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七木田 文彦(ナナキダ フミヒコ)
教育学部 養護教諭養成課程 学校保健学講座 | 准教授 |
研究者情報
■ 学位■ 研究キーワード
■ 研究分野
■ 経歴
- 2021年11月 - 現在, 東京学芸大学大学院, 連合学校教育学研究科, 兼任
- 2007年04月 - 現在, 埼玉大学, 教育学部, 准教授
- 2006年04月 - 2007年03月, 宇都宮大学, 教育学部, 専任講師
- 2002年04月 - 2006年03月, 東京大学大学院, 教育学研究科博士課程, 総合教育科学専攻
- 2000年04月 - 2002年03月, 東京大学大学院, 教育学研究科修士課程, 総合教育科学専攻
- 1997年04月 - 1999年03月, 筑波大学大学院, 体育研究科修士課程, 健康教育学専攻
- 2024年01月 - 現在
一般社団法人日本学校保健学会, 第71回学術大会企画委員会委員, 学協会 - 2023年03月 - 現在
日本教育保健学会, 編集委員会委員, 学協会 - 2023年03月 - 現在
日本教育保健学会, 理事, 学協会 - 2023年03月 - 現在
一般社団法人日本学校保健学会, 保健教育改革委員会副委員長, 学協会 - 2022年11月 - 現在
一般社団法人日本学校保健学会, 渉外委員会委員, 学協会 - 2022年11月 - 現在
一般社団法人日本学校保健学会, 理事, 学協会 - 2007年11月 - 現在
日本学校保健学会, 評議員(2012年より代議員), 日本学校保健学会, 学協会 - 2022年11月 - 2023年11月
一般社団法人日本学校保健学会, 第69回学術大会実行委員会委員, 学協会 - 2021年09月 - 2022年09月
教育史学会, 第60回大会実行委員会委員, 学協会 - 2021年09月 - 2022年09月
日本医史学会, 第125回学術大会実行委員会委員, 学協会 - 2016年11月 - 2019年11月
一般社団法人日本学校保健学会, 事務局長, 学協会 - 2008年03月 - 2019年03月
日本教育保健学会, 理事, 日本教育保健学会, 学協会 - 2014年02月 - 2016年11月
一般社団法人日本学校保健学会, 副事務局長, 学協会 - 2000年03月 - 2011年03月
日本教育保健学会, 事務局補佐(2022年3月〜事務局幹事), 学協会 - 2009年06月 - 2010年06月
日本医史学会, 第111回学術大会実行委員, 学協会 - 2005年06月 - 2006年06月
日本健康教育学会, 第15回大会実行委員会委員, 学協会 - 2000年11月 - 2001年11月
日本学校保健学会, 第48回大会実行委員会委員, 学協会 - 1997年11月 - 1998年11月
日本学校保健学会, 第45回大会実行委員会委員, 学協会
業績情報
■ MISC- Current Status and Future Prospects of Hospital Emergency Life-Saving Technicians
瀧波慶和; 七木田文彦
埼玉大学教育学部紀要(教育科学), 巻:73, 号:2, 開始ページ:163, 終了ページ:168, 2024年09月 - 【連載12】保健授業の改革ヴィジョン 第12回 教師の問いを子どもの学びへ
七木田文彦
体育科教育, 巻:72, 号:3, 開始ページ:52, 終了ページ:55, 2024年03月, [筆頭著者] - 「教える」に気づき「学び」を創る (後編)「学び」を生み出す実践のヴィジョンとデザイン
七木田文彦
雑誌 健, 巻:52, 号:2, 開始ページ:9, 終了ページ:23, 2024年02月, [筆頭著者] - 【連載11】保健授業の改革ヴィジョン 第11回 教師は実践から何をどのように学ぶのか
七木田文彦
体育科教育, 巻:72, 号:2, 開始ページ:64, 終了ページ:67, 2024年02月, [筆頭著者] - 【連載10】保健授業の改革ヴィジョン 第10回 「プラン」から「デザイン」へ
七木田文彦
体育科教育, 巻:72, 号:1, 開始ページ:62, 終了ページ:65, 2024年01月, [筆頭著者] - 「教える」に気づき「学び」を創る(前編)「学び」を問う〜授業を改革するまえに〜
七木田文彦
雑誌 健, 巻:52, 号:10, 開始ページ:8, 終了ページ:16, 2023年12月, [筆頭著者] - 【連載9】保健授業の改革ヴィジョン-第9回 体験と経験と学び-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:12, 開始ページ:74, 終了ページ:77, 2023年12月, [筆頭著者] - 【連載8】保健授業の改革ヴィジョン-第8回 少人数グループによる活動的な学び-」
