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岡部 正義（オカベ マサヨシ）
| 人文社会科学研究科 経済学研究領域 | 准教授 |
| 経済学部 経済学科 |
- E-Mail：mokabe
mail.saitama-u.ac.jp - ホームページ：
研究者情報
■ 学位■ 研究キーワード
- 農村社会経済
- 人間開発論
- インフォーマル労働・雇用
- 農村労働市場
- 伝統的価値規範
- ライフコース研究
- 教育開発
- アジア太平洋研究
- 現地調査
- 格差・不平等分析
- 偏見・差別
- 地域研究と経済学
- 応用ミクロ経済学
- 開発経済学
- 地域研究
- フィリピン
- 東南アジア
- 自然実験
- ステレオタイプ
- 集団間異質性
- 慣習経済
- 経済発展
- 労働市場
- 農村貧困
- 生活時間調査
■ 経歴
- 2024年09月 - 現在, フィリピン国立大学ディリマン校, 大学院労働産業関係研究科, 客員教授, フィリピン共和国
- 2024年04月 - 現在, 埼玉大学, 学術院 経済学研究領域, 准教授, 日本国
- 2024年04月 - 現在, 埼玉大学, 経済学部 経済学科, 准教授
- 2024年04月 - 現在, 埼玉大学, 大学院人文社会科学研究科, 博士後期課程担当准教授, 日本国
- 2021年05月 - 現在, 東京大学, 東洋文化研究所南アジア部門, 共同研究者 （S-3班研究「往来型フィールドワークがつくる社会生活」）
- 2024年04月 - 2025年03月, 共立女子大学, 国際学部, 非常勤講師
- 2022年04月 - 2024年03月, 共立女子大学, 国際学部 国際学科, 准教授
- 2022年05月 - 2022年05月, 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 非常勤講師
- 2022年05月 - 2022年05月, 北海道大学, 経済学部 経済学科, 非常勤講師
- 2020年04月 - 2022年03月, 共立女子大学, 国際学部 国際学科, 専任講師
- 2021年06月 - 2021年09月, 名古屋大学, 大学院国際開発研究科, 国内客員研究員
- 2011年04月 - 2020年03月, 独立行政法人日本貿易振興機構 アジア経済研究所
- 2019年08月 - 2020年01月, フィリピン国立大学ディリマン校, 大学院労働産業関係学研究科, 上級講師, フィリピン共和国
- 2017年01月 - 2020年01月, 独立行政法人日本貿易振興機構 アジア経済研究所, 海外研究員（在マニラ海外派遣員）, フィリピン共和国
- 2017年01月 - 2020年01月, フィリピン国立大学ディリマン校, 大学院労働産業関係学研究科, 客員研究員, フィリピン共和国
- 2018年08月 - 2019年01月, フィリピン国立大学ディリマン校, 大学院教育学研究科, 上級講師, フィリピン共和国
- 2011年04月, 独立行政法人 日本貿易振興機構（ジェトロ） 入構
- 2013年04月 - 2019年07月, 東京大学, 総合文化研究科, 国際社会科学専攻, 博士後期課程, 修了, 日本国
- 2009年04月 - 2011年03月, 東京大学, 総合文化研究科, 国際社会科学専攻, 修士課程, 修了, 日本国
- 2008年04月 - 2009年03月, 一橋大学, 法学部, 法律学科, 特別聴講学生
- 2004年04月 - 2009年03月, 東京学芸大学, 教育学部, 国際理解教育課程, 欧米研究専攻, 卒業, 日本国
- 2007年04月 - 2008年03月, 一橋大学, 経済学部, 経済学科, 特別聴講学生, 日本国
- 2023年08月 - 現在
アジア政経学会, 『アジア研究』編集委員会 編集委員（2023-2025年期・再任）, 学協会 - 2021年05月 - 現在
東京大学東洋文化研究所, 南アジア部門班研究「 往来型フィールドワークがつくる社会生活 」委員 - 2019年01月 - 現在
フィリピン国立大学 EIDRプロジェクト, 国外研究員, 政府 - 2023年04月 - 2024年03月
『共立国際研究＝The Kyoritsu Journal of International Studies』, 編集委員長, 学協会 - 2021年08月 - 2023年07月
アジア政経学会, 『アジア研究』編集委員会 編集委員（2021-2023年期）, 学協会 - 2022年12月 - 2022年12月
国際開発学会, 第33回全国大会 セッション「Aid Organization, Economic Growth and Poverty」座長, https://confit.atlas.jp/guide/event/jasid2022annual/session/3110501-02/tables, 学協会 - 2013年04月 - 2017年01月
ジェトロ・アジア経済研究所, 『The Developing Economies』編集委員 (事務局)・アシスタントエディター, 政府 - 2012年12月 - 2014年03月
国際開発学会, ウェブサイト委員会 幹事, 学協会
- 2020年07月, 第19回アジア太平洋記念賞（井植記念賞）本賞, アジア太平洋フォーラム
岡部 正義, 【論文の概要】
本論文は、アジア諸国や開発途上地域における「男子の教育不振」に着目し、フィリピンを事例に実証研究したものである。フィリピンは特に男子の教育不振が顕著であり、中でも農村部や貧困層において妥当する。研究結果からは、教育水準が同性親子間で相関している世代間関係と、このような親と子の関係を示す重要な説明変数として母親の就労が特定され、家計動学の中で両性間の複雑な相互作用を示唆する。さらに、男子は同等の女子と比べてもより厳しく成績を付けられているという教師のステレオタイプ的評価の存在も自然実験分析から数量的に示された。総合すると、貧困削減とステレオタイプ緩和を両輪とした政策的解決が急務との含意が得られた。
【選考理由】
研究の着眼点、周到な現地調査、的確な統計分析のどれをとってもレベルの高い研究である。フィリピンにおける男子児童の教育不振、という事例に地域研究の手法で光を当てつつ、人々の社会規範や家庭内の慣習的な役割分担が各家計の教育投資行動にどのように影響を与えるか、といった行動経済学的な問題意識に基づいた分析も行っている点、公開されたデータセットに加え筆者の問題意識に基づいた独自の調査も行っている点なども高く評価できる。
フィリピンの農村地域に３年間滞在し、鋭い観察眼を養い、その上でデータ収集、そして経済学的な質の高い実証研究に基づく実態解析、さらにそれに基づく的確な政策提言をするなどよくまとめられており、アジア太平洋研究賞に値するすぐれた論文と評価できる。
（https://www.hemri21.jp/awaji-conf/project/symposium/2022/19.pdfより抜粋）, 国内外の国際的学術賞, 日本国
11664879 - 2018年06月, 第15回優秀論文賞, アジア政経学会
岡部 正義, 第15回優秀論文賞選考理由
