日本語, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア) - 語る、語らない、語りえないのあいだ——山本義隆『私の1960年代』を読み解く
小杉亮子
季刊・現代の理論, 号:8, 2016年05月
日本語 - 書評・安藤丈将著『ニューレフト運動と市民社会—『六〇年代』の思想のゆくえ』
小杉亮子
季刊ピープル・ズプラン, 号:63, 開始ページ:144, 終了ページ:146, 2013年
ピープルズ・プラン研究所 ; [19--]-, 日本語
CiNii Articles ID:40019928819, CiNii Books ID:AA11593919 - Resurgence of the Sixties in 21st Century Japan
小杉亮子
New Frontiers in Asian Scholarship, Harvard-Yenching Institute, 2012年
英語
- 直接行動の想像力: 社会運動史研究 (社会運動史研究 5)
大野, 光明; 小杉, 亮子; 松井, 隆志; 阿部, 小涼; 酒井, 隆史; 市橋, 秀夫; 小泉, 英政; 相川, 陽一; 松本, 麻里; 飛田, 雄一; 韓, 光勲; 鎗山, 善理子, [共編者(共編著者)]
新曜社, 2023年10月
日本語, 総ページ数:168
CiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BD04285906
ISBN:4788518295, ASIN:4788518295, EAN:9784788518292, CiNii Books ID:BD04285906 - 越境と連帯
大野, 光明; 小杉, 亮子; 松井, 隆志; 牧野, 久美子; 武藤, 一羊; 全, ウンフィ; 内海, 愛子; 浜田, 和子; ノリス, 恵美; Lenz, Ilze; 河野, 尚子; 小ヶ谷, 千穂; 原, めぐみ; 大野, 聖良; 古屋, 淳二; 高谷, 幸; 長島, 祐基; 仁井田, 典子; 濱田, すみれ, [共編者(共編著者)]
新曜社, 2022年07月
日本語, 総ページ数:197p, 図版 [1] 枚
CiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC15679349
ISBN:9784788517776, CiNii Books ID:BC15679349 - 戦後日本の傷跡
坪井, 秀人, [分担執筆], 「全共闘運動の傷跡——東大闘争参加者の「その後」から」
臨川書店, 2022年02月
日本語, 総ページ数:368, iiip
CiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC13008320
ISBN:9784653045175, CiNii Books ID:BC13008320 - Revolutionary Times: A Comparative View of the Long 1960s in Japan and Italy
Adachi Hiroaki; Christopher Craig; Marco Del Bene; Enrico Fongaro, [分担執筆]
Mimesis International, 2022年 - 対抗文化史——冷戦期日本の表現と運動
宇野田尚哉; 坪井秀人, [分担執筆], 第7章「問い直される大学の境界——1968〜69年東大闘争」
大阪大学出版会, 2021年10月 - メディアがひらく運動史——社会運動史研究3
大野光明; 小杉亮子; 松井隆志, [共編者(共編著者)]
2021年07月 - 問いからはじめる社会運動論
濱西, 栄司; 鈴木, 彩加; 中根, 多惠; 青木, 聡子; 小杉, 亮子, [共著]
有斐閣, 2020年06月
日本語, 総ページ数:xii, 224p
CiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB31219240
ISBN:9784641150775, CiNii Books ID:BB31219240 - 「1968」を編みなおす——社会運動史研究2
大野, 光明; 小杉, 亮子; 松井, 隆志, [共編者(共編著者)]
新曜社, 2020年04月
日本語, 総ページ数:229p, 図版 [1] 枚
CiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB30438012
ISBN:9784788516649, CiNii Books ID:BB30438012 - 社会運動の現在
長谷川公一, [分担執筆], 第11章「学生が生み出す社会運動——キャンパスで生成し変容する運動文化」
2020年01月 - 運動史とは何か——社会運動史研究1