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:11, 開始ページ:58, 終了ページ:61, 2023年11月, [筆頭著者] - 教育史にみるケアリング−学校・家庭・地域社会における子どもの姿から−
七木田文彦; 白水浩信
日本の教育史学, 巻:66, 開始ページ:82, 終了ページ:109, 2023年10月, [筆頭著者] - 【連載7】保健授業の改革ヴィジョン-第7回 具体的事例からはじめる学びのデザイン-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:10, 開始ページ:66, 終了ページ:69, 2023年10月, [筆頭著者] - 【連載6】保健授業の改革ヴィジョン-第6回 「水どぅ宝」−基準の外から起こる水質汚染-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:9, 開始ページ:62, 終了ページ:65, 2023年09月, [筆頭著者] - 【連載5】保健授業の改革ヴィジョン-第5回 どのような課題が学びを生み出すのか-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:8, 開始ページ:74, 終了ページ:77, 2023年08月, [筆頭著者] - 【連載4】保健授業の改革ヴィジョン-第4回 「つなぎ」の中に学びを生み出す-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:7, 開始ページ:64, 終了ページ:67, 2023年07月, [筆頭著者] - 「わからない」ことを理解する
七木田文彦
保健師教育, 巻:7, 号:1, 開始ページ:2, 終了ページ:6, 2023年06月, [筆頭著者] - 【連載3】保健授業の改革ヴィジョン-第3回 経験と身体がつむぎだす言葉の可能性-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:6, 開始ページ:58, 終了ページ:61, 2023年06月, [筆頭著者] - 【連載2】保健授業の改革ヴィジョン-第2回 小さな断片から奥行きを臨む-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:5, 開始ページ:66, 終了ページ:69, 2023年05月, [筆頭著者] - 【連載1】保健授業の改革ヴィジョン-第1回 教室からの小さな改革-
七木田文彦
体育科教育, 巻:71, 号:4, 開始ページ:60, 終了ページ:63, 2023年04月, [筆頭著者] - 日本学校保健学会が保健教育の未来を考える 第8回 「保健教育の未来に向けて:研究は実践と政策にどのように関わるのか-
七木田文彦; 森昭三
学校保健研究, 巻:64, 号:4, 開始ページ:338, 終了ページ:341, 2023年01月, [筆頭著者] - 日本学校保健学会が保健教育の未来を考える 第7回 保健教育を現場で担当する立場から考える−保健体育教師の声を聴く:課題をどのように認識するのか−
七木田文彦
学校保健研究, 巻:64, 号:3, 開始ページ:269, 終了ページ:275, 2022年10月, [筆頭著者] - 「学び」を生み出す教師の実践的思考
七木田文彦; 内田貴美子
体育科教育, 巻:69, 号:8, 開始ページ:44, 終了ページ:47, 2021年08月, [筆頭著者] - 日本学校保健学会が保健教育の未来を考える 第2回 日本における保健教育の歴史から現代をどう見るのか
七木田文彦
学校保健研究, 巻:63, 号:2, 開始ページ:106, 終了ページ:112, 2021年07月, [筆頭著者] - 学校保健における原理・歴史のメソドロジー 第6回 実践史・社会史:実践者のあゆみを跡づける
七木田文彦; 竹下智美
学校保健研究, 巻:62, 号:6, 開始ページ:411, 終了ページ:415, 2021年02月, [筆頭著者] - 学校保健における原理・歴史のメソドロジー 第2回 制度史は何を語るのか
七木田文彦
学校保健研究, 巻:62, 号:2, 開始ページ:133, 終了ページ:137, 2020年06月, [筆頭著者] - 報告要旨「経験と分断された身体の行方-健康をめぐる近代的身体の一断面-」報告を終えて
七木田文彦