フィリピンにおいては、近年、貧困削減が着実に進んでおり、それには農村部における教育水準の高まりが寄与していることが指摘されてきた。同国は1980年代以降、その経済水準からすれば比較的高い初等教育の水準を誇っており、また、途上国としては例外的に男性に比して女性の教育水準が高い特徴をもっている。しかし、最近では、就学率は下がりつつあり、また、いったん就学しても留年や中退などによって持続的な就学が困難となる問題が深刻化し、政策課題として認識されてきている。教育が持続的にならないのは、いかなる要因の組み合わせによるのであろうか。
本論文は、ジェンダーと世代間の教育水準の関係に焦点を当てて、この問題に取り組んだものである。分析に当たっては、教育需要の持続性は個人や世帯の主体的な連続する選択として理解しうるという仮説に立ち、逐次的な意思決定のプロセスを分析するために逐次ロジットモデルが用いられている。用いられるデータは、ミンダナオ島のプキドノン州南部において、1984－85年と2003年の二つの時点で行われた農村家計調査から得られたものである。分析結果として、初等教育終了から中等教育終了まで、女性のほうが次の段階に進める確率が高いこと、初等教育入学後の段階に進めるかどうかは、母親の教育水準が父親のそれよりも重要であること、父親の教育水準は息子に対して、また母親の教育水準は娘に対してそれぞれ大きな影響をもっていることなどが示されている。筆者によれば、もしこのような現象が持続すれば、この地域において現存する「逆」ジェンダー・ギャップは維持・固定されてゆく可能性があるのである。
本論文は、既存研究の周到な吟味のうえに、（１）20年ほど時間差のある世帯調査を丁寧に統合して個人の長期履歴を捉えたデータセットを作成し、このような分析を可能としたこと、（２）各段階の入学と卒業を連続的に捉えた観察によって、既存研究がなしえなかった教育水準の差、入学行動と卒業（中退）行動の違いの総合的な検討を行ったこと、（３）得られた観察結果をミンダナオの産業構造や家族関係の特徴に結びつけた解釈を試みていること、などが高く評価された。ただし、選考委員からは、ミンダナオの社会経済についてのより深い考察、またミンダナオを観察対象とすることの意義や動機についてもう少し踏み込んだ説明がほしいとの指摘、さらには、論文の最大の特徴である逐次ロジットモデルを用いたことではじめて明らかになる知見を、当該分野の既存研究との比較の中でより強調し、それがいかに研究対象地域にとって重要な知見であるのかを、より説得的に示すことができれば、論文の価値を一層高めることができたはずである、との指摘がなされたことを付け加えておく。それにもかかわらず、フィリピン社会の一断面を堅実な実証分析を通じて明らかにしながら、それを社会構造に関する議論や政策のあり方についての示唆へと結びつけようとする「地域研究らしい」試みは高く評価できる。よって選考委員会としては、本論文を、アジア政経学会優秀論文賞を授与するにふさわしい論文であると認めるものである。
（https://www.jaas.or.jp/pages/prize/senkou0.htm#15より抜粋）, 国内学会・会議・シンポジウム等の賞 - 2016年03月, 「第一種奨学金・特に優れた業績による返還免除」半額免除 認定, (博士後期課程), 日本学生支援機構
岡部 正義 - 2011年03月, 「第一種奨学金・特に優れた業績による返還免除」全額免除認定, 日本学生支援機構
岡部 正義 - 2011年03月, 一高記念賞, (学術分野), 東京大学
岡部 正義
業績情報
■ 論文- Unintended Effect of Mothers’ Labor Force Participation on Child Time Allocations under Family Dynamics in Rural Philippines
OKABE Masayoshi
REVIEW OF ECONOMICS OF THE HOUSEHOLD, 開始ページ：1, 終了ページ：53, 2025年01月, ［査読有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］, ［国際誌］
Springer Nature, 英語, 研究論文（学術雑誌）
DOI：https://doi.org/10.1007/s11150-024-09758-x
DOI ID：10.1007/s11150-024-09758-x, ISSN：1569-5239, ORCID：176470452, 共同研究・競争的資金等ID：36418987;30229549;11664879 - Boys’ Underperformance, Teacher Scoring Bias, and Unbalanced Teacher Market in Rural Philippines
OKABE Masayoshi
JOURNAL OF DEVELOPMENT STUDIES, 巻：61, 号：1, 開始ページ：40, 終了ページ：62, 2025年01月, ［査読有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］, ［国際誌］
Taylor & Francis, 英語, 研究論文（学術雑誌）
DOI：https://doi.org/10.1080/00220388.2024.2398449
DOI ID：10.1080/00220388.2024.2398449, ORCID：167743183, 共同研究・競争的資金等ID：36418987;30229549;11664879 - フィリピン就学前教育義務化政策による就学前教育・初等教育接続の変化：教育統計および全国世帯調査データを用いて
堀家望仁香; 岡部正義
『共立国際研究』, 巻：41, 開始ページ：75, 終了ページ：101, 2024年03月, ［最終著者］, ［国内誌］
日本語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
共同研究・競争的資金等ID：36418987;11664879 - 「石ころ」たることを捨て「巻き込み巻き込まれ」を目指す現地主義研究者の来し方にふれて
岡部正義
『東洋文化』, 巻：102, 開始ページ：147, 終了ページ：150, 2022年04月, ［招待有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］, ［国内誌］
東京大学東洋文化研究所, 日本語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
共同研究・競争的資金等ID：30229549 - 教育開発と「逆向きジェンダーギャップ」に関する社会経済学的研究―フィリピンの事例―
岡部正義
『トヨタ財団２０１６年研究助成プログラム実施報告書』 D16-R-0798, 2020年, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
トヨタ財団, 日本語, 研究論文（その他学術会議資料等）
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - Gender Disparities in the Effects of Mothers’ Labor Force Participation on Children’s Time Allocation to Pro-Education Activities in Developing Countries: Evidence from the Rural Philippines