大野光明; 小杉亮子; 松井隆志編, [編者(編著者)]
新曜社, 2019年02月
- 学生運動の「その後」——1960年代から1980年代まで
小杉亮子
人文研アカデミー2024ニューレフトは誰と闘ったのか?——日本管理社会とポスト70年の抵抗, 2024年11月, [招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名) - 社会調査のアーカイブズにかんする試論——社会運動アーカイブズから考える
小杉亮子
第70回東北社会学会大会, 2024年07月, [招待有り]
シンポジウム・ワークショップパネル(指名) - 社会運動の記録を残すとはどういうことなのか——誰が、なにを、どこに、なんのために
小杉亮子
第96回日本社会学会大会 社会学教育委員会企画セッション「質的データのアーカイブ」, 2023年10月
口頭発表(一般) - The Rise and Fall of Student Activism in Tokyo in the Late 20th Century: Focusing on State-Level Policy Regulating Campus Locations
Ryoko Kosugi
20th ISA World Congress of Sociology, 2023年06月
2023年06月 - 2023年07月, 口頭発表(一般) - 日本の「長い1960年代」における学生運動の変化 ——東大闘争から考える
小杉亮子
東北大学日本学国際共同大学院第3回国際カンファレンス・シンポジウム「日本の「長い1960年代」の変化——社会運動と変動」, 2020年12月, [招待有り]
口頭発表(一般) - グローバル・シックスティーズ論の可能性——日本の1960年代から考える
小杉亮子
グローバル・シックスティーズにおける社会運動史研究——日本とラテンアメリカ諸国を事例として, 2020年09月, [招待有り]
口頭発表(一般) - 大学の境界を問う営みとしての学生運動——1968〜1969年東大闘争から考える
小杉亮子
日本社会学理論学会研究例会「差異と共生 なにがどう問題なのか?」, 2019年03月 - 東大闘争に見る1960年代学生運動の対立構造——予示と戦略の観点から
小杉亮子
国際ワークショップ 日本と「長い60年代」——革命的な変化の時代のグローバルビジョン, 2019年03月 - 脱政治化する社会運動論と社会運動史の可能性——1960年代学生運動研究の視点から
小杉亮子
東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ——社会運動研究の新機軸を求めて」, 2018年12月 - テレビに見る1960年代学生運動イメージの形成
小杉亮子
NHK番組アーカイブス学術利用トライアル研究発表会2018, 2018年07月, [招待有り], [国内会議]
日本語, NHK放送博物館 - Transnational Turn of Social Activism of Postwar Japan: Focusing on the Shift of Movement Ideology of Japanese Student Activism from the Late 1960s to the Early 1970s
Ryoko Kosugi
AAS-in-Asia Conference 2018, 2018年07月, Association of Asian Studies, [国際会議]
英語, 口頭発表(一般), India Habitat Center, New Delhi, India - Why Is It Difficult to Discuss New Social Movements in Japan?: The Legacy of Socialism-oriented Student Activism in the 1960s
小杉亮子
1968 – GENERATIONAL EXPERIENCE / TRANSFORMATIONAL EXPERIENCE of 1968, 2018年05月, [国際会議]
英語, 口頭発表(一般) - 1960年代学生運動参加者の運動観と政治観—歴史化される社会運動と社会運動論
小杉亮子
日本社会学会第89回大会, 2016年10月 - 知識人運動としての1960年代学生運動—現在への視点
小杉亮子
社会運動・集合行動研究ネットワーク キックオフカンファレンス, 2016年10月 - Situating Japanese Youth Protest in the Global Sixties: From an Asian Perspective
小杉亮子
The 9th Next-Generation Global Workshop, 2016年09月, [国際会議]
英語, 口頭発表(一般) - フレーミングとしての全共闘
小杉亮子