日本教育史往来, 号:235, 開始ページ:3, 2018年10月, [筆頭著者] - 報告要旨〈1〉経験と分断された身体の行方-健康をめぐる近代的身体の一断面-
七木田文彦
日本教育史往来, 号:234, 開始ページ:3, 2018年06月, [筆頭著者] - 教育保健学のカリキュラムデザイン-教職必修科目に位置づける健康・身体の教養とは-
七木田文彦; 鎌田克信; 黒川修行; 瀧澤利行; 野井真吾
日本教育保健学会年報, 号:25, 開始ページ:56, 終了ページ:59, 2018年03月, [筆頭著者] - 【連載12】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから−第12回 保健を学ぶ本質はどこにあるのか-自明視される健康の価値についての「見方・考え方」-」
七木田文彦
健康教室, 号:808, 開始ページ:42, 終了ページ:47, 2018年03月, [筆頭著者] - 【連載11】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから-第11回 対話(dialogue)をデザインする-子どもの表現を受け止め、「学び」へつなげる−
七木田文彦
健康教室, 号:807, 開始ページ:42, 終了ページ:47, 2018年02月, [筆頭著者] - 【連載10】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから-第10回 「話し合い」から「学び合い」へ−どのように「状況と対話」できるか-
七木田文彦
健康教室, 号:806, 開始ページ:54, 終了ページ:58, 2018年01月, [筆頭著者] - 【連載9】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから-第9回 「深い学び」はどのようにして可能になるのか−「健康と環境」を例に-
七木田文彦
健康教室, 号:805, 開始ページ:32, 終了ページ:36, 2017年12月, [筆頭著者] - 【連載8】保健授業の創造とデザイン-生きた教室の記録・フィールドノートから-第8回 子どもの学びに焦点化した授業研究−「学び」を切る言葉、「学び」へと誘う言葉-
七木田文彦
健康教室, 号:804, 開始ページ:40, 終了ページ:45, 2017年11月, [筆頭著者] - 【連載7】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから−第7回 教具を越えて子どもと向き合う−つぶやきを聴き、学びへつなげる−」
七木田文彦
健康教室, 号:803, 開始ページ:44, 終了ページ:48, 2017年10月, [筆頭著者] - The emergency situation for students based on the statistical trends Japanese rural area
瀧波慶和; 七木田文彦
埼玉大学教育学部紀要(人文・社会科学), 巻:66, 号:2, 開始ページ:559, 終了ページ:567, 2017年10月 - 【連載6】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから−第6回 「がん教育」によるオーセンティックな学び−子どもの学ぶ姿から今後の実践のヴィジョンを探る−
七木田文彦
健康教室, 号:802, 開始ページ:46, 終了ページ:51, 2017年09月, [筆頭著者] - 【連載5】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから−第5回 少人数グループによる学び合い−表現し響き合う子どもたち−
七木田文彦
健康教室, 号:801, 開始ページ:40, 終了ページ:44, 2017年08月, [筆頭著者] - 【連載4】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートか ら−第4回 教室の事実から学ぶ−子どもの声を聴き、話し合いを見まもる−
七木田文彦
健康教室, 号:800, 開始ページ:42, 終了ページ:45, 2017年07月, [筆頭著者] - 【連載3】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートか ら−第3回 「教材」研究から「学び」のデザインへ
七木田文彦
健康教室, 号:799, 開始ページ:49, 終了ページ:52, 2017年06月, [筆頭著者] - 【連載2】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから−第2回 「背伸び」と「ジャンプ」による学び−中学校「応急手当」の授業実践から−