OKABE Masayoshi
IDE Discussion Paper Series (unpublished manucript), 号：764, 開始ページ：1, 終了ページ：58, 2020年01月, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
ジェトロ・アジア経済研究所, 英語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - 教育現場に潜在化する「逆向きジェンダー格差」―“ジェンダー平等優等生”フィリピンの新たな開発課題
岡部 正義
『国際開発ジャーナル』, 巻：753, 号：10月号, 開始ページ：28, 終了ページ：31, 2019年10月, ［招待有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
日本語 - Economic Analyses of the “Reversed Gender Disparity” in Education and Development in the Philippines
OKABE Masayoshi
PhD Dissertation, University of Tokyo (Comittee: Toru Nakanishi, Yasuyuki Sawada, Yuto Kitamura, Yuichi Sekiya, Ryuichi Tanaka), 開始ページ：i, 終了ページ：268 pp. + xv, 2019年07月, ［査読有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
東京大学, 英語, 学位論文（博士）
DOI：https://doi.org/10.15083/0002004311
DOI ID：10.15083/0002004311, 共同研究・競争的資金等ID：11664879 - Inferences and Descriptive Analyses on Education, Livelihoods, and Rural Poverty through Fieldwork and Tailored Household Survey in Marinduque, the Philippines
OKABE Masayoshi
IDE Discussion Paper Series (unpublished manucript), 巻：754, 2019年04月, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
英語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - Male Students’ Augmented Underperformance with Teacher-Perceived Gender Stereotypes as Score Markers: Natural Experimental Evidence from Rural Philippines
OKABE Masayoshi
IDE Discussion Paper Series (unpublished manucript), 巻：734, 2019年01月, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
英語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - 新「人的資本指数」をめぐるフィリピンのポリティカル・エコノミー
岡部正義
IDEスクエア, 開始ページ：1, 終了ページ：9, 2018年12月, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］, ［国内誌］
ジェトロ・アジア経済研究所, 日本語, 研究論文（その他学術会議資料等）
DOI：https://doi.org/10.20561/00050643
DOI ID：10.20561/00050643 - 'K to 12' Program as a National HRD Program to Develop the Workforce
OKABE Masayoshi
PHILIPPINE JOURNAL OF LABOR AND INDUSTRIAL RELATIONS, 巻：35, 開始ページ：113, 終了ページ：129, 2018年11月, ［査読有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］, ［国際誌］
The Philippines implemented the K to 12 Program, a comprehensive reform of its basic education, on June 8, 2013, following the approval of the Enhanced Basic Education Act of 2013. Through this reform, the Philippines is catching up with global standards in secondary education and is attaching a high value to kindergarten. The structure, curricula and philosophy of the education system have been undergoing reform and improvement, with key points as “preparation” for higher education, “eligibility” for entering domestic and overseas higher educational institutions and immediate “employability” upon graduating, all leading toward a “holistically developed Filipino” and also contributing to national human resource development (HRD). This paper summarizes this educational policy and some remaining problems it has faced. The author particularly wants to point out that the policy needs to address two kinds of demand-side approaches: one, to promote sustainable schooling of households with economic hindrances; and two, to address workplace demands by providing Filipino youth with new academic and vocational knowledge and skills.