関西社会学会第67回大会, 2016年05月, [国内会議]
口頭発表(一般) - Japanese Student Movement in the Asian 1960s: Transnational Interaction and Interrelation in Social Activism
小杉亮子
International Research Conference on Transnational Activism and Social Innovation in East Asia: Social Movement beyond Borders, 2016年02月
英語 - 自己変革と社会変革のあいだ——1960年代研究からの問いかけ
小杉亮子
第88回日本社会学会大会・若手フォーラムB「社会学を創造する——見田社会学との対話」, 2015年09月 - トランスナショナルな若者の反乱——1960年代日米の学生運動の比較研究
小杉亮子
上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科2014年度大学院生・次世代研究者によるワークショップ, 2015年01月
日本語 - 社会運動経験がライフコースに与える影響にかんする考察——1960年代学生運動をめぐって
小杉亮子
第30回日本解放社会学会大会, 2014年09月
日本語 - Ideas in Conflict: The Campus Protest Culture in the 20th Century Japan
小杉亮子; 福岡安則
第18回世界社会学会議, 2014年07月
英語 - 1960年代学生運動再考
小杉亮子
日本社会学会第86回大会, 2013年10月
日本語 - Encounter of Localism and Globalism in Social Movements: The Japanese Student Movements in the 1960s
小杉亮子
アメリカ社会学会第107回大会, 2012年08月
英語 - Japanese Student Movements in the Global 1960s:Encounter of the Local Context and the Transnational Context
小杉亮子
世界社会学会第2回フォーラム, 2012年08月
英語 - Comparative Study of Student Movements in Japan and the U. S. in the Sixties
小杉亮子
アメリカ社会学会第106回大会, 2011年08月
英語 - 1960年代後半の学生運動に関する日米比較研究の可能性
小杉亮子
東北社会学会第58回大会, 2011年07月 - 学生運動の形成過程と要因——Free Speech Movementの分析をもとに
小杉亮子
東北社会学会第57回大会, 2010年07月
日本語 - 「新しい社会運動」とアイデンティティ——A・メルッチのアイデンティティ概念の再検討
小杉亮子
東北社会学会第56回大会, 2009年07月
日本語
- 2021年02月 - 2021年02月
市民活動論, 徳島大学 - Political Sociology(Guest Lecturer), 立教大学 GLAP
- 社会病理論・文化社会論, 甲南女子大学
- 社会学のすすめ, 龍谷大学
- 母子の心理・社会学, 仙台医療センター附属仙台看護助産学校
- 2024, 博士後期課程, 指導学生数計:1, 指導学生数(内留学生):1
- 2024, 博士前期(専門職学位)課程, 指導学生数計:2, 指導学生数(内留学生):1
- 2024, 学士課程, 指導学生数計:15, 指導学生数(内留学生):0
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 高等教育政策と学生運動の歴史社会学:集合的アイデンティティとしての学生に着目して
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究, 2024年04月01日 - 2029年03月31日
小杉 亮子, 埼玉大学
配分額(総額):4550000, 配分額(直接経費):3500000, 配分額(間接経費):1050000
課題番号:24K16493 - 20世紀後半日本における学生運動の盛衰のメカニズム:大学立地施策と学生街の変容から
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援, 研究活動スタート支援, 2022年08月31日 - 2024年03月31日
小杉 亮子, 埼玉大学
配分額(総額):2860000, 配分額(直接経費):2200000, 配分額(間接経費):660000
課題番号:22K20195 - アジア圏からの社会運動論の刷新―生活史法による日韓台の「新しい社会運動」比較分析