七木田文彦
健康教室, 号:798, 開始ページ:42, 終了ページ:46, 2017年05月, [筆頭著者] - 教師に求められる教養としての教育保健(各論2)
七木田文彦; 青栁直子; 森本扶; 上地勝
日本教育保健学会年報, 号:24, 開始ページ:91, 終了ページ:94, 2017年03月, [筆頭著者] - 【連載1】保健授業の創造とデザイン−生きた教室の記録・フィールドノートから− 第1回「教える」授業から「学ぶ」授業への改革をめざして
七木田文彦
健康教室, 号:797, 開始ページ:34, 終了ページ:37, 2017年03月, [筆頭著者] - 教員の資質として求められる教育保健の能力とは
七木田文彦; 野井真吾; 内田良; 黒川修行; 鹿野晶子
日本教育保健学会年報, 号:23, 開始ページ:103, 終了ページ:107, 2016年03月, [筆頭著者] - 「綜合」から「総合」へ
七木田文彦
日本教育保健学会年報, 号:23, 開始ページ:1, 2016年03月, [筆頭著者] - 養護実践にみる教育保健機能の検討
瀧澤利行; 七木田文彦; 竹下智美
日本教育保健学会年報, 号:24, 開始ページ:65, 終了ページ:74, 2016年03月, [査読有り] - 「教育保健学」の系譜とカリキュラムデザイン-臨床からの体系化・ 構成試案-
七木田文彦
日本教育保健学会年報, 号:24, 開始ページ:3, 終了ページ:12, 2016年03月, [査読有り], [筆頭著者] - 教職必修科目としての「学校保健」構想(教育保健)とその制度化:「教育保健」 の教職必修科目としての位置づけとカリキュラムデザイン、その制度化への道程
七木田文彦; 野井真吾; 瀧澤利行
日本教育保健学会年報, 号:21, 開始ページ:65, 終了ページ:71, 2013年03月, [筆頭著者] - 思春期の健康課題と学校教育
七木田文彦
母子保健情報, 巻:65, 開始ページ:31, 終了ページ:34, 2012年07月, [筆頭著者] - 第二次世界大戦後の日本の学校保健
七木田文彦
小児科臨床, 巻:64, 号:増刊, 開始ページ:11, 終了ページ:16, 2011年07月, [査読有り], [筆頭著者] - 戦時下学校衛生改革と健康教育教科成立の基盤形成過程-能動的主体形成の目的化-
七木田文彦
学校保健研究, 巻:52, 号:4, 開始ページ:273, 終了ページ:283, 2010年10月, [査読有り], [筆頭著者] - 昭和前期における健康教育運動の興隆過程
七木田文彦
東京大学大学院教育学研究科紀要, 巻:45, 開始ページ:355, 終了ページ:363, 2006年03月, [筆頭著者] - 1940年代学校衛生統計の調査状況-資料『学徒体位に関する調査 昭和23年 文部省体育局』の位置-
七木田文彦; 野村良和
日本教育保健学会年報, 号:12, 開始ページ:33, 終了ページ:70, 2005年03月, [査読有り], [筆頭著者] - 戦後初期日本における保健科成立の基盤形成
七木田文彦
戦後教育史研究, 号:18, 開始ページ:1, 終了ページ:14, 2004年12月, [筆頭著者] - 『日本ニ於ケル學校衞生ノ現状ニ関スル統計資料』の戦後学校保健政策上の位置
七木田文彦; 和唐正勝; 野村良和; 柴若光昭; 衞藤隆
学校保健研究, 巻:45, 号:2, 開始ページ:121, 終了ページ:144, 2003年06月, [査読有り], [筆頭著者]
日本学校保健学会, 日本語
ISSN:0386-9598, CiNii Articles ID:10017404346, CiNii Books ID:AN00042540 - A History of School Hygiene Lectures in Japan
七木田文彦
“Current School Health Research Proceedings from 49th Annual Meeting of Japanese Association of School Health, Japanese Journal of School Health, 巻:44, 開始ページ:115, 終了ページ:116, 2003年01月, [筆頭著者] - 保健授業評価票作成の試み-中学生の授業評価構造に着目して-
七木田文彦
学校保健研究, 巻:44, 号:1, 開始ページ:44, 終了ページ:55, 2002年04月, [査読有り], [筆頭著者] - 大学生の朝食摂取率低下予測要因
七木田文彦
日本教育保健研究会年報(現日本教育保健学会 年報), 号:9, 開始ページ:3, 終了ページ:14, 2002年03月, [査読有り], [筆頭著者] - 医療の限界から生じる問題