University of the Philippines, 英語, 研究論文（学術雑誌）
ISSN：0115-6373, ORCID：60028155 - Women and Men FactSheet 2018を読む（2）
岡部正義
IDEスクエア, 開始ページ：1, 終了ページ：7, 2018年08月, ［筆頭著者］
日本語, 研究論文（その他学術会議資料等）
DOI：https://doi.org/10.20561/00050462
DOI ID：10.20561/00050462 - 自動車配車サービスをめぐるフィリピンの荒れ模様 : 東南アジアの一事例 （世界を見る眼）
岡部正義
IDEスクエア, 開始ページ：1, 終了ページ：6, 2018年06月, ［筆頭著者］, ［国内誌］
ジェトロ・アジア経済研究所, 日本語, 研究論文（その他学術会議資料等）
DOI：https://doi.org/10.20561/00050413
DOI ID：10.20561/00050413 - Women and Men FactSheet 2018を読む（1）
岡部正義
IDEスクエア, 開始ページ：1, 終了ページ：9, 2018年04月, ［筆頭著者］, ［国内誌］
ジェトロ・アジア経済研究所, 日本語, 研究論文（研究会，シンポジウム資料等）
DOI：https://doi.org/10.20561/00050377
DOI ID：10.20561/00050377, 共同研究・競争的資金等ID：11664879 - "Under-Performing" or Resilient Filipino Boys in Education? Listening to Students' and Adults' Perspectives and Backgrounds:A Western Visayas Case
OKABE Masayoshi
IDE Discussion Paper Series (unpublished working paper), 巻：705, 2018年03月, ［最終著者］
英語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - 現地調査研究を行う際の古くも大切な問題：クリスマス・イブに想う
岡部正義
IDEスクエア, 開始ページ：1, 終了ページ：6, 2018年02月, ［筆頭著者］, ［国内誌］
ジェトロ・アジア経済研究所, 日本語, 研究論文（その他学術会議資料等）
DOI：https://doi.org/10.20561/00050217
DOI ID：10.20561/00050217, 共同研究・競争的資金等ID：11664879 - 高等教育無償化への大きな舵取り：2010年代二度目の大規模教育政策
岡部正義
IDEスクエア, 開始ページ：1, 終了ページ：7, 2017年12月, ［筆頭著者］, ［国内誌］
ジェトロ・アジア経済研究所, 日本語, 研究論文（その他学術会議資料等）
DOI：https://doi.org/10.20561/00049788
DOI ID：10.20561/00049788, 共同研究・競争的資金等ID：11664879 - なぜ行ったり来たりがうまいのか：フィリピンの「ことば」の難しさを考えてみる（現地リポート）
岡部正義
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：266, 号：12, 開始ページ：34, 終了ページ：37, 2017年11月, ［筆頭著者］, ［国内誌］
ジェトロ・アジア経済研究所, 日本語, 研究論文（学術雑誌）
DOI：https://doi.org/10.20561/00049760
DOI ID：10.20561/00049760, 共同研究・競争的資金等ID：11664879 - 発達と災禍―内戦下の元子ども兵とその心理的発達・調整に着目して （連載／途上国研究の最前線 第15回）
岡部 正義
『アジ研ワールドトレンド』, 巻：258, 号：4月号, 開始ページ：43, 終了ページ：44, 2017年03月, ［招待有り］
日本語 - フィリピン・ミンダナオ農村部における教育需要の持続性に関する社会経済分析：ジェンダーと教育水準の世代間関係に着目して
岡部 正義
『アジア研究』, 巻：63, 号：1, 開始ページ：1, 終了ページ：26, 2017年01月, ［査読有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］, ［国内誌］
This study investigates factors associated with the continuity of educational demands by employing an agricultural and socioeconomic survey in Bukidnon, rural Mindanao. Educational demand is more continuous when individuals pursue higher levels of education, while it is less continuous when they stop schooling at lower levels of education. We present this behavior as a decision tree with five choices for schooling: elementary entry, elementary graduation, secondary entry, secondary graduation, and tertiary entry. Bukidnon is an area with low schooling achievement and seriously challenged educational attainment in the Philippines. Using information on contemporary and retrospective schooling attainment and the socioeconomic characteristics of children and adults, this study employs a sequential logit regression analysis to understand the continuous move from lower to higher levels of education in terms of individual, household, and region-specific characteristics. The gender dimension, a characteristic of Philippines’ education, is particularly interesting. In addition, regarding gender relations, we study the association between the parents’ and childrens’ levels of education.
We find that boys’ education is more favorably associated with their fathers’ level of education at the elementary school level. However, the association between the levels of mothers’ and children’s education is more robust than that between fathers and children, regardless of the children’s gender. At the secondary and tertiary levels, the association between the levels of education of mothers and daughters is stronger than that between mothers and sons. This implies that the more educated the mothers are, the higher is the level of education attained by the daughters; this association tends to be stronger at higher levels of education. As a possible background to this finding, this study contemplates roles of nonagricultural sources of rural livelihood and bilateral descent prevailing in the Philippines.
