江口 幸治(エグチ コウジ)
人文社会科学研究科 法学研究領域 | 准教授 |
経済学部 経済学科 | |
業績情報
■ MISC農山村の農地保全と営農組織(下)
江口 幸治
農政調査時報, 巻:433, 開始ページ:29, 終了ページ:35, 1992年
農山村の農地保全と営農組織(上)
江口 幸治
農政調査時報, 巻:432, 開始ページ:9, 終了ページ:17, 1992年
リース契約におけるユーザーの保護に関する一考察
江口 幸治
社会科学論集, 巻:72, 開始ページ:169, 終了ページ:188, 1991年
贈与の取消について
江口 幸治
社会科学論集, 号:71, 開始ページ:83, 終了ページ:103, 1990年
埼玉大学経済研究室, 日本語
ISSN:0559-7056, CiNii Articles ID:40001628805, CiNii Books ID:AN00109186
共有者の一部の者から承認されて共有物を占有使用している第三者に対し,その他の共有者は明渡請求ができるか(最判昭和63.5.20)
江口 幸治
社会科学論集, 号:69, 開始ページ:129, 終了ページ:137, 1989年
埼玉大学経済研究室, 日本語
ISSN:0559-7056, CiNii Articles ID:40001628780, CiNii Books ID:AN00109186
農地についての賃借権と抵当権--最高裁の一判例を中心として
江口 幸治
農政調査時報, 号:389, 開始ページ:2, 終了ページ:12, 1989年
全国農業会議所, 日本語
ISSN:0287-8135, CiNii Articles ID:40003140732, CiNii Books ID:AN00370233
■ 書籍等出版物物権法 江口, 幸治; 亀井, 隆太; 萩原, 基裕; 堀川, 信一 (法学); 松原, 孝明; 山口, 志保,
[共著]尚学社, 2022年05月
日本語,
総ページ数:xiii, 257pCiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC14662158ISBN:9784860311735,
CiNii Books ID:BC14662158 民法入門 江口, 幸治; 石川, 光晴; 亀井, 隆太; 萩原, 基裕; 堀川, 信一; 本田, まり; 松原, 孝明,
[共著]尚学社, 2022年04月
日本語,
総ページ数:xiv, 339pCiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC14376330ISBN:9784860311742,
CiNii Books ID:BC14376330 債権法 江口, 幸治; 亀井, 隆太; 萩原, 基裕; 堀川, 信一 (法学); 松原, 孝明; 山口, 志保,
[共著]尚学社, 2021年04月
日本語,
総ページ数:xxiv, 437pCiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BC06950394ISBN:9784860311650,
CiNii Books ID:BC06950394 基本科目法学
江口 幸治; 芝 園子; 三宅 雄彦, [共著]
埼玉大学生活協同組合, 2009年03月
現代民法用語辞典 池田真朗編著,
[共著]税務経理協会, 2008年08月
日本語,
総ページ数:164CiNii Books:http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA86937417ISBN:4419049618,
ASIN:4419049618,
EAN:9784419049614,
CiNii Books ID:BA86937417 講説 民法総則 (講説民法シリーズ)
江口 幸治; 木幡 文徳; 田口 文夫; 山口 康夫; 久々湊 晴夫; 高橋 敏; 野口 昌宏, [共著]
不磨書房, 2008年04月
社会環境設計論への招待
江口 幸治; 新井 光吉; 岩見 良太郎; 芝 園子; 嶋崎 健太郎, [共著]
八千代出版, 2005年04月
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題利用権設定による都市農地保全システムの研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奨励研究(A), 1997年 - 1998年
江口 幸治, 埼玉大学
配分額(総額):1600000, 配分額(直接経費):1600000
本年度は、昨年度に入力作業を行った、データベース(農地利用関係)を、利用し、都市農地の利用状況を分析した。
その結果、農村部と都市部に共通して農地の作業委託の要求が多く、また受託組織の必要性が大きいことがわかった。
そこで、主に農村において認定されている、特定農業法人の土地集積機能を都市農地の保全及び有効利用の為に生かせないか検討した。また、その視点での調査を行った。研究実績の概要作成時点では、最終的な分析が終わっていないが、できるだけ近いうちに結果を公表する予定である。
課題番号:09720024
農地の多面的機能とその活用のための組織
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奨励研究(A), 1995年 - 1995年
江口 幸治, 埼玉大学
配分額(総額):1000000, 配分額(直接経費):1000000
水田は、作物を生産する手段であるだけではなく、多面的な機能を持つ。本研究では、水田が作物生産以外にどのような機能を持ち、それを維持するためにどのような組織が形成されているのか、さらにそれら組織が活動を行うについての問題点は何か、ということについて実態調査を行い、データを得た上で整理・検討することを目的とした。
本研究の結果、水田が作物生産以外に果している機能としては、もっぱら(1)景観維持、(2)生態系サイクルの維持、(3)保水機能等の環境維持機能があげられた。そして、これら機能は、たとえば、景観の維持については、その地域の観光収入の増加、周辺住民の心の安らぎをもたらし、また保水機能は、特に都市部において、雨季の河川増水時に大きな役割を果たすことが調査により明らかになった。
さらに本研究で行った調査から、以前は水田の持つ機能は、改めて認識されることはなかったが、現在においては水田の減少が著しいこともあり、作物生産機能の低下以上し、それ以外の機能低下が問題となり、水田の持つ他面的機能維持を目的とする組織が存在するに至ったことがわかった。つまり、水田で作物を生産することに付随した形での機能を期待するのではなく、むしろ積極的に水田の持つ多面的機能を求める組織の存在が少なからず認められたのである。たとえば、公益法人を設立し、その目的に景観の維持をあげたり、民法上の組合を設立し、減少著しい都市部の水田を維持している。本研究では、それら組織が水田の多面的機能維持のための活動を行う上での問題についても明確にし検討する予定であったが残念ながらまだ継続中であり、本年夏には最終的に報告書をまとめる予定である。
課題番号:07720021
農業経営組織の法人化に関する問題の検討-一戸一法人の実態調査を踏まえて-
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 奨励研究(A), 1994年 - 1994年
江口 幸治, 埼玉大学
配分額(総額):900000, 配分額(直接経費):900000
本研究は、農業経営組織、特に一戸一法人の実態調査を踏まえて、組織経営上の、またそれに伴う不動産(主に土地)管理上の問題を検討することを目的とするものであった。まず、実態調査については、大変充実した成果があがった。本研究前に蓄積された調査データに加え、島根県、新潟県の経営組織体(有限会社)、および埼玉県越谷市(組合)、草加市、千葉県市川市、松戸市の調査データを得ることができた。これらデータは、本研究で揃えられたパーソナルコンピュータおよびソフトにより、整理・分類ができ、1.法人化までの経緯、2.経営内容、3.法人化後の問題点を柱に様々な角度からの分析も行えた。特に埼玉県と千葉県に事例については日本土地法学会(関東支部)において、「水田の多面的機能とその活用のための組織」と題する報告をしている。本研究は、水田の作物生産機能以外の機能を維持するための組織(本事例では、民法上の組合)についての問題点を扱ったものである。今後は、これら分類・整理した資料を基に農業経営法人の具体的な問題点、たとえば、1.解散自由発生後の事業継続問題、2.税法上の問題、3.法人の持ち分の個人への譲渡、4.構成員の死亡による相続等について検討していくつもりである。
課題番号:06720016