七木田文彦
学研・教科の研究 保健・体育ジャーナ ル, 号:58, 開始ページ:8, 終了ページ:9, 2001年02月, [筆頭著者] - これまでの養護教諭の研修
七木田文彦
学校保健のひろば, 号:19, 開始ページ:51, 終了ページ:52, 2000年10月, [筆頭著者] - Founder and 1st President of the IUHPE,International Union for Health Education(IUHE)の創設者C.E.Turner
七木田文彦
淑徳文化専門学校研究紀要, 巻:19, 2000年03月, [筆頭著者]
- 学校保健マニュアル 改訂第10版
七木田文彦, [分担執筆], 第11章 健康教育-新たな健康教育の創造へ-
南山堂, 2022年 - 保健授業の挑戦-学びの創造とデザイン-
七木田文彦, [単著]
大修館書店, 2021年
ISBN:9784469269055 - 日本学校保健会百年史
七木田文彦, [分担執筆], 「日本学校保健会通史-学校保健の150年と日本学校保健会100年 3.帝国学校衛生会の設立と発展 3-1 大正後期から昭和前期の学校衛生 1)概説(1)学校制度の充実と学校衛生、(2)学校衛生行政機構の整備、(3)学校衛生関係法令の整備」、「同2)大正後期から昭和戦前期の健康教育」、「同4 戦時下改革と学校衛生 4-1 大戦下の学校衛生 1)概説、2)大戦期の健康教育、3)大戦期の衛生管理」、「5.戦後教育改革と日本学校衛生会の設立 5-1 戦後教育改革期の学校保健 1)概説(1)戦後の教育改革と学校保健、(2)学校保健行政機構の設置-復興施策と学校保健-、(3)学校保健の発展-学校衛生から学校保健へ-、2)戦後教育改革期の保健教育、3)戦後改革期の保健管理」、「同5-2 戦後改革期の日本学校衛生会 1)財団法人日本学校保健会の発足と発展の概要、2)寄附行為・組織・役員の変遷、3)日本学校衛生会の事業」、「6.学校保健法の成立と日本学校保健会、6- 1 戦後成長期の学校保健 2)戦後成長期の保健教育」、「年表」
公益財団法人 日本学校保健会, 2021年 - 公益財団法人日本学校保健会100周年記念誌
公益財団法人日本学校保健会; 周年事業実行委員会記念史部会, [共編者(共編著者)]
公益財団法人日本学校保健会, 2020年 - 保健教育学の探究-研究の基礎と方法-
七木田文彦, [分担執筆], 保健科の成立史
大修館書店, 2020年 - 養護教諭のための公衆衛生学
七木田文彦, [分担執筆], 第5章第3節 学校の環境衛生
東山書房, 2018年 - 近代日本を創った身体
七木田文彦, [分担執筆], 第8章 経験と引き離された身体の行方-健康をめぐる近代的身体の一断面-
大修館書店, 2017年
ISBN:9784469268133 - 教師のための教育保健学-子どもの健康を守り育てる実践と理論-
七木田文彦, [分担執筆], 第5章第3節第2項 教育生理学・教育衛生学から教育保健学へ
大修館書店, 2016年 - 雑誌「養護」の時代と世界-学校の中で学校看護婦はどう生きたか-
七木田文彦, [分担執筆], 「第4章第3節「養護」の語られ方-意味内容について-」「第5章 養護訓導の誕生と量的拡大過程」
大空社, 2015年 - 21世紀スポーツ大事典
七木田文彦, [分担執筆], 「第7章 健康の概念「日本における動向」「第9章 スポーツと医科学 「健康教育史にみるスポーツ医科学」
2015年 - 現代学校保健学
七木田文彦, [分担執筆], 「第1章第2節 学校保健の歴史」「第1章第3節 学校保健行政の役割」
共栄出版, 2014年 - 健康教育教科「保健科」成立の政策形成-均質的健康空間の生成-
七木田文彦, [単著]
学術出版会, 2010年
ISBN:9784284102889 - 基礎から学ぶ学校保健
七木田文彦, [分担執筆], 第5章 学校保健教育
建帛社, 2008年 - 学校保健の動向 平成20年度版
七木田文彦, [分担執筆], 「養護教諭の歴史」「学校給食の歴史」「学校健康診断の歴史」「学校三師の歴史」「明治期:学校衛生のはじまり」「大正期:学校衛生の発展」「戦前・戦中昭和期:健康教育の隆盛」「戦後昭和期・平成期:学校保健の確立」「21世紀・新しい時代の健康教育推進学校-表彰事業について-」
2008年 - 学校医・学校保健ハンドブック-必要な知識と視点のすべて-
七木田文彦, [分担執筆], 第Ⅰ章第1節 日本における学校保健の歴史
文光堂, 2006年 - 日本学校保健会八十年史
七木田文彦, [分担執筆], 「第3編第1章 戦後日本学校衛生会の発足と展開」「学校保健年表」