We also find that the continuity of educational demands may be interrupted at the entry to each subsequent level of education rather than only at the graduation level. However, income could be influencing entry to a higher level of education. This is consistent with the existing literature that emphasizes the importance of alleviating credit and asset constraints among rural households. Although endogeneity bias arising from omitted variables may pose a challenge to future studies in analyzing the income effect, this study proposes that the heterogeneity of income-related obstacles to educational demands exists across educational stages.
The structure of this article is as follows: Section I reviews the literature. Section II provides general and basic information about education in Bukidnon, Philippines and an explanation for its selection. Sections III explains the survey data and econometric models and Section IV enumerates the variables used in them. Section V exhibits the results and Section VI provides a conclusion and discusses future possibilities.
アジア政経学会, 日本語, 研究論文（学術雑誌）
DOI：https://doi.org/10.11479/asianstudies.63.1_1
DOI ID：10.11479/asianstudies.63.1_1, CiNii Articles ID：120006309721 - Gender-preferential intergenerational patterns in primary educational attainment: An econometric approach to a case in rural Mindanao, the Philippines
OKABE Masayoshi
INTERNATIONAL JOURNAL OF EDUCATIONAL DEVELOPMENT, 巻：46, 開始ページ：125, 終了ページ：142, 2016年01月, ［査読有り］, ［筆頭著者, 最終著者, 責任著者］
英語, 研究論文（学術雑誌）
DOI：https://doi.org/10.1016/j.ijedudev.2015.10.006
DOI ID：10.1016/j.ijedudev.2015.10.006, ISSN：0738-0593, eISSN：1873-4871, Web of Science ID：WOS:000369206800014, 共同研究・競争的資金等ID：13101518;11664932 - 開発途上国におけるe-Education (コラム：「国際教育開発協力のこれまで・これから」特集)
アブー・ションチョイ(著); 岡部正義(訳)
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：230, 号：12月号, 開始ページ：51, 2014年11月
日本語, 研究論文（学術雑誌） - 中等教育開発の意義・役割・課題：ポストMDGsの古くて新しい課題 （教育段階編 中等教育：「国際教育開発協力のこれまで・これから」特集：岡部正義（企画），黒田一雄，北村友人，興津妙子，丸山英樹，米村明夫，西村幹子，森壮也，小松太郎，外山聖子，高濱宏至，伊藤成朗，岡部正義，米澤彰純，Abu SHONCHOY））
岡部 正義
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：230, 号：12月号, 開始ページ：45, 終了ページ：48, 2014年11月
日本語, 研究論文（学術雑誌） - 国際教育開発協力の高まり：学際的プラットフォームのダイナミズム （特集にあたって：「国際教育開発協力のこれまで・これから」特集：岡部正義（企画），黒田一雄，北村友人，興津妙子，丸山英樹，米村明夫，西村幹子，森壮也，小松太郎，外山聖子，高濱宏至，伊藤成朗，岡部正義，米澤彰純，Abu SHONCHOY））
岡部 正義
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：230, 号：12月号, 開始ページ：2, 終了ページ：3, 2014年11月
日本語, 研究論文（学術雑誌） - Gender-preferential intergenerational patterns in primary education attainment : a quantitative analysis of a case of rural Mindanao, the Philippines
OKABE Masayoshi
IDE Discussion Paper Series (unpublished manucript), 巻：479, 2014年09月, ［最終著者］
英語, 研究論文（大学，研究機関等紀要） - Where does Philippine education go? : the "K to 12" program and reform of Philippine basic education
OKABE Masayoshi
IDE Discussion Paper Series (unpublished manucript), 巻：425, 2013年08月, ［最終著者］
英語, 研究論文（大学，研究機関等紀要）
DOI：https://doi.org/10.20561/00037745
DOI ID：10.20561/00037745, ORCID：139955014 - 貧困に負けない人びと─フィリピンの都市貧困区を訪ねて─
岡部 正義; 後藤 圭祐
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：211, 号：4月号, 開始ページ：46, 終了ページ：49, 2013年04月, ［招待有り］