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 特別研究員奨励費, 2018年04月25日 - 2022年03月31日
小杉 亮子, 京都大学
配分額(総額):4030000, 配分額(直接経費):3100000, 配分額(間接経費):930000
本研究は、「新しい社会運動」論が西洋社会における近代化を前提としていることを問題として捉え、日本・韓国・台湾を対象に社会運動の歴史的事例に関する比較分析を行うことによって、アジア社会における社会変動と社会運動の変容に関する理論を構築することを目的としている。
1年目にあたる今年度は、①社会変動にともなう政治と社会運動の変容に関する社会学理論の批判的検討、②20世紀の日韓台における長期的社会変動に関する社会学関連文献の精読、③日本の事例に関する聞き取り調査と資料収集・分析、④韓国・台湾における予備調査を予定していた。
①②については関連文献を読み進めた結果、日韓台の国家が近代化の過程のなかでどのように高等教育政策を構想し、実施したかに着目することによって、3社会における近代化の特徴を把握するという着想を得た。
次いで③については、東大闘争(1968~69年)に関する事例研究を進め、これまでの研究の成果を単著(『東大闘争の語り』新曜社)として刊行した。また、この成果を国際学会(5月ポーランド、2月インド)、シンポジウム(12月東北大学、3月東北大学、3月関西学院大学)などで報告し、フィードバックを得ることによって、次のような本研究の枠組みを構想することができた。それは、高等教育政策に着目して日韓台における近代化の特徴を把握し、大学制度や学術研究制度をめぐる学生や研究者による社会運動の形成・展開過程を検証することによって、近代化の進展と当該社会の社会運動との相互作用を明らかにする、というものである。
こうした見通しを得たことによって、日本の新たな事例として、戦後の科学技術政策にたいして異議申し立てをおこなった、1950~1970年代の科学者運動を取り上げることにし、調査を開始した。
④については、③に注力したことによって今年度はほぼ進めることができなかったため、次年度の課題として残された。
課題番号:18J01843 - 東大闘争の語り——社会運動の予示と戦略
日本学術振興会, 科学研究費補助金 研究成果公開促進費(学術図書), 2017年04月 - 2018年05月
研究代表者 - 1960年代学生運動の日米比較:固有性とGlobal Sixtiesの視角から
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費, 特別研究員奨励費, 2013年04月01日 - 2015年03月31日
小杉 亮子, 東北大学
配分額(総額):2000000, 配分額(直接経費):2000000
平成26年度は、1. 昨年度に引き続き、日米における1960年代学生運動の事例調査、2.これまでの事例調査と理論的検討の成果を踏まえ、日米の1960年代学生運動について、トランスナショナルな背景をグローバル・シックスティーズ論の観点から、個別の事例の形成・展開要因について社会運動論の観点からそれぞれ考察し、論文執筆や学会発表を行なった。
1.については、本年度は、日本の1960年代学生運動の代表的事例である1968~1969年東京大学闘争について、参加者・関係者への聞き取り(21名)、参加者宅・国会図書館での資料収集を行なった。聞き取り結果は随時トランスクリプトを作成し、ライフヒストリーとしてまとめた。また、アメリカの1960年代学生運動の代表的事例である1964年Free Speech Movementについては、9月から10月にかけてカリフォルニア大学バークレー校で開催された50周年記念イベントに参加した。1週間にわたって開かれる多種多様なイベントの参与観察を行ない、詳細なフィールドノートを作成するとともに、イベントに参加しているFree Speech Movement 参加者へのインタビューを行なった。
2.については、日米の1960年代学生運動の事例調査から、両者の思想的・戦術的違いは大きく、直接的な交流と運動戦略や思想の伝播とから同時性が生じたと捉えることは難しいという結論に達した。そこで、一方で、日米の同時性については第二次世界大戦と冷戦政治、その帰結としての経済成長と国際共産主義運動の動揺によるものと捉え、他方で、日本の1960年代学生運動の個別形成・展開過程については、背景としてのトランスナショナルな文脈と大学キャンパスにおいて強固に存在した動員構造とから説明するという着想を得た。
課題番号:13J03531 - 1960年代の「青年の異議申立」とアメリカ市民社会——コミュニティ・オーガナイジングに着目して
財団法人日米協会, 米国研究助成プログラム2011, 2011年04月 - 2012年03月
小杉亮子, 研究代表者
競争的資金