(財)日本学校保健会, 2005年 - 日本学校保健学会50年史
七木田文彦, [分担執筆], 第1編第1章第2節 日本学校保健学会設立前史-昭和前期から戦後期-
日本学校保健学会, 2004年
■ 所属学協会
■ 共同研究・競争的資金等の研究課題
- 「保健」独立免許状の誕生と未完の戦後改革-使用されない免許状がなぜ準備されたのか
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2020年04月 - 2023年03月
七木田 文彦, 埼玉大学
配分額(総額):4160000, 配分額(直接経費):3200000, 配分額(間接経費):960000
「保健」の独立教科免許状の誕生後、実態としてどのような状況をもたらして今日に至っているのか、今日的課題を教室の中の出来事に求め、体育科との合科型教科の方向性として独立教科の可能性を検討した。制度的ロックインの中における改革は、個々の授業、個々の具体的な学びの中に求めるしかなく、その例として著作『保健授業の挑戦-学びの創造とデザイン-』の中にその可能性を記載した。また、日本学校保健学会誌「学校保健研究」に「日本における保健教育の歴史から現代をどう見るのか」を投稿し、独立教科の成立過程の課題について論じた。
そこでは、「保健科」は教育課程の標準装備と考える必然性について、教科は、時代における公教育、教科体系のあり方は常に変化することを必然として改革のヴィジョンを示すことが必要で、改革のあり方として二案を示した。
第一に、1930年代に展開された健康教育運動、第二に、戦後教育改革における「中等学校保健計画実施要領(試案)」、第三に、1990年代以降のヘルスプロモーションの発想である。そのいずれの展開も、民主的で創造的実践を生み出すことができる考え方によって支えられている。
近年の健康教育は、新自由主義的な政策と親和性をもち、個人の責任を基本原理とする行動主義に立脚している。この健康教育は、環境に適応する強い自己の形成をめざして困難な社会を乗り切ろうとする。これに対し、ヘルスプロモーションの「参加」の概念は、バンコク憲章に示されているように、「コミュニティに権限を与えること」、「パートナーシップ」、「健康の平等性を改善するための政策と協力」といった考えに注目する。ここに、バラバラに解体されつつある個とコミュニティを「参加」と「対話」によって再構成する。「ケア」を中心にした「つながりの健康教育」は、21世紀型の教育として新たに学びをデザインできる可能性をもっている。
課題番号:20K02425 - 国立養護教諭養成所の設置と戦後教育改革-学校教育法から取り残された養護教諭養成-
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2017年04月 - 2020年03月
七木田 文彦, 埼玉大学
配分額(総額):4160000, 配分額(直接経費):3200000, 配分額(間接経費):960000
戦後高等教育機関における養護教諭養成は、他の教員養成と比較して出遅れた。戦後教育改革による教育職員免許法(昭和24)により、「教員養成は大学で行う」をいう原則が示されたが、養護教諭養成の場合、同時期に看護婦免許を基礎資格とする免許状取得のルートから完全に離脱できなかった(当時の専門性の不明確さにもよる)ことで、四年制大学における教員養成機関の設置に遅れをとった。同養成は遅れて国立養護教諭養成所の設置を待たなければならなかった。
課題番号:17K04528 - 養護訓導の誕生と量的拡大過程-養成システムの確立と職制運動-
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究(B), 2014年04月 - 2017年03月
七木田 文彦, 埼玉大学
配分額(総額):3640000, 配分額(直接経費):2800000, 配分額(間接経費):840000
本研究の目的は、①明治期に誕生した学校看護婦が、1941(昭和16)年に新たな教育職員である養護訓導となった発展過程を明らかにすること、②養護訓導の養成システムの確立過程を看護婦・衛生婦養成との比較より明らかにすること、そして、③養護訓導誕生後、学校への全校配置に至る量的拡大過程を養成機関の設置過程と職制運動との関わりから明らかにする。
以上、三つの課題に対し、史的アプローチによって史実の実証を行うとともに、養護訓導(養護教諭)に求められた職務について、各時代に要請された養成プロセスの内容(免許状取得に必要とされた内容の選定議論)を確認しながら、養護訓導(養護教諭)職務の独自性を顕在化した。
課題番号:26780428 - 日本における養護教諭制度の成立と保健室機能の変容-キュアからケアへ-