日本貿易振興機構アジア経済研究所研究支援部, 日本語
ISSN：1341-3406, CiNii Articles ID：40019675417, CiNii Books ID：AN10472524 - ワリン・ワリンからみるフィリピン
岡部 正義
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：207, 号：12月号, 開始ページ：46, 終了ページ：47, 2012年12月, ［招待有り］
日本語 - 書評：『教育統計学【基礎編】「万人のための教育」に向けた理論と実践的ツール』小川啓一・野村真作著、学友社、2009年、viii+260ページ
岡部 正義
『国際開発研究』, 巻：21, 号：1/2, 開始ページ：157, 終了ページ：160, 2011年11月, ［査読有り］
国際開発学会, 日本語
ISSN：1342-3045, CiNii Articles ID：40019563397, CiNii Books ID：AN10439507
- 蝶のいる楽園：フィリピン・マリンドゥケで調査しながら （フォトショット）
岡部 正義
『IDEニュース: 途上国・新興国研究の窓』, 巻：1, 号：創刊号, 2018年09月
日本語, 機関テクニカルレポート，技術報告書，プレプリント等 - 新刊紹介 『幼児教育の経済学』ジェームス・ヘックマン著、東洋経済新報社、2015年6月
岡部 正義
『アジ研ワールドトレンド』, 巻：2016年1月号, 号：243, 開始ページ：53, 終了ページ：53, 2015年12月, ［招待有り］ - 新刊紹介 『「学力」の経済学』中室牧子著、2015年6月、ディスカヴァー」
岡部 正義
『アジ研ワールドトレンド』, 巻：2015年12月号, 号：242, 開始ページ：52, 終了ページ：52, 2015年11月, ［招待有り］
日本語 - 「終電がない」だけでは説明のつかないJ君の義理堅さ
岡部 正義
『アジ研ワールド・トレンド」, 巻：232, 開始ページ：52, 終了ページ：52, 2015年01月, ［招待有り］
日本語, その他 - 書棚 長有紀枝著『入門 人間の安全保障―恐怖・欠乏からの自由を求めて』中公新書、2012年12月
岡部 正義
『立教』, 巻：225号, 開始ページ：82, 終了ページ：82, 2013年06月, ［招待有り］
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等 - 新刊紹介 長有紀枝著『入門 人間の安全保障―恐怖・欠乏からの自由を求めて』中公新書、2012年12月
岡部 正義
『アジ研ワールド・トレンド』, 巻：209, 号：2月号, 開始ページ：46, 終了ページ：46, 2013年02月, ［招待有り］
日本語, 書評論文,書評,文献紹介等
- Economics of the Reversal in Gender Disparities in Education and Development: Poverty, Family Dynamics, and School Environment in the Philippines (Economics, Law, and Institutions in Asia Pacific)
Masayoshi Okabe, ［単著］
Springer Nature Singapore, 2025年09月, ［査読有り］
英語, 総ページ数：xx + pp.350, 学術書
ISBN：9819692709, ASIN：9819692709, EAN：9789819692705, 共同研究・競争的資金等ID：36418987;30229549;11664879 - 東南アジアのリバース・ジェンダー・ギャップ――進む女性の高学歴化は何を意味するのか
鴨川明子; 服部美奈, ［分担執筆］, フィリピン：男子はどこへ？“Faustian bargain”の可能性から考える農村労働市場の一試論
明石書店, 2025年06月
日本語, 総ページ数：264, 担当ページ：179–184, 学術書
ISBN：4750359505, ASIN：4750359505, EAN：9784750359502, 共同研究・競争的資金等ID：36418987;30229549 - 教育グローバル化のダイナミズム―なぜ教育は国境を越えるのか―
北村 友人; 山田 雄司; 鈴木 耕平; 青田 庄真; 石田 勝紀; 岡部 正義; 高馬 絵吏子; 佐藤 瞬; 高橋 翼; 田島 夕貴; 沼澤 建; 吉野 華恵
東信堂, 2023年02月
日本語, 総ページ数：360
CiNii Books：http://ci.nii.ac.jp/ncid/BD00876285
ISBN：4798917052, ASIN：4798917052, EAN：9784798917054, CiNii Books ID：BD00876285
- When Social Norms Meet Structural Constraints: Economic Perspective on Reversed Gender Disparities in Education and Development in the Philippines
Okabe Masayoshi
GLP Lecture Series 2025, 2025年04月, 一橋大学社会学部, ［招待有り］
英語, 口頭発表（招待・特別）, 日本国
共同研究・競争的資金等ID：36418987 - Where Have the Boys Gone? An Attempt at Interpretation of Rural Labor Markets in the Philippines: From the Perspective of “Faustian Bargain”
OKABE Masayoshi
Research Dissemination Forum, School of Labor & Industrial Relations, University of the Philippines Diliman, 2025年03月, ［招待有り］, ［国際会議］
英語, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, Manila, フィリピン共和国
共同研究・競争的資金等ID：36418987;30229549 - 「Boys' Crisis」の開発経済学
埼玉大学経済学会スタッフセミナー, 2024年07月, ［招待有り］
日本語, 口頭発表（一般）
共同研究・競争的資金等ID：36418987;11664879 - 集団間異質性としての 「男子の教育不振」問題と貧困・開発：フィリピン農村部における実証分析をもとに
岡部正義
国際学部コロキアム, 2022年06月, 共立女子大学国際学部, ［招待有り］
日本語, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