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究(B), 2011年 - 2013年
七木田 文彦, 埼玉大学
配分額(総額):4420000, 配分額(直接経費):3400000, 配分額(間接経費):1020000
日本における養護教諭制度の史的検討として、①明治期に誕生した学校看護婦が、1941(昭和16)年に新たな教育職員として養護訓導となった発展過程を概観し、特にその養成過程を明らかにした。②戦後教育改革によって制度化された養護教諭制度の成立過程を確認し、③同制度の確立により養護訓導(養護教諭)の職務と保健室機能がキュアからケアへと変容したプロセスの検討を行った。戦後の分析は、教育刷新委員会での議論と戦後教育改革期の学校保健計画案の作成に焦点化しながら、史実の実証を行うとともに、通史的分析から養護訓導(養護教諭)の職務に内在化された本質的機能と保健室機能の構造転換について検討した。
課題番号:23730725 - 日本の学校における健康教育教科「保健科」の成立過程
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 若手研究(スタートアップ), 2006年 - 2007年
七木田 文彦
配分額(総額):2570000, 配分額(直接経費):2570000
本研究は,日本の学校における健康教育教科「保健科」の成立過程を史的アプローチにより明確にすることを目的とし研究を行った。
これまで日本における健康教育教科「保健科」が学校教育課程に位置づけられたのは第二次世界大戦後のことであり,その導入は,占領軍統治下で進められ教育改革によるとされていた。しかしながら,本研究により,実際には,日本の学校において健康教育が注目され始めたのは,昭和初期の健康教育運動にまで遡り,戦前昭和期に学校健康教育の受容基盤を形成していたことが,戦後の健康教育教科成立に至る展開に,大きな影響をもっていたことを明らかにした。
以上の研究結果のように「保健科」成立史を戦前昭和期まで遡り,検討、実証した研究は皆無であったことから,本研究で明確にした成果は重要な結果であると思われる。
本研究では,日本の学校において健康教育教科「保健科」が誕生するまでの制度史的アプローチだけではなく,学校健康教育思想が日本に定着する過程にまで遡り,昭和戦前期に展開された健康教育運動と戦後健康教育教科「保健科」誕生の関係,そして,戦時下で展開された大政翼賛会厚生運動と健康教育教科誕生の関連を思想史的アプローチにより明確した。
以上に示した結果は,今日の「保健科」が抱える問題を,教科成立時にすでに包含していたことをも同時に明らかにしたことから,今後「保健科」改革を行うための思想的・制度的フレームワークをも提示できた研究となった。
本研究成果は,2007年6月10〜15日にカナダ、バンクーバーで行われた健康教育世界会議(IUHPE),同年9月14〜16日に千葉県市川市(和洋女子大学)で開催された第54回日本学校保健学会にて研究発表を行った。
課題番号:18800011 - 学校保健組織活動の成立と展開における日米比較研究
日本学術振興会, 科学研究費助成事業, 基盤研究(C), 2005年 - 2007年
衞藤 隆; 七木田 文彦, 東京大学
配分額(総額):3640000, 配分額(直接経費):3400000, 配分額(間接経費):240000
本研究は、学校保健組織活動(Organized Activity for School Health)について、その成立過程に遡り、米国の影響力を明らかにすることを目的としている。本研究の3年の研究成果は、以下の通りである。
(1)近年世界的に注目されているHealth Promoting Schoolsが日本においては、戦後復興期にみられた学校保健計画を基にして、今から50年以上前にその機能が成立していたことを明らかにした。
(2)学校保健計画に代表される学校保健組織活動は、発足当初は経験主義教育思想を背景として、各学校における自由なプランとして試みられた。しかしながら、学校保健法等の制度充実や朝鮮戦争勃発を期に加速する逆コース、つまり系統主義教育思想を背景として、学校保健計画は形骸化することになった。学校保健組織活動の起承転結を世界でもいち早く経験した日本の事例に着目し、学校保健組織活動を社会構造の中とらえ直した。
以上のように、日本における学校保健組織活動は、世界的にみて、半世紀も前に、その試みがなされていた。さらに注目される点は、学校保健組織活動は、学校教育を取り巻く教育思想の影響によって、その機能が大きく異なることから、各時代の学校保健組織活動を歴史的対立軸において比較し、機能と成立過程に着目し、考察・検討を行った。
課題番号:17500462