共同研究・競争的資金等ID：30229549;36418987 - 発展途上国に新興する「男子の教育不振」とその背景：集団間異質性のミクロアプローチからみるフィリピン
岡部正義
「男性のあり方」研究会, 2022年06月, 笹川平和財団, ［招待有り］, ［国内会議］
日本語, 口頭発表（招待・特別）
共同研究・競争的資金等ID：30229549;36418987 - フィリピンにおける「男子の教育不振」と家族動学・教師：ジェンダー・貧困へのミクロアプローチ
岡部正義
第1回RGGセミナー, 2022年04月, 山梨大学, ［招待有り］, ［国内会議］
日本語, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等, 山梨大学, 日本国
共同研究・競争的資金等ID：36418987;11664879 - Economic Analysis of "Boys' Underperformance in Education" in Rural Philippines: Through Child Time-Use Analyses
OKABE Masayoshi
Project DEAI Seminar, Ateneo de Davao University-University of Tokyo, 2022年02月, Project DEAI, Ateneo de Davao University-University of Tokyo, ［招待有り］, ［国際会議］
英語, 口頭発表（招待・特別）, フィリピン共和国
共同研究・競争的資金等ID：30229549 - フィリピンにおける男子の教育不振と貧困環境下における母親の「二重の重荷」：農村部における世帯調査の計量分析 （査読あり）
岡部正義
国際開発学会第31回全国大会 セッションA5「貧困」, 2020年12月, 国際開発学会
2020年12月 - 2020年12月, 日本語, 口頭発表（一般）, 津田塾大学, 日本国
共同研究・競争的資金等ID：30229549;11664879 - Econometric Analyses on an Unintended Effect of Mothers’ Labor Force Participations on the Boys’ Underperformance in Education: Evidence from Marinduque, Philippines （査読あり）
OKABE Masayoshi
The 10th Asian Regional Congress of the International Labor and Employment Relations Association (ILERA), 2020年12月, International Labor and Employment Relations Association (ILERA), ［国際会議］
2020年12月 - 2020年12月, 英語, 口頭発表（一般）, マニラ, フィリピン共和国
共同研究・競争的資金等ID：30229549;11664879 - 教育現場に潜在化する「増幅される男子の教育不振」："ジェンダー平等の優等生"フィリピンの事例 （査読あり）
岡部 正義
国際開発学会第30回記念全国大会 セッションB3「教育開発の計量的分析」, 2019年11月, 国際開発学会, ［国内会議］
2019年11月 - 2019年11月, 日本語, 口頭発表（一般）, 東京大学
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - School-Augmented 'Boys’ Underperformance in Education' in the Philippines: Natural Experimental Evidence from a Rural Philippines
OKABE Masayoshi
Asian Development Bank ERCD Seminar, 2019年10月, アジア開発銀行（ADB）, ［招待有り］, ［国際会議］
英語, 口頭発表（招待・特別）, Mandaluyong City, Philippines
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - Economics of “Boys’ Underperformance” in Education and Development in the Philippines
OKABE Masayoshi
A Research-Dissemination Seminar, Luxor Marinduque, Gasan, Marinduque, Philippines, 2019年09月, ［招待有り］, ［国際会議］
英語, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等 - Economic Analysis on Child Time-allocation Patterns in Pursuit of Background of Boys' Underperformance in Education: Evidence from Marinduque
OKABE Masayoshi
Seminar Graduate School and College of Public Affairs and Development, University of the Philippines Los Baños, 2019年04月, ［招待有り］, ［国際会議］
英語, 口頭発表（基調） - “Boys’ Underperformance in Education,” Augmented through Stereotypes by Adults: Quantitative Approach to a Teacher’s Case in Rural Villages, Marinduque, Philippines （査読あり）
OKABE Masayoshi
Philippine Studies Conference in Japan 4th, 2018年11月, ［国際会議］
2018年11月 - 2018年11月, 英語, 口頭発表（一般）
共同研究・競争的資金等ID：11664879 - 第15回アジア政経学会優秀論文賞受賞にあたって
岡部 正義
2018年度アジア政経学会春季大会, 2018年06月, アジア政経学会, ［招待有り］, ［国内会議］
日本語, その他 - フィリピンにおける教育開発の実証分析
岡部 正義
東京大学国際開発論研究会, 2015年06月, ［国内会議］
日本語, 口頭発表（招待・特別） - フィリピン郊外農村部における基礎教育遅延とその決定因分析：人間の安全保障を目指して
岡部 正義
APLセミナー, 2012年10月, アジア経済研究所, ［国内会議］
日本語, 公開講演，セミナー，チュートリアル，講習，講義等
- 2025年 - 現在
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ, 埼玉大学経済学部 - 2025年 - 現在
開発・慣習と行動経済学, 埼玉大学経済学部 - 2025年 - 現在
Empirical Development Economics, 埼玉大学大学院 人文社会科学研究科 国際日本アジア専攻日本アジア経済経営コース（MEcon Program） - 2024年 - 現在
実証開発経済学特論, 埼玉大学大学院 人文社会科学研究科 経済経営専攻 博士後期課程 - 2024年 - 現在
実証開発経済学, 埼玉大学大学院 人文社会科学研究科 経済経営専攻 修士課程 - 2024年 - 現在
開発経済論, 埼玉大学経済学部 - 2024年 - 現在
経済学入門, 埼玉大学経済学部 - 2025年03月 - 2025年03月
Human Resource Development at the Nation Level, University of the Philippines Diliman - 2021年 - 2025年
卒業研究, 共立女子大学 - 2021年 - 2025年
国際卒研演習, 共立女子大学 - 2020年 - 2025年
国際協力論, 共立女子大学 - 2024年 - 2024年
プレゼミ, 埼玉大学経済学部 - 2023年 - 2024年
経済開発の実証分析, 共立女子大学大学院国際学研究科 - 2023年 - 2024年
経済開発の理論と実践, 共立女子大学大学院国際学研究科 - 2022年 - 2024年
ミクロ経済学Ⅰ, 共立女子大学 - 2022年 - 2024年
ミクロ経済学Ⅱ, 共立女子大学 - 2022年 - 2024年
開発経済学Ⅱ, 共立女子大学 - 2020年 - 2024年
開発経済学Ⅰ, 共立女子大学 - 2020年 - 2024年
国際専門演習, 共立女子大学 - 2020年 - 2024年
国際基礎演習Ⅰ・Ⅱ, 共立女子大学 - 2020年 - 2024年
社会開発論, 共立女子大学 - 2020年 - 2023年
国際学入門Ⅲ, 共立女子大学 - 2020年 - 2023年
課題解決ワークショップ, 共立女子大学 - 2022年05月
経済学特殊講義Ⅱ（国際協力論）（輪講）, 北海道大学 経済学部 - 2021年 - 2022年
国際開発海外実地研修特論（輪講）, 名古屋大学大学院 国際開発研究科 - 2020年 - 2022年
計量経済学（経済学特論）, 共立女子大学 - 2020年 - 2022年
国際協力研究Ⅰ・Ⅵ, 共立女子大学大学院 - 2020年 - 2021年
アジア太平洋の国際関係Ⅰ, 共立女子大学 - 2020年 - 2021年
マクロ経済学, 共立女子大学 - 2019年08月 - 2020年01月
Research Methods in Industrial Relations, フィリピン国立大学ディリマン校 大学院労働産業関係学研究科 修士課程・ディプロマ課程 - 2018年08月 - 2019年01月
Education and National Development, フィリピン国立大学ディリマン校 大学院教育学研究科 修士課程・博士課程
■ 所属学協会
- 2024年04月 - 現在, 埼玉大学経済学会
- 2022年08月 - 現在, アジア太平洋フォーラム・淡路会議
- 2021年06月 - 現在, 開発経済学会
- 2015年12月 - 現在, 日本比較教育学会
- 2011年09月 - 現在, アジア政経学会
- 2011年04月 - 現在, 国際開発学会
- 途上国における中等教育の制度拡充とその政策効果に関する実証研究：フィリピンの事例
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 若手研究 / 経済学 / 経済政策 総額：468万円, 若手研究, 2022年04月 - 2026年03月
岡部 正義, 共立女子大学, 研究代表者
配分額（総額）：4680000, 配分額（直接経費）：3600000, 配分額（間接経費）：1080000
競争的資金, 課題番号：22K13394
論文ID：48618849, 書籍等出版物ID：41921524, 講演・口頭発表等ID：49931891 - フィリピン農村部における「男子の教育不振」の教育経済学研究：実証的アプローチから
日本学術振興会, 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援 / 教育学 / 教育社会学 総額：286万円, 研究活動スタート支援, 2020年09月 - 2023年03月
岡部 正義, 共立女子大学, 研究代表者
配分額（総額）：2860000, 配分額（直接経費）：2200000, 配分額（間接経費）：660000
今年度は、コロナ禍が持続的に海外調査を不可能としていることから、既存の研究フレームワークをもとにしたデータ分析を主たる作業とすることで研究計画を軌道修正してきている。その一部成果は、国内学会・国際学会で発表したところである。その主たる研究実績内容としては、男子の教育不振における家庭動学(family dynamics)への着目という視座である。
これは、貧困環境下におけるフィリピン農村の拡大家族制において、母親の養育にかかる義務が他の成人家族と十分に代替されておらず、母親に養育者としての役割が期待されていること、そしてそのような能力も母親に強く備わっていると信じられていることが挙げられる。このような質的側面を、これまでの研究作業ではいかに実証的・計量的に検証するかが課題であった。このような側面を「男子の教育不振」の主たる説明変数として定め、分析を深化させる作業を継続して来ている。
これらの分析を、コロナ禍の移動の制約のもと、追加の文献収集や論文渉猟、現地研究機関とのオンラインでの対話などを継続していくことで引き続き改善・改良していく。
課題番号：20K22248
論文ID：48618849, 書籍等出版物ID：41921524, 講演・口頭発表等ID：49340587 - 教育開発と「逆向きジェンダーギャップ」に関する社会経済学的研究―フィリピンの事例―
公益財団法人 トヨタ財団, 2016年度研究助成プログラム・個人研究助成 総額：130万円, 2017年05月 - 2019年10月
岡部 正義, 研究代表者
競争的資金
論文ID：48618849, 書籍等出版物ID：41921524, 講演・口頭発表等ID：47038961, 受賞ID：29235350 - 開発途上国における貧困層の教育就学とその阻害要因分析――フィリピンを事例に
東京大学, 博士課程研究遂行協力制度, 2015年07月 - 2015年12月
岡部 正義, 研究代表者
競争的資金
論文ID：13149473 - 開発途上国における貧困層の教育就学とその阻害要因分析――フィリピンを事例に
東京大学, 博士課程研究遂行協力制度, 2014年10月 - 2015年03月
岡部 正義, 研究代表者
競争的資金
論文ID：